【感想・ネタバレ】捨て本のレビュー

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Posted by ブクログ

ホリエモン流の「脱・執着」の本。
禅哲学視点の類似書籍は何冊も読んだが、ある意味で俗物の象徴的な人物も、執着からの自由を意識していたのだな、と感慨深い。
視点を変えるだけで「所有」の価値がが変わる。有益な資産とは何か。そんなことを考えた。

<アンダーライン>
★★★★★
断言する。モノへの愛は、ほとんど思い込みである。あなたが愛しているほど、モノの側はあなたを愛していない。

★★★★★
モノの量は思考の密度を奪う。
「失くしたらどうしよう」という余計な不安が頭の中に生じる。
安心するために必要だったモノは、不安を増幅する装置になる。

★★★★
所有は報酬ではない。所有はリスクだ。

★★★★
所有物が価値を判断する基準になるので、自分が持っていないモノを持っている人を妬んだり、持っているモノを失うことを恐れたり、心が休まらなくなる。

★★★★★
切手収集は獲得の喜びを連続させているだけだった。そんな喜びは大金があれば一瞬で総どりできる。金で全て満たされるような趣味に意味は無い。

★★★★
「所有」は「それを買えるチャンスと経済力があった」という事実を可視化しているだけ。持っていること自体には何の意味もない

★★★★
苦しい時というのは、「プライドを捨てない状態」を自分で選んでしまっている

★★★★★
プライドで問題を解決した人は皆無

★★★★
「はじきだしてやろう」「はじきだされないようにしよう」と必死な人たちに好かれたいのか?

★★★★★
痛みがある、というのは暇な証拠

★★★★
欲しいものがハッキリしていれば、捨てるものもハッキリする

★★★★★
幸せの閾値を下げる

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2024年05月13日

Posted by ブクログ

ただ断捨離をしなさいという本ではない。
所有欲への執着心をなくし、身軽にスピーディーに。
時間を大切に使う。時間の大切さには執着する。
この本の同意できないところは家族も捨てる対象というところだけ。

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2023年12月12日

Posted by ブクログ

モノだけでなく、人間関係含めて、捨てる事に、一助を与えてくれる本。
筆者の一貫した生き方、考え方が現れており、極端ではあるが、どれも本質をついており、日本の現状分析含めて、大変面白かった。このぐらいに考えないと捨てられないのも事実で、参考になった。

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2021年11月28日

Posted by ブクログ

簡潔でシンプルでわかりやすい。共感したところはここのメモに残したので、タイトルと著者の主張通り手放そうと思う。

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2021年05月04日

Posted by ブクログ

2020.3/1

物だけかと思いきや、人間関係に関しても記載
何を持っているかでなく、何をしたいか
捨てていけない物は、時間と好奇心
時間は命
効率、共感のために、所有でなく、共有
捨てられないのは損切りのためらい

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2020年03月01日

Posted by ブクログ

今まで持っていなかったものを努力して持った時、その瞬間は満たされる。
しかし勘違いしてはいけない。
そらは獲得の喜びであって、所有の喜びではない。
所有する喜びと、獲得する喜びを、混同してはいけない。
獲得は、ある意味で報酬になる。
しかし所有は報酬ではない。
所有はリスクだ。
失うことへの不安、管理の手間、執着心と、いくつものネガティブな要素を運んでくる。

喜びはモノを所有しなくても満たせる。
逆に、うまく手放していけば、本当に欲しいものへと手を伸ばすことができる。

金で満たされるものに時間と出費を投じるのは、無意味である


気配りを捨てろと言ったが、本当に捨てるべきは恐れだ
人間関係が気まずくなる恐れ
自分の立場が悪くなる恐れ
いじめられる恐れ
ほとんどの人の行動を制限しているのは、こんな恐怖だと思う
面と向かって本音をぶつけるのは勇気がいるかもしれないし、結果を考えて、怖くなるのは当然だろう
でもずーっとおそれているたまけで、あなたの苦しみや悩みは消えるのだろうか?
結果を恐れて何も行動せず、ただ苦しみが重なっていくだけの生活をこの先、何年も何十年も変わらずに過ごしていく、その覚悟はあるのだろうか?

