感情タグBEST3
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5巻は泣ける話が多かった。
相変わらずもも吉さんは素敵。
あそこまで極端じゃないけど自分に若王子さんぽいところがあるからか、若王子さん苦手だったけど、今回のお話で好きになった。
今回、一番印象的だったのは「秘すれば花」という言葉。
なんの打算もなくこれができてしまう朱音ちゃんのようになるのは難しいけど(打算が働いちゃうので)
「秘すれば花」のマインドで周りに気を配ったり、承認欲求を抑えたりすることはできそうなので、心がけたい。
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面白かった。
陰の努力がこんなふうに実を結べばどんなにいいかと思うな。ある意味めちゃくちゃファンタジー。
でもこういう夢を見たい気持ちはある。小鈴ちゃんの話は電車で泣きそうになったわ。
ん?佐々木酒造?と思ったらほんまもんの佐々木酒造やった(とうらぶでは聚楽第で有名かな。某俳優さんのご実家…)。
それだけに限らずばんばん実際のものを出してくるのがさすがPHP文芸文庫!て思うけど、
え…ほしたらもしかしてもも吉庵も実在するん…?
と思ってしまった時点でもう著者の術中にはまってる気がする。笑
祇園へ出かけた気になれる本のような気もします。著者は放送作家さんなんやっけ?脚本家?なんかし、小説家本職の筆致とは違ういきいきとした感じと動きが癖にはなるね
Posted by ブクログ
内容(ブックデータベースより)
京都、祇園の片隅にひっそりと佇む「一見さんお断り」の甘味処「もも吉庵」。店を営むのは、元芸妓のもも吉。メニューは「麩もちぜんざい」のみ。この一風変わったお店に、今日もお客が訪ねてくる――。
もも吉庵の女将の娘で、タクシー運転手をしている美都子は、乗客のある高齢の女性とその介護 士の嚙み合わない会話を聞いて、二人の真の関係に気づき……。
亡き息子の復讐を誓う男の哀しき慟哭。
料理の才能に恵まれた青年が陥った心の落とし穴。
声を失い、筆談でお座敷を務める舞妓の勇気がもたらした奇跡。
――甘味処「もも吉庵」に集う人々の悲喜こもごもに、女将のもも吉が寄り添い、ぬくもりを与える京情緒溢れる連作短編集。
文庫オリジナル。好評第5巻。
令和4年11月27日~29日
Posted by ブクログ
「一見さんお断り」の甘味・もも吉庵。今日も、迷える人がもも吉お母さんの元へ相談にきて…
前巻で美都子の弟分・隠善が少しだけ恋愛対象になってきたかと思ってましたが、10年前の想い人の藤田が還俗して再び戻ってきた事を受け、美都子の気持ちがどちらに傾くのか、今後も気になります。
見えない所まで気を使う朱音が、又もやファンを増やしているのが、本当に凄い。普通そこまでさり気なく気を使う人がどれくらい居るんでしょうね。自分の知らない所でどんどん縁を増やしていく朱音は素敵です。
奈々江もついに声が出たのが吉報でした。すぐには元に戻らないかもしれませんが、良い方向へ向かいそうでホッとしました。