【感想・ネタバレ】ここから先はどうするの―禁断のエロス―(新潮文庫)のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

好きな言葉はエロスです。

ってな事で、『ここから先はどうするの 禁断のエロス』

澤村 伊智
壁の向こうで誰かが

彩瀬 まる
噛みあとはオレンジ

木原 音瀨
Lotus

樋口 毅宏
ROMANCE

窪 美澄
バイタルサイン

の5人の官能アンソロジー

それぞれええ感じのエロスです。

っていた自身のエロスを解放していく様…

脚フェチから纏足に魅せられ、また自身の纏足との別れ
と共に、過去の複雑な呪縛から解放された『何だか清々したわ』にシビれた

1番はやっぱり窪美澄さんのバイタルサインがえかったな

義父と娘のズルズルと沼にハマっていく禁断の愛が……

それぞれの作家さんのエロスの表現とストーリーの展開、心情、ミステリーと色んな意味で楽しめる一冊じゃなっと。

禁断のエロスと言うけど、禁断じゃなくて、もしかすると日常のエロスなのかも( *ˊꇴˋ)エヘッ

2024年15冊目



0
2024年05月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

*官能小説の依頼に難航していた女性ホラー作家は、女性同士のカップルの後をつけ漫画喫茶へ。隣の壁に耳を澄ませ聞こえてきたのは、衣擦れ、溜息、潤みの音で…(「壁の向こうで誰かが」)。医師の寺沢は急患の老女の足に驚く。爪先に向かって細く、指は折り畳まれ、足裏は窪んでいた。纏足だ。それは、性具だった―(「Lotus」)。歪んだ欲望が導く絶頂、また絶頂。五人の作家の官能アンソロジー*

こ、濃ゆいです・・・!!ぬったりもったり、まとわりつくような濃度の読後感。禁断のエロス、と言うか、禁断の闇、と言うか。一風変わった感触の1冊。

0
2020年01月23日

Posted by ブクログ

エロスを描いた五人の作家のアンソロジー。
なかなかに独特な世界満載だった。。
自分の嗜好が「覗き」であると発見した醜形障害気味の女性。
高校生の従兄弟と怪しい関係になった!?小6の女の子。どこまで妄想なのだ!?
纏足が性的嗜好と繋がっているとは…の第3編。
3P(未遂!?)しちゃった信枝。これまた妄想が入ってるのかよく分からなかった。
最後は養父と関係してしまった、作家の娘。
これと最初のが一番分かりやすかったのは分かりやすかった。
とりあえず表紙が持ち歩くには恥ずかし過ぎた。

0
2020年11月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

官能小説アンソロジー。
木原音瀬を目当てに読む。フェチのお話。纏足が題材になっていて、さすがの独特の雰囲気が、とても面白かった。最後の「清々した」という一言がまた良い。
窪美澄さんのも良かった。義父と娘との恋のお話。ドロドロになりそうな題材なのに、人を愛することへの前向きな感じに仕上がっていて良かった。
その他の作品も、なかなか興味深いお話で、面白い。
残念だったのは装丁のデザインの悪さ。この色合いで本屋に並んでいたとして、まぁ、まず買わない。「官能」がテーマなら、もう少しセンスの良い装丁にしてほしかった。ので、☆は3つで。

0
2020年08月18日

購入済み

ホラー待望!!

ホラーではありませんでしたね。少し残念です。澤村先生、ちょっとはずかしいですよ。「禁断のエロス」なんて。

0
2019年07月08日

Posted by ブクログ

アンソロジー形式の官能短編集。
好きな作家さんが書いていたので読んでみた。二人とも官能小説よりの小説が多い作家さんだから違和感はない。
それぞれ特徴が出た短編集だ。面白いのだが、若干物足りなさも感じる。アンソロジーの限界なのだが。

0
2019年01月18日

「小説」ランキング