感情タグBEST3
語り口がいい
イギリスにおける中学生の子育ての状況を、平易な語り口で描きあげている。楽しい話、面白い話、興味深い話、そして深刻な話もあるのだが、妙に力を入れたりせず日常会話的な語り方でかきあげているところが実いよい。
読んでよかった
図書館の貸し出しが600人待ちで、こちらで無料版が読めるというので早速。結果…本を購入しました。イングランドの元底辺中学に息子が入学するまでの経緯で、音楽室に向かってずらりとレコードジャケットが飾ってあるのとかカッコいいと思ったけれど語られる体験はどれもリアルで人種が混ざり合うイギリスで暮らすことが日常的にこんなに大変とは!でも、頭でっかちにならずに「相手の靴をはく」ことを考えて成長していく息子くんが頼もしい。書かれていることはシビアなのに希望を感じられる1冊だった。
先を読みたい
やっぱり外国でのことだから日本とは学校の選び方とか学校での習慣が違って読んでるだけでも戸惑うけど、そんな状況に置かれた中学生は何を考えるだろう、
この作者の息子さんは言葉を学びながら他に沢山の事を経験して考えて吸収していくのがすごいと思った。
私はこれをみて学んでる。
我が子を敢えて問題のある学校に入学させ、問題と向き合う強さを育ませている。子供に寄り添い、子供が突き当たる人種やアイデンティティの問題を共に考え、乗り越えさせる様は、称賛に値すると思う。
私はBLACKかな
多分昔からあることなんだよね。これを読むとまだまだ日本は教育の面では他国に比べると遅れをとってると感じた。同じく政治についても考えさせられる。
そして家族って物はと改めて考えさせられました凄く良いお話でした🥰
UKの子どもたち
ラジオにブレイディさんがゲスト出演された時にも紹介されていた作品です。
お試し版で3章読めますが、どの章も本当に面白く、一気に読み終わってしまいました。
当然ながら続きが読みたくなります。
息子さんは真面目で冷静、お母さんの方が破天荒な様子が素敵です。
イギリスの教育事情も手に取るようにわかります。
日本政府ももっと頑張って欲しいですね。
リアルなイギリスの日常
周りで話題になっている本だった為気になって無料版を読んでみました。子供向けの文体だと思いますが、ある程度世界情勢を知る大人になってから読んだらまた違う味わいがある物語なのでは、と思いました。
現在イギリス在住ですが、イギリスを舞台にした物語というと大抵ファンタジーなどと絡めたものが多く、このようなリアルなイギリスの日常を描いた作品は稀な気がします。そういう意味でも価値がある作品だと感じました。
英国エッセイ
英国で子育てをしている方のエッセイ。
底辺の保育園で働いていて、自分の子供を作る気もなかったが、英国では無料で不妊治療チャレンジも可能だった頃にめでたく出来た子供と、時々差別とそんな感じで軽い語り口で書かれたエッセイ。
なぜ
なぜ第一章から第五章へと飛んでしまったのだろう。まぁ、読みたければ買えといわれれば何とも言えないのだが。第一章で、「起」を読んで、これからどうなっていくのか気になった。だが、せめて「承」を少し齧るくらい読ませてもらえないと興味は半減する。いや、それ以上に。
あと、宗教や人種について多少の知識がないと読み進めていく上で引っかかる部分があると思う。