【感想・ネタバレ】最高の脳で働く方法 Your Brain at Work(ユアブレイン アットワーク)のレビュー

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Posted by ブクログ

・脳は、機械のようで周囲で発生することに敏感
・感情や行動の原因の多くは、脳のせい
⇒脳機能を理解すること=対処法に気づくことができる

主な対処法
・情動のラベリング(一言で表すと?)
・情動の再評価(俯瞰して状況をとらえる)
・SCARFモデル
 S…ステータス
 C…確実性
 A…自律性
 R…つながり
 F…公平性

報酬と脅威、接近と回避 →演出家を働かせる
⇒脳が働く舞台は狭い=マルチタスクは避けるべき

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2023年12月11日

Posted by ブクログ

「脳の演出家を働かせる」という表現で、思考の整理方法を説明した本。

自分はいま何を感じているのか?このまま行くとどうなってしまうか?何を解決すべきか?など、高次の視点から自分の体調、思考、感情などを認識して良き方向に仕向ける習慣を教えてくれる。

それらの説明は全て脳科学に基づくので、各個人の性格や根性論、成功者の生存バイアスなどとは関係の無い、人間の脳の仕組みとして自己の状況を捉えることができる。その結果、無理の無い形での望ましく好ましい結果を導くことができる可能性を提示する内容だった。

自分や周囲の人間のとる望ましくない行動や発言に対して、脳の仕組みとして自然だと考えると、疲れや恐れなどの原因があることを無理なく理解することができる。そうすれば打ち手も考えやすく、お互い気持ちよい結果を手に入れることもできそうだ。そんな実感を得られた。

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2023年10月23日

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脳の働きを知って仕事をする…という観点で、beforeafterの具体例でわかりやすく説明してくれている。
具体例の仕事の内容のイメージがつけば、とてもわかりやすく、実践しやすい良書だと思う。

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2023年02月25日

Posted by ブクログ

脳の性質を知ることで、自分の操縦桿をもっと上手に操れる気がしてきた。

喜怒哀楽、特に怒と哀のようなマイナス方向に強烈な感情になったときは、これは脳がそう感じているだけなのだと考えるだけで、適切な距離感を保ち冷静でいられそう。

自分は、脳というちょっと複雑な器官を持った生き物なのだと意識すると激情をやり過ごせそう。

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2022年06月04日

Posted by ブクログ

最高の脳で働くというタイトルのように、ビジネス本かのように思っていたけれど、内容的には人生全てに通づるもので私のバイブルとなる1冊になった。

脳科学的な視点から、どうすれば自分をコントロールするか。それはビジネスで成功するためだけでなく、単にストレスを溜めずに幸せに生きるための手段としても大変有用なものだった。

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2022年05月18日

Posted by ブクログ

エミリーとポールの2人の日常をとおして、脳をよく理解し適切な使い方を知ってるどうかでどう人生がどれだけ変わるかが示される。幸福な人生を送るための脳科学的な知識はこの本に凝縮されているのではないかと思った。
二重課題干渉と呼ばれるマルチタスクの弊害。前頭前皮質が小劇場、注意の範囲の情報が観客でもある役者というメタファー。知的作業に多くのエネルギーが必要なうえ、優れた意思決定を行う能力は限られたリソースであること。まずすべきは優先順位付けであること。情報処理にかかるエネルギーを減らすため映像化、視覚化することと、メモをして記憶する負担をなくすこと。情報を単純化しチャンク化すること。行動の抑制にはエネルギーが必要で使うたびにそれを消費する、勢いがつく前に衝動が生じた時点でそれを止める必要がある。不安を減らし、楽しいことをしたりすることでインサイトが生じ得る。ARIAモデルを知り、インサイトに関わる脳のプロセスを理解すること。自らの脳を理解し、そのプロセスを観察するメタ意識である演出家について。デフォルトのネットワークである物語回路が興奮状態のとき、深呼吸をしてこの瞬間に集中することで直接経験のネットワークを起動し、興奮を鎮めることができる。
情動を感じると自動的に接近か回避を判断している大脳辺縁系。情動を制御するための手段として、ラベリングと再評価の認知変容。自律性や確実性は脳にとっての一次的報酬または脅威になる。期待を適度なものにコントロールくる。
繋がりの感覚は脳にとって一次的な報酬であり、食と同じ基本的な欲求である。公平感やステータスも同様に強い報酬反応または脅威反応を生み出しうる。ステータス、確実性、自律性、つながり、公平性の5つの要素の頭文字をとったSCARFモデルで周囲にもいい影響を与えることができる。
フィードバックはパフォーマンス向上には役立たない。相手の内側のアイディアに意識を集中させる手助けをする。
などなど有益な知識がいっぱいで、これを有効活用することができれば人生はハッピーだし、それが統率とかそういったことにつながってくるんだろうな。

