【感想・ネタバレ】疑う力 「常識」の99%はウソであるのレビュー

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Posted by ブクログ

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【桜田元大臣、誤解していましたと思った一冊】

ホリエモンさんの本は、その時の最新のビジネスやアイディアが紹介されていて、トレンドを知るのにとても役立ちます。

しかし、本にもありますが、本に書いてあることを「へー」とそのまま納得ばかりしてはいけない、
本に書いてあることを、それでもこういう理由で違うなと思うところまで、自分で考える。
それが「疑う力」ということです。

私がこの本の中で特に2点「へー」と思ったことを紹介します。

1点目は 桜田元大臣の池江選手への「がっかり」発言に続きがあったことです。

マスコミが「がっかり」発言の部分を強調した結果、私は、その後にコメントがあったことを「疑わず」鵜呑みにしてしまっていました。
確かに、すべての発言を読んでも批判する気持ちがある人もいると思うし、元大臣の他の発言は「?」というものもあります。
しかし、この「がっかり」発言については全文を読めば私はホリエモンさんと同じくあまり悪意があるようには思いませんでした。
この例から、マスコミは読者や視聴者にインパクトがあるよう物事を切り取って報道することがあることを実感しました。

2点目は子宮頸癌ワクチンについてです。
私はTVで後遺症が出た方の報道をみて、これも「疑わずに」「危ないな」と思ってしまっていました。
しかし、その後遺症はどの予防接種でも起こりうるもの、さらにノーベル賞の式典で本庶佑先生が「ワクチンと後遺症に科学的根拠がない」という発言をされていたことを知りませんでした。
この例から、「その報道は本当か?」という気持ちでTVを見るくらいなら、自分から情報収集(ネットニュースではなくて)したほうが事実を理解できるかもしれないと思わされました。

なお、ホリエモンさんは子宮頸癌ワクチン普及の活動に関わっており、この件については思い入れが強いようで、2019.7の参議院選挙の際に、ある政党のワクチン慎重政策に(過剰では?と思うほど)Twitter上で反対されていました。

上記のように「へー」と思うことが多く出てくるのですが、その「へー」に対して「本当かな?」「詳しくはどうなんだろう?」と自分で調べたり考えを深められること、それが「疑う力」の強さなのではないかと思いました。

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2019年08月11日

Posted by ブクログ

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学んだこと
・少しでも引っかかることがあれば、自力で情報を収集し、考える。
・アイデアと実行力でレアな人材になる。

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2019年08月23日

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