恐れを捨てるには、本音で生きるしかないよだ

僕はこれまでたくさんの著名人と対談してきた。
なかには話題が合わなかった人もいる。意見が完全に対立した人もいる。だからといって、相手を嫌いになることはないし、リスペクトが下がったりもしなかった。
人間関係において、お互いの価値観が異なっていることがわかるよは、思考の質を高める上で、非常に大事なのだ


閉鎖された環境で仕事していると勘違いしやすくなってしまうが、価値観や意見が同じであることは異常なのだ。
価値観や意見がバラバラであることが普通。
それは社会全体の正しい姿でもある。

一緒にいて楽しくない人たちに好かれようと努力すると、自分を見失ってしまう。
人生において、自分を捨ててはいけない。絶対にいけない。

誰かがあなたについてどう思おうが、それはなんの問題でもない。相手側の問題だ。
他人が誰を嫌おうと、何を考えようと、あなたの人生には関わりがないのだ。
そこに気づいたら、好かれたくもない人のことなど捨てよう。
相手が自分をどう思っているか、どうしたら意見が合うのかと、悶々と考えることに人生を奪われるなんて、あまりにももったいない。

人とはぶつかり合う勇気をもつべきだ。



本音を述べるのは大事だが、客観的な視点は捨ててはいけない。自分の今の意見は客観的にみておかしくはないだろうか?ただ独善的でダメなところから逃げようとしているだけじゃないのか?冷静な検証が必要だ。
言いたいことばかりいって、中身が空っぽだと周囲に思われてしまったら。なかなか味方はできない。

僕からみて、特に多いと感じるのは、全てを他人のせいにするタイプだ。
身の回りの都合の悪いことを他人のせいにして、自分のポジションを高く見せたり、正当化を図ろうとする。
他人のせいにすること。それは自信のなさのあらわれだ。自覚できないのには、困ったものだ。

捨てることに寂しさはついてまわる。
寂しさを避けるために捨てる決断をやめて現状維持を選ぶ人もいるだろう。
それは絶対に間違っている。
ノスタルジーな情緒に流されてはダメだ。
捨てると決めたら捨てられる側の寂しさなんか無視してもいい。

冷たいのではなく、成長を遂げていく上では当然の話だ。
捨てることに踏ん切りをつけられず、現状にとらわれたまま、新しい世界へ飛び出していくことはできない。
まとわりつあたものを切り捨て、堂々と見送られる側の人生をいこう。

実体験から言うわけではないが、もし起業を望んでいるとしたら、別れたくない友達とは、一緒に会社はやらない方がいいんじゃないのと伝えておこう。仲良しこよしの家族チームでいたいと願っていても、メンバーが各々年齢を重ねて経験と知識をつけていくうち、最初の仲間でかな関係は必ず変化する。必ずだ。

そしてお金の関係が加わる。一万、2万ならいいけれども、100万、1000万の単位になってくると、人の本質的な価値観が現れる。投資会議では激しい口論になることもありえる。
ぶつかり合っても気にしない、ビジネスライクな関係ならともかく、親友とか幼なじみのような相手だったら、何倍も気まずくなるだろう。
やがて相手は会社からさる。すごく複雑な思い出を残して。ときには禍根となることもあるだろうを
もちろんそのリスクを背負ってでも起業する選択はある。ただ、どんなに仲良しの相手でも、ビジネスにおいてはいつか切り捨てる対象になりえるのだ。


僕は経営者時代、社員に対して会社に忠誠心や結束力を求めることはなかった。また同僚と友だちになる必要もないと思っていた。
大事なのは会社が働き手それぞれにとって、好きな仕事ができる場として機能しているかどうか。不満がないなら仕事を続けるし、そうでなくなったら辞める。シンプルでいいのだ。

僕はビジネスにおいて、共通の目的意識を持った同志のような存在はいなかった。やりたいことを進めていくのに、利害関係と気持ちの方向性が合致していれば、とりあえず一緒にビジネスする関係は築ける。

同志のような存在は、これからもいないだろう。つくろうとも思ってない。
手がけている事業や今後やりたいことについて、人に話すことはあっても、組織として共有しようという発想がないからだ。

