感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2019年02月02日
バブルの後始末の不動産会社の物語。余剰人員を掻き集めた掃き溜めの部署を作り、売上未達なら解雇するという経営の論理。部署内にスパイを使って、見込み先を妨害する副社長。
悲しい。企業としてのガバナンスも何もない。嫌な思いがずっしり胸に残る。最後に一筋の明るい希望があれば、救われたように思う。
Posted by ブクログ 2022年09月17日
亡くなった旦那の日記と物語が交錯しながら進んでいく小説です。
不動産会社のできない社員ばかり50人を集めた特番部の責任者に命ぜられた篠田と部活の物語。
あまりパンチのない話しだったが、滝川と春子の恋話が微笑ましくよかった。
Posted by ブクログ 2022年04月05日
ストーリーの進み方はワクワクさせてくれる。一人一人がだんだん好きになっていく中、最後がすこしあっけなく感じた。ハッピーエンドを期待しすぎた自分が悪いかな…
Posted by ブクログ 2021年10月30日
ドラマの原作ということで手に取った。読み易く、展開も早かったので、最後のどんでん返しを期待。少し盛り上がりに欠けた気がした。サラリーマンの悲しい現実を描いた作品。
Posted by ブクログ 2021年10月27日
以前、ドラマ化された原作。
ドラマでは銀行の話だったけど、原作は不動産。
リストラ要員の集められた部署で、奮闘する社員とそれを統括する本部長の篠田。
篠田を目の敵にしている副社長との激しいやり取り。
話は篠田の日記で進んでいく。
そこに何か思わせ振りな感じが…
ラストはドラマとは違い、衝撃的…
2...続きを読む021.10.26
Posted by ブクログ 2021年02月01日
ドラマ化されたくらいなので、
エンターテイメントな作品なんだろうなと
勝手に思って読み始めたせいで、
あとあじの心地悪さに驚いている。
あとあじが悪いのではない。ただ心地悪い。
一息ついた今、読みやすかったし、おもしろかったなと思ってる。
うん、おもしろかった。
Posted by ブクログ 2020年08月21日
なんだかサラリーマンって悲しいなあと思えてくる。社内で足を引っ張って。。少なくとも会社の上層部がこんなんやったらこんな会社で働きたくない。
結末も救いようがない。唯一の救いは黒幕がちゃんと成敗されたこと。けどその成敗の理由もなあ。。
Posted by ブクログ 2020年04月23日
バブルが弾けて、不景気の真っただ中にいる不動産会社社員たちを描いた作品。
会社から積極的にクビだと言われるわけでもないが、窓際部署に追い込まれた50人がどう難局に立ち向かうかの奮闘が、部長の日記形式で描かれている。人事の思惑、関連会社との関係、横槍、内部での裏切りなどなど、様々な問題がほどよいス...続きを読むピード感で表現されていて、読みやすい。
それぞれの人物の立ち位置がよくわかり、喜怒哀楽を一緒に楽しみながら読むことができる。
福山雅治主演でドラマ化されたので、「銀行支店長」と関連性があるのかと思って読み始めたが、話は全くの別物。主人公が中間管理職という立場は共通しているが、それぞれ独立した物語として、それぞれの楽しみがある。
Posted by ブクログ 2019年11月01日
篠田の日記を覗き見ることから、
物語が始まる。なぜ日記が見れるのか?
という疑問は、最後の段階で明らかになる。
形式的には面白いが、日記にしては、
セリフがきちんