【感想・ネタバレ】京都祗園もも吉庵のあまから帖のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ほっこり。いい話。
サクッと読める。
京都の情景が浮かんでくるから
行きたくなる。
こんな甘味処あったら行きたいなぁ。
あんこ好きじゃないけど。
でもここなら幸せに食べれるなぁ。

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2024年05月17日

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京都の、ちょっと別世界みたいな独特な雰囲気を味わいつつ、楽しく読めた。
短編なので、気分転換に少しずつ気軽に読めるのが良い。
軽いお話ばかりなんだけど、1話目は泣かされた(T_T)
「粋」という言葉が心に残りました。

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2023年07月20日

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初読み作家さん。 どのストーリーにも隠源和尚ともも吉とのじゃれあいトークがあるんだけど、読んでいて楽しい☆軽く読めるけど、考えさせられたり、学べるものがある小説だなぁと思いました(๑ ᴖ ᴑ ᴖ ๑)粋を重んじるのは、難しそう…それが出来たら、とても素敵だなぁと思う。 3話と4話が、好きだなぁ。ジーンとくるお話と可愛らしくて、微笑みたくなるお話☆ これは、第2弾発売するの楽しみ(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°

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2020年04月14日

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作家・志賀内康弘氏が「小説を書きたい!」という想いを実現させるべく書いたデビュー作

これまでに志賀内氏が書いてきた自己啓発小説と同じように読んでいると心の奥底がじんわりと温かくなり、自然と頬を涙が濡らす物語です。

昨今、様々な事件があるたびに人間が嫌になりそうな気持ちになるときもありますが、志賀内氏が紡ぐ物語を読んでいると「やはり、人っていいなぁ」と心から思います。

また、本作を読ませていただき、二つの言葉が特に心に響いた。
それは「気張る」と「粋」

✳︎
☆「頑張る」いうんは、「我を張ること」つまり自分一人の頑張り、独りよがりのことや。それに対して「気張る」いうんは、周りを気遣って張り切ることや。仕事は一人ではできひん。周りの人たちを巻き込んで、助けたり助けられたりして、いろいろな考えを一つにまとめて自分の力を発揮することや」


☆「粋な人」とは「人情の機微に富んでいて、さっぱり気立てがええ人のこと。なんや困った人がおったり、失敗して面目が潰れてしもうた人を、粋なはからいで救えるような人」


✳︎

自分は粋な男になりたいと思っているが、まだまだだと感じていた。でも、粋な男に近づくヒントを得たような気がします。

また、まだまだ自分は頑張ってばかりだと思いました。
もっともっと、気張らなあきまへんな。

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2019年10月13日

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内容(「BOOK」データベースより)
元芸妓のもも吉は、わけあって今は祇園で甘味処「もも吉庵」を営んでいる。一見さんお断り、メニューは「麩もちぜんざい」のみの小さな店だ。そんな店を訪れるのは、舞妓になるために十五歳で祇園へやってきた少女、妻を亡くして一人で京都を旅する中年男性―さまざまな悩みを抱えた人たちへのもも吉の言葉は、ときに辛口だが、彼らの心を解きほぐしていく。京都の四季に彩られた感動の連作短編集。

令和4年7月27日~29日

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2022年07月29日

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ネタバレ

ヒロインが美人とは言え結構年かさできつい性格なのが珍しいなと思った。今のところ、若い舞妓さんがどうなるのかが気になるかな?

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2022年05月10日

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「もも吉」さんの言葉がジンとくる連作短編集。ちょっと啓発本(?)ぽくも感じました。それぞれのストーリーも面白いし、京都の花街の事情も垣間見れて、興味深くあっという間に読みました。街の描写や知っている菓子庵、町の通り、料亭も実名で出てたりで、あそうそうと回顧しながらの楽しい読書でした。続きも読んでみたいです。気軽に読めます。

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2021年05月01日

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2020.10th
森見登美彦、万城目学…京都を舞台にした小説は多いですが、京都ほど文字で描かれた時に映える場所はないんじゃないかと思います。
この作品は大きな盛り上がりはないけれど、京都を舞台にした粋なショートストーリーが5話収録されています。
ほっこりできる良作!映像化しても面白いかもと思いました(^^)

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2020年03月26日

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とれもいい話なんですが、尺の問題なのか不完全燃焼な気が。。それでもどんどん読み進めてしまうのですけどね。なんというか、膨らむ前に次に行ってしまう、贅沢な作り。どの話もこれから怪獣してほしいなと思ってしまいます。

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2021年10月07日

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ネタバレ

祇園の片隅に息づく人情をどうぞ。

元芸妓のもも吉は、お茶屋を畳み、一言さんお断りの甘味処を営んでいる。娘は芸妓を辞めてタクシードライバーで独立。麩もちぜんざいと共に差し出される、粋な「おせっかい」が、悩める人の心をときほぐしていく。

いい話なんだけど、どこかビジネス書の説教くささを感じる。なんでだろう。人間関係に大事なのは、人の心を慮ること。相手のことを思って行動すること。とても「いい話」だ。話のほとんどに、ビジネス上の理不尽に耐えないといけないエピソードが出てくるからだろうか。ちょうど仕事でしんどい思いをしているせいか、ちょっと読むのが辛いところもあった。

まっとうに努力していても、なぜか理不尽な目に合うことはある。神も仏もないと言いたくなることがある。でもそれは耐えるしかない。それでも真摯に耐えていれば、見ていてくれる人がいる。いつか日の目を見る。それはそうなんだけど。わかるけど、ちょっと今は引っかかるので、いつかもう少し心が軽いときに読みたい。

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2021年05月10日

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内容(「BOOK」データベースより)
元芸妓のもも吉は、わけあって今は祇園で甘味処「もも吉庵」を営んでいる。一見さんお断り、メニューは「麩もちぜんざい」のみの小さな店だ。そんな店を訪れるのは、舞妓になるために十五歳で祇園へやってきた少女、妻を亡くして一人で京都を旅する中年男性―さまざまな悩みを抱えた人たちへのもも吉の言葉は、ときに辛口だが、彼らの心を解きほぐしていく。京都の四季に彩られた感動の連作短編集。

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2020年08月07日

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