ステージごとに人間関係はリセットする。
しがみついているのは、むしろあなたの方かもしれない。

僕はビジネスを始めて、見える世界のステージがハイスピードて変わっていった。変わるごとに、出会った友だちや仕事仲間とは話が合わなくなり、捨ててきた。
思い切りがいいのではない。
どこか自分に課していた部分もあっただろう。
次のステージでうまくいかなかった時に、以前のような交友関係に戻れるという保険をかかたくなかった。
仕事で成功していくにつれて、人間関係のリセットを繰り返し、新しい刺激的な友だちを作っていく。それが僕のスタイルだ。
人間関係をリセットすることは、痛みを伴うこともある。
オン座エッジの創業メンバーが去った時は、気持ちの上では完全に整理できていたけれど、心の奥では多少の痛みを感じたものだわ、
捨てる痛みはゼロにはできない。
しかし痛みを感じないくらい忙しく、やりたいことに熱中していればいい。
痛みがあるというのは、ヒマな証拠なのだ。

友だちをリセット。わたしにはできないと言う人もいるかもしれないが、そんなことはない。
むしろ、いま大事にしている友だちや仕事仲間に、何かが縛られていないか?見つめなおしてみるといいと思う。
もしくは捨てられたくないと、必死にしがみついているのは、あなたの方なのかもしれない。

愛着とか縁起とか、どうでもよかった。
欲しいものがはっきりしていれば、捨てるべきものもはっきりするのだ。


ビジネスはひとりではできない。
しかし、つながりを価値化しすぎて、捨てることを恐れていたらいけない。
いらなくなったり、気持ちが離れた相手は、切り捨てよう。
会えて捨てると告げる必要はないけれど、来るもの拒まず、去るもの追わずの精神で接するのが最良だ。

アウェイで必死に努力すれば必ず、新しい獲得がある。
ビジネスのアイデアも生まれる。
多くの人は、安定した、傷つかない場所に居続けようと願うものだが、そんな場所はどこにもない。
安全なところでも必ず、やがては時流や人の出入りが関わり、さまざまなリスクが生じるだろう。
これから生きてくのに大切なのは、アウェイに揉まれて得た経験値だ。
逆に言うと、アウェイのなかにこそ、長い安定を過ごせるヒントがある。
失敗を承知で大胆に飛び込むシロウト革命にこそ、自分の殻を破る機会が存在するのだ。殻を破らなければ、自信なんてつくわけない。
自己評価なんて捨てて、厚かましく、アウェイにとびこまう!

そして僕の経験した人生最大のアウェイといえば、結婚だったといえる。妻、家、子どもと、男にとって最も束縛の強いモノを持ってた時代があるのだ。

捨ててはいけないものがもしあるもすれば、それは自分自身だ。
僕が僕自身に嘘をつき、肌感覚で嫌だ!ということを許してしまったら、激しく後悔するとわかっていた。
自分自身とは、己の存在意義のようなもの。生きている意味を支えるわ心の根幹だ。

もうおしまいだ、なんていう状況は存在しない。
あるよは、もうおしまいと決めつける、自分の諦めだ。
どんな場面だろうと、対処する方法は残っている。
自ら学ぶのでも、誰かを使うのでもいい。
やれることをやって、いまより良い状況をつくり出すのは、自分の取り組み方次第だ。
そんな当たり前すぎることを、僕は長野刑務所のなかでも実践していた。

人は必ず嘘をつくから、それを前提に付き合う。100%の信用が担保された人間など存在しない。
肝心なのは改善と再発防止だ。
切り替えて最適解を考えるようにしよう。
大事なのははい次!の精神だ。
ずーっと怖がり続けて対策を練らず、事態を放置しているのは最悪だ。


前にも述べたように、僕には仲間とか身内とか言う考えがない。
極端に言うと数年来の付き合いの知り合いも、初対面の人も、ごくフラットに考えている。この人はもういいやという気持ちになったら、そこで関係は捨てるのだ。たとえ長年の信用があったとしても、いらなくなったら、もういらない。

信用という言葉の持つ温かさ、癒され感に、とらわれてはいけない。大事なのは、いまと、これからだ。
信用する友人はいてもいい。けれど、自分の成長が阻まれたり、一緒にいる面白みが減って行っても、付き合う理由はあるだろうか?
信用が関係をつなぎとめる絶対条件であってはならないと思う。それこそ不自由な縛りではないか。
信用を絶対化するのではなく、いまとこれからに思考を向け、いらなくなった関係は捨てていこう。
逆に捨てられる側になったとしても、それはそれで仕方ない。決して恨んだりしないことだ、

