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官能小説の依頼に難航していた女性ホラー作家は、女性同士のカップルの後をつけ漫画喫茶へ。隣の壁に耳を澄ませ聞こえてきたのは、衣擦れ、溜息、潤みの音で……(「壁の向こうで誰かが」)。医師の寺沢は急患の老女の足に驚く。爪先に向かって細く、指は折り畳まれ、足裏は窪んでいた。纏足だ。それは、性具だった――(「Lotus」)。歪んだ欲望が導く絶頂、また絶頂。五人の作家の官能アンソロジー。
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Posted by ブクログ
エロスを描いた五人の作家のアンソロジー。 なかなかに独特な世界満載だった。。 自分の嗜好が「覗き」であると発見した醜形障害気味の女性。 高校生の従兄弟と怪しい関係になった!?小6の女の子。どこまで妄想なのだ!? 纏足が性的嗜好と繋がっているとは…の第3編。 3P(未遂!?)しちゃった信枝。これまた妄...続きを読む想が入ってるのかよく分からなかった。 最後は養父と関係してしまった、作家の娘。 これと最初のが一番分かりやすかったのは分かりやすかった。 とりあえず表紙が持ち歩くには恥ずかし過ぎた。
ホラー待望!!
ホラーではありませんでしたね。少し残念です。澤村先生、ちょっとはずかしいですよ。「禁断のエロス」なんて。
アンソロジー形式の官能短編集。 好きな作家さんが書いていたので読んでみた。二人とも官能小説よりの小説が多い作家さんだから違和感はない。 それぞれ特徴が出た短編集だ。面白いのだが、若干物足りなさも感じる。アンソロジーの限界なのだが。
*官能小説の依頼に難航していた女性ホラー作家は、女性同士のカップルの後をつけ漫画喫茶へ。隣の壁に耳を澄ませ聞こえてきたのは、衣擦れ、溜息、潤みの音で…(「壁の向こうで誰かが」)。医師の寺沢は急患の老女の足に驚く。爪先に向かって細く、指は折り畳まれ、足裏は窪んでいた。纏足だ。それは、性具だった―(「L...続きを読むotus」)。歪んだ欲望が導く絶頂、また絶頂。五人の作家の官能アンソロジー* こ、濃ゆいです・・・!!ぬったりもったり、まとわりつくような濃度の読後感。禁断のエロス、と言うか、禁断の闇、と言うか。一風変わった感触の1冊。
官能小説アンソロジー。 木原音瀬を目当てに読む。フェチのお話。纏足が題材になっていて、さすがの独特の雰囲気が、とても面白かった。最後の「清々した」という一言がまた良い。 窪美澄さんのも良かった。義父と娘との恋のお話。ドロドロになりそうな題材なのに、人を愛することへの前向きな感じに仕上がっていて良かっ...続きを読むた。 その他の作品も、なかなか興味深いお話で、面白い。 残念だったのは装丁のデザインの悪さ。この色合いで本屋に並んでいたとして、まぁ、まず買わない。「官能」がテーマなら、もう少しセンスの良い装丁にしてほしかった。ので、☆は3つで。
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