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2020年02月14日

Posted by ブクログ

脳の仕組みや無意識的な傾向を認識する事で、自分の脳の状態を客観視する。
それによって上手く、より良い方向に思考の回路を誘導できる。
その手助けとなる本

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2022年06月21日

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ある家族のストーリーを通して、脳の仕組みを学ぶことができる。
脳を知るということは、自分を知るということ。
ストーリーを自分の現在の感じていることや出来事に置き換えて考えてみると、必ず自分に今起きている現象はこういうことなのではないか、という仮説が生まれてくる。
そうやって脳(自分)を理解していくことで、あらゆる面で望んでいるパフォーマンスが出せる。

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2021年11月07日

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集中力というのは、リソースであり、人はずっと考え続けられないことを前提に物事を進めることが大事である、ということ。

マルチタスクは脳をいじめているだけであること。

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2019年12月14日

Posted by ブクログ

脳の取り扱い説明書

の様な本だと思います。
とは言っても、脳については未だに解明されていないことだらけなので、現時点で分かっている研究の一部と見たほうが良さそうですが。。
我々は自身の脳と一生付き合わなければなりませんが、その特性に大きな注意を払って生活している人など、ごく少数でしょう。本書には、

■脳はマルチタスクに向いていない
■何かを抑制する度に抑制する力は低下する
■パフォーマンス向上には、適度なストレスが必要であり、警戒と興味の両方をうまく機能させる必要がある
■興奮を和らげるには、情動が優位になる前に別の刺激に注意を向けたり、情動をラベリングすることが有効である

などの知っておいた方がよい脳の特性が書かれており、公私問わずに、普段の生活に大いに役立ちそうな情報でした。

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2024年05月13日

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▼感想
・脳の働きを理解しないと自己統制・パフォーマンスも上がらないよね、と納得しました!
・シングルタスクに集中、タスク切り替え時はなぁなぁにしない、マルチタスクは無意識でできるもののみ対応する!

▼メモ
・何度でも繰り返せるルーティンを作ろう。パターンを使えば使うほど、その作業に注意を払わずに済むようになり、一度に出来ることが増えていく。

・マルチタスクを行う必要がある場合、能動的思考を要する作業と組み合わせるのは、体で覚えた無意識のルーティーンのだけにする。

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2023年12月19日

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とにかく自分がどういう状態かを把握すること、そのために観察する癖をつけることが第一。後半は自分でなくて他人を動かす話だったので読みませんでした。

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2023年06月13日

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脳の仕組みをただ説明されるだけではなく、ストーリーの中に組み込み、実際にイメージしやすいようビフォーアフター形式で綴られるのは、非常に面白い。

- 優先順位付けに最も労力を使うので、1日の一番最初のタスクにする

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2022年03月13日

Posted by ブクログ

確かにそうだよなっていう内容が証明されて説明していた。どんなことも脳の仕組み、特性を理解しておけば納得できるし、さらに良いパフォーマンスを発揮できると思った。
私が意識して行おうと思ったことは反復だ。情報を知識として身につけたい時に反復して当たり前の情報になるまで繰り返す。何回も書いて、聞いて覚えることは理にかなっていたことがわかった。

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2021年11月29日

Posted by ブクログ

インサイトというアハ体験を得るには、幸福感が大事。
そしてしっかりと公平な職場である。

他社と比較すると不公平感が出るが、過去の自分との比較にすれば良い。

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2021年08月16日

Posted by ブクログ

物事を頭の外に出す。
チャンク化。
一度にひとつのことをする。
ノルエピネフリンとドーパミンが出ているときに最高に働く。
ストレス過剰と退屈の間にある最適な状態=フロー。
いつもと同じルーティンだが、少しだけ緊張状態にある状態。

食べ始める前の10秒だけ、呼吸を3回集中する。食事に集中する。

測通りにいくと快感を感じる。ソリティアや数独が楽しい理由。音楽に快を感じる理由。
不確実は、生命を脅かすものとして気持ちが悪い。

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2020年11月24日

Posted by ブクログ

映像は情報効率が高い構成概念。
自分の寝室を思い出すとき、頭に浮かべたイメージには、多数の物体の間の複雑な関係性、その大きさや形、相対的位置など大量の情報が含まれている。その情報をすべて言葉に置き換えるには、視覚化するよりもはるかに多くのエネルギーを使う

意識的思考を、節約すべき貴重なリソースと考える

エネルギーを消費する優先順位付けを最優先する

必要のないときにはいっさい考えないこと。対応がどうしても必要でない限り、あるいは必要になるまでは、急を要さない作業に注意を払わない態度を貫くこと

複雑なアイデアの視覚化や案件のリスト化によって、情報の記憶ではなく、情報との関わりに脳を使う

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2020年02月13日

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