そもそも信頼関係とは何なのだろう?
相手を信じて頼ったとして、相手は結局人間だ。強いところもあれば弱いところもある。ときには保身で嘘をつくこともある。

信用していたはずの相手でも、裏切る時は裏切る。
それは善悪の問題ではなく、人間だから、当然なのだ。

ショックが大きい時は落ち込んでもいいけれどわいつかは立ち上がらねばならない。はい次!の気持ちでやり直しをしなくてはいけないのだ。
状況を受け入れて、できることを積み重ね、次へ繋げていくこと。罰ゲームの中でも、きっとできる。
罰ゲームは必ず終わる。それは揺るぎない事実だ。
終わる時を信じて、自分で楽しみを創作しよう。

幸せのしきい値の固定を捨てよう。
厳しい環境でも幸せを見出す。それが人の知恵の発揮のしどころではないな。落ち込み沈んでいるだけの選択は、知恵と想像力の放棄だ。

個人での所有をほとんど認められない刑務所暮らしをしてみて、不自由ではあったけれど、不便を感じたことはなかった。
ただその一方で、もしかしたら共有力の強さは人よりも強いのかもしれない。
楽しみを見つけたり作り出すのがうまいといってくれる人がいる。これはたしかに自分でも上手い方だと思う。
そして、こうした楽しみを独占するのはいやなのだ。

別に心と心がつながった、親友が欲しいわけではない。というか、そんな存在はいらない。信用は絶対ではないし、結局その相手への依存が生じてしまって、面倒な問題が起きやすくなる。
とりわけ、僕の場合は毎日の過ごし方が多動的で、全部について来れるタフな人なんているわけがない。少し仲良くなっても、以心伝心を築くところまで、たどり着けるわけがない。
気持ちの完全な合致は無理。だけどポイントごとに、つながることはできる。
このビジネスをやるにはこの人、ゴルフはこの人、カラオケはこの人、、、とうまく付き合いを分散して、楽しみの共有の幅を広げていく。少なくともぼくにはそれがあっている。


ひとりの人とか、ひとつの関係にこだわる必要なんてない。
時代は急速にシェアリングに傾いているのだ。


シェアリングエコノミーは、使われてないものを、みんなで順番に使い回し、経済活動を進めていこうという設計思想がもとになっている。
文明は独占ではなく共有へ移行しようとしているのだ。

体験の楽しみを最大化していくためには、昔はある程度のお金が必要だった。
けれど、その出費を誰かと分担し会えば、同じぐらいの楽しみを安価で、手軽に得られる時代になってきた。
お金はいらない。大事なのは体験を取りに行く行動力だ。

僕たちは所有よりも共有を選ぶ方がいいというより、選ばざるをえなくなっていくと思う。
何かを持っていても意味がない。
何をしていたか?が経済評価に置き換えられていく。
現代は所有よりもアクセスが大切な社会だ。
旧世代の大人たちが享受してきた自由の大部分は、物を持つ権利によって実現されてきた。どれだけ稼ぎ、何を作り上げたか、何を持っているかがアイデンティティの根幹だった。
だがミレニアム世代移行、デジタルネイティブな世代は違う。自己と所有の強いつながりは壊れつつある。
ものなんか捨てて、体験に飛び出そう。
シェアの広がった世界で楽しく生き残る、最適な方法だ。


マインドシェア
恋人は20%ぐらいのシェア。
先日、とある20代の女の子が、彼氏は20%くらいでいい、と言っていた。人生におけるシェアは、彼氏の分は2割でちょうどいいと考えているそうだ。
マインドシェアの発想は、僕も非常によくわかる。
結局のところ、ひとつのものにマインドシェアの多くを、奪われたくはないのだ。
できるだけ効率的に気持ち良く、楽しみを生み出すように、マインドシェアを分散したい。
そのためにシェアリングエコノミーは最適なツールとなり得るし、物を捨てることは、大いに役立つ。
マインドシェアがひとつのものに占められていると、必ず不自由をうむのだ。
お金、結婚、人間関係、過去の思い出、、、それらのものは、執着というブレーキになって、ポジティブな行動を妨げるだろう。

シェアリングの考え方は、昨今の人々に蔓延している。ゼロリスク症候群の軽減にも役立つと思う。
例えば原発再稼働や子宮頚がんワクチンの反対意見。ゼロリスクが絶対!と言う声は思いの外大きい。
人生においても、リスクがゼロにならないと挑戦できない。と言って、何にも行動しない人は、まだ多い。
はっきり言うが、この世界、リスクがゼロのものなんてあるわけがない。
それこそがゼロ。
ゼロリスクを証明しろというのは、理論上では完全に破綻していて悪魔の証明に他ならない。
ただ、リスクはゼロにはできないが、分散と共有によって軽減することは可能だ。

こだわりを捨てて、リスクを他人と分け合う図々しさを持っていいのだ。
必ず誰かがあなたを助けてくれる。
行動した人には、必ず手を差し伸べてくれるのだ。
裁判の後に、本当に多くのものを失ったが、そのかわり多くの新しい価値観に囲まれて、今楽しく暮らしている僕がいうのだから、間違いない。


捨てるべきものについて、主に語ってきた。ここからは逆に、捨ててはいけなああものをいくつか論じていこう。

まず、繰り返し述べた時間だ。
ぼんやりしているだけで過ぎ去り、死へのゴールが、着実に近づいていく。
無為に時間を過ごすことは、最も愚かしいポイ捨て作業だわ、
時間は取り戻せない。
誰かに特別に多く振り分けられてもいない。
公平で容赦なく全ての人に与えられた有限の資源だ。
時間とはすなわち命である。


どのように時間を使うか?という意識に、全神経を傾けて欲しい。迷ったら時間の早い方を選ぶ。これが鉄則だ。

もうひとつ、僕が決して捨てられないものは好奇心だ。少しでも前に進みたい、現状を変えたい、やりたいことを始めたい、と本気で思うこと。そうすれば必ず好奇心は立ち上がり、大胆な行動力へとつながっていくはずだ。好奇心がなくて困っているという人がいたら、何をやりたいのか、自分にとって本当に大切な目的が整えられていないのだ。
宇宙開発は未来に夢を持つ仕事だ。知恵や経験をシェアして、多くの人と力を合わせて成功へ導けば良いと思う。

僕は僕自身のコピーをたくさん欲しいと本気で思ってる。誰かが堀江貴文的なものを進化させて僕の想像をかなえ、さらに凌駕する未来を想像してくれれば、ちょっと嬉しい。
ものは結局個体の入れ物だ。
拡散も継承もできない。
そして、ものはいつかかならず尽きる。やりたいことをいつまでも残し、耐用度を上げて継承していくには、ミームがあればいい。
ものが捨てられないのは、欲しいモノが明確ではないからだ。
大して欲しくないものに囲まれていることで、欲しいものをわかっていない自分の不充足感から逃げている。モノをたくさん持ち、偽物の安心を得ている。

僕は、人間関係は、意外とかさばらないと思っている。
人間関係に質量があるわけではない。なんとなく維持するだけならばスペースは取られない。もちろん、時間泥棒のような真似をしてくる鬱陶しいつながりはさっさと切って仕舞えばいいと思うが、一昔前と違って格段にケアは楽になった。
本当に面倒ならブロックすればいいだけだし、いちいち切るのもめんどくさいなら、つながり程度はいくはでも持っていていい。

こいつは自分のものだ!という所有。
こいつがなければ自分は生きていけない!あるいは自分がいなければこいつは生きていけないという依存。
そしてこいつが自分のもとから離れるのが許せない!という執着。


99%の確率で勘違いしているだけの、こんな人間関係における3つの思い込みさえ捨てられれば、気楽にゆるーくつながっておいて、それがきっかけで、不意の縁が得られることもある、ら

ある意味、僕が宇宙開発で捨てたのは、技術者としての個人的なこだわりだ。
他にも事業を進めていくために、捨てたことはたくさんある。
でも最後に、絶対に捨ててはいけないモノが残った。
言葉にするのは難しいけど、打ち上げ実験を成功させた今、あのときのなすびさんチョッキを取り戻せたような気持ちになっている。

僕は決して、特別な能力の人間でもないし、モノにとらわれなかった賢者でもない。
ただ、やりたいことに没頭する年月を重ねるうち、たまたまナスビさんチョッキを取り戻す幸運を得られただけだと思っている。

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2023年11月19日

Posted by ブクログ

成長のためには、今までの価値観を乗り越える(捨てる、手放す)ことが不可欠だが、人間は恐れからそれがなかなかできない。
この内容は、最近読んだリーダーシップに関する本(なぜ人と組織は変われないのか、なぜ弱さを見せ合える組織が強いのか)と通じるところがあり興味深かった。
恐れを自覚し、これまでの自分の価値観を手放して、新しい自分へと発達していく具体的な事例として面白かった。

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2023年03月12日

Posted by ブクログ

収監を「強制的断捨離」って、なるほど。

ますます「捨てる」に拍車がかかったらしい。

離婚のことも「捨てた」と表現してるけど、それなりに葛藤や寂しさもあったとか。

父親とは、「子供が自立するまで豊かな生活を守ること」と養育費はきちんと払ったと。

私は結婚や出産など、自立後も、まだまだ心配だけど。母親だからかな?

とにかくホリエモンは「情」をコントロールできるというか、するようにしてる印象。

ここまでの割りきりは難しいけど、断捨離して多動力を身につけ、楽しいことを共有するのはいいかも。

○孤独に悩んでる人はやりたいこと不足
○思い出の品を捨てられない人はヒマ

グサッときた。

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2022年09月09日

Posted by ブクログ

様々な捨てることに特化した本
なかなか今の日本人のほとんどは勇気がいる行動ではないでしょうか
でもここまで突き詰めている堀江さん、やっぱ成功者はすごいですね

ナスビさんチョッキの持っていき方はちょっと無理矢理だったけど

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2022年08月21日

Posted by ブクログ

物を捨てる、自宅から所有物を減らして行く快感や人生において不必要な人脈を捨ててきたので堀江さんの価値観は大体理解できました。
また、改めて時間の価値観に触れられ無駄な時間を経験することやスキルアップのために使おうと思いました。

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2021年12月08日

Posted by ブクログ

あまりにもいろんなものを捨てていて驚いたと同時に羨ましく思う。
人間関係における妬みや執着は捨てる。恨まれても人間関係を捨てれば問題ない。そして許す。
捨ててはいけないものは自己のアイデンティティ。
最優先すべきは時間!
極端に捨てているものが多いので、参考程度だけどおもしろかった。

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2021年05月14日

Posted by ブクログ

堀江貴文という著者の本はいくらか読んでみて、テレビ全盛期のころの印象を照らし合わせてもまだまだ彼のことを知りえないし、いろんな以外さがこの本でも見つけることができて少し面白かった。
もちろん大賛成と相槌をうちたくなるような意見、例えば戸籍制度の廃止。家に入るとか家族の失態を他の家族のメンバーが責任を負うなんてのは江戸時代ではないのだからといいたい。家族や一族の絆が強いのかと思えるような制度だが、ふたを開ければそんなことはない。女性で結婚し、苗字が変わればその戸籍から追い出される。私は、外国人と結婚したので日本の姓を持つことを決めたのだが、日本人と結婚した人は夫の姓を選ばなければ結婚できない人もいて本当にかわいそう。将来もし子供ができても日本では子供は私の姓しか選べない。なんて窮屈なんだろう。
大反対といわざるおえない意見もいくつかあった。例えば、留学は無意味という発言。もちろん日本でだって外国人と付き合ったりオンラインで語学を向上させることは十分にできるでしょう。しかし、留学をして自分とまるでかかわりのない人物と文化を肌で感じることはできるのだろうか?外国人と付き合ったらその相手を通しての偏った文化しか学べないのではないだろうか?私でさえも、夫の意見をよく聞く中で他人と話していて自分が夫よりの考えに侵食されているなというのが分かるからだ。
他には、できちゃった婚をした中でそれを失敗といっていること、だから愛情は生まれなくて当然といっていることに愕然とした。人間はものではないのだから感情もある。彼の息子が大人になって実の父親にこんなことを言われているとしったらどう思うのだろう。金銭的な責任なんてのは当然であってわざわざ言うことでもなんでもない。
他にも持ち家のせいで動きが遅くなるなんてのもあるが、それはどうか?不動産は大事なインベストメントで、私自身アメリカでは7-8回も住所が変わっている。持ち家であっても賃貸であってもかわらない。むしろ、賃貸は縛りがあったりでそっちのほうがやっかいだ。
最後に、こんなに賛成反対の意見が私の中で出てきたが、私は著者の本が好きだ。なんというか意見が完結であってはっきりしている。彼の性格が如実にでているのでしょうね。外国に住んでいてたまに孤独を感じて生きているが、彼の言うところの私はまだまだやりたいこと不足なのだろう。もっともっともくもくとやっていこうと思う。

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2020年08月14日

Posted by ブクログ

何かを「捨てる」ことについて、堀江貴文の人生と共に書かれた一冊。捨てた結果、何が得られたのか。非常に読みやすく、堀江貴文の過去も分かる。とにかく思うことは「考え方が根本的に違う。」ということ。著書の「捨てる」の捉え方は我々のただ断捨離するということではない、モノも人も、そして、自分自身も、「捨てる」ことで得られる大きな充実感をこの本で実感して欲しい。

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2020年08月06日

Posted by ブクログ

捨てる対象は物だけではなく、考え方や、世の中の通例、人間関係も含まれる。
堀江さんは清々しいほど極端で、だからこそ惹かれる。
大切なひとからもらった大切なものを、その感情を幻想と言い切り、そして捨てるのは今の自分には難しい。

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2020年07月07日

Posted by ブクログ

人が判断する時、物が多いほど選択肢が増える。
日頃から整理しないとアクションが遅れることが分かり
私生活で変えようと思います。

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2020年03月14日

Posted by ブクログ

頭が良すぎる人なんだなぁと改めて思った
話し言葉で書かれてて読みやすく、ププッて笑ってしまうことがあったり
私の世界は超狭だから、堀江さんの世界が垣間見れて面白かった
堀江さんのようにばばばーっと捨てていくことはできないけど、ふと迷ったときに参考にしたい

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2020年03月06日

Posted by ブクログ

積読してた本を片っ端から読もうシリーズ20冊目。

ホリエモン流の断捨離本。
断捨離といっても、捨てる対象はモノだけではない。
プライドや執着、不要な人間関係や時代に則していない慣習や制度など、多岐に渡る。

欲しいモノが明確じゃないから、モノが捨てられない。
何よりも大切なのは時間=命。
モノよりも概念や体験が大事。
…そんな一貫した考え方が、ホリエモンの体験などを交えつつ、様々な角度から書かれている。

私自身、少なくともモノの断捨離はかなり出来て来ている。
モノが増えると、そのモノの管理に時間や場所を奪われる感覚は理解している。
一方、プライドや変なこだわりなど、マインドの方はまだまだだと感じた。
自分にとって本当に大切なものは何か。
それを意識すれば、今抱えている悩みなんて些末なことだと思えて来た。
そんな些末なことに時間を奪われるのは、本当にもったいない。
ストレスの要因となり得るモノ、コト、ヒトとは
これを機に距離を置き、捨てられるモノは捨てていこうと思う。

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2020年02月15日

Posted by ブクログ

こういう考え方!とてもスッキリ片付いた頭の中してるなぁ。そして整然と並んでるんだろうなぁ。頭めちゃくちゃいいっていうのが、これまた淡々として言えちゃう感じ。

ホント、ホリエモン節。

さすがです。

捨て本なんだけど、つまらないと感じる友達は即捨て。
最初から話の合わない友達なんて問題外。だんだん話が合わなくなる友達も迷わず捨てる。笑笑

サバサバ。笑笑

思い出の品は秒で捨ててください。持って思い出してる時間がもったいない。笑笑!!!

そんなに!?っていう!笑笑!!!!!!!!

もうものすごい潔くてすごいいいよ。うん。

すごい。ここまでできる人が少ないからこそ偉大なんだろうなこの人は。と。納得。

あいつ今ごろパフェとか食ってるよ。どころの騒ぎじゃないだろうな。笑笑!!!!!!!

是非、精神弱めの方はホリエモンを見習って、精神弱めるくらいなら、1秒でも無駄にしない人生の送り方を見習いましょう。

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2020年02月11日

Posted by ブクログ

彼の生き方は、実にスマートだな、と改めて思った。捨てるとか、断捨離するとかいう表現だと、強く聞こえてくるけど、いわば整理するのと同じ。生きててそういった場面には、必ず直面すると思う。ホリエモンみたいに、潔く断捨離できると、生き方も取り巻く環境もかなり変わってくるんだろうな。

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2020年01月24日

Posted by ブクログ

捨てるという言葉から離れずに堀江さんの価値観、見方を人生を通して話している。
初めて堀江さんの本を読んだが、刺激的で面白い。
客観的に身勝手だとか言う人を何人か見ましたが、著者の考え方に寄り添わないとそりゃあそうみえる。
自由な生き方に憧れる一方、共感できない考え方がいくつかあった。

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2020年01月10日

Posted by ブクログ

★4.3(3.50)2019年7月発行。冒頭に「大切なモノを捨てていくことが、本当に大切なモノにアクセルする手段となる」とあるが、まさにその通り。これを実践して、家族を捨て、家を捨て、友人を捨てた著者。ここまで所有欲をなくすというのは、なかなか難しいが、少しは見習いたいですね。著者の本は何冊も読んできたが、書かれていることはまさにその通り。「絶対捨ててはいけないもの。それは自分が自分であること」を貫き、ライブドア事件でも検察のいいなりになることなく、自分を貫き通したホリエモン。これからの活躍に期待します。

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2019年12月30日

Posted by ブクログ

自分を縛る、犠牲にするものは捨てて、自由で生きる事
捨てるものは、たとえ人、肉親であっても
完璧超人だな
ただ、そういう考え方もあるんだな、と納得

ミーム、堀江さんは我々をアップデートしようと言うのか

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2019年11月27日

Posted by ブクログ

・自信のない人、他人のせいにするクセのある人は、「世間では」とか「日本人は」とか、巨視的な立場の意見わ言おうとする。
・モノは盗まれるし朽ちていく。でも体験は尽きない。
・結婚なんてしなくていい。
・絶対に捨てないものは「時間」だ。
・「すべてを失ったとき初めて、本当の自由が手に入る」

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2023年12月09日

Posted by ブクログ

堀江さんらしい本。
獲得への喜びは否定しないが、その後の所有に価値がないことを伝えている。
堀江さんの自伝のような形式で書かれており、今まで捨ててきたものが書かれていた。結婚していたこともこの本で初めて知った。

自分は紙の本が好きで、本を並べていくことへの欲がずっとあった。そのため読み終わった本も残してきていたが、この本を読んで改めて身軽になることへの憧れが出てきた。とりあえず、読み終わって、読書ノートにまとめることができたものから順次捨てて行こうと思う。

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2023年08月06日

Posted by ブクログ

私の想像を超えるあらゆるものを
捨ててきた堀江さんには驚かされましたが
目的や時間を大切にする故に捨てるべきものは捨てる
という考え方には共感できました。

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2023年01月14日

Posted by ブクログ

堀江節炸裂という感じ。
他の著書でも書かれている堀江さんの世界観を、「捨てる」という角度から構成し直した内容で、真新しい発見があったわけではないが、時々こういう本を読んで人生の垢を落とすのも良いと思った。
所有、依存、執着をなくすことで人生は身軽になり幸福になるというもの。というか、みんな、ムダなこだわりでモノや人間関係に縛られて、1番大切な時間を浪費しているため、優先順位(時間が1番)を明確に意識することで、捨てるべきものも明確化して捨てていくべき ということ。

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2021年02月14日

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初・ホリエモン著の本を読んだ。
超合理的主義。感情に翻弄されることはないのだろうかと不思議な気持ちで読み進めた。
こんな風に考えているのかーと頭の中を見せてくれた感覚。こういうスタンスの人だと認識した上で他の本も読んでみると見え方が違うのだろうか。

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2020年05月18日

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極端な部分も多々あるが、納得する部分もあり。
ひねくれ者の印象だが、案外可愛い部分もあるんだなと思った。

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2020年05月09日

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当たり前のことを、当たり前のように書いている本。堀江さん自身も当たり前すぎて、なぜ理解できないかがわからないような雰囲気の中、出版社の意向で出版されたのだとうなという感じ。彼でしか語れない刑務所の話は重い。

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2020年01月06日

Posted by ブクログ

結婚制度や住宅購入など、堀江貴文の視点から見た「不要なもの」についても書かれているが、制度的なもの以外で役に立ちそうな考えがたくさんあった。

豊かに生きるには物への執着を捨てて今を生きる。
人間関係の執着も捨てる。
自分が排除されないために気を使うくらいの人間は捨てる。
プライドと恐れを捨て、言いたいことを主張する。
相手のせいにする人間はプライドが高いだけ。無駄。
捨てることを決めたら捨てられる側は無視する。
変化はグラデーション。
自分は自分だけの川を流れる。
欲しいものをはっきりさせれば捨てるべきものもはっきりする。
相手との関係や権力や地位に失着する人は人から恨まれる。
もうおしまいなんて状況はない。おしまいって思う自分の存在のみ。
恨みを捨てる。
捨ててはいけないのは「時間」と「好奇心」

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2019年11月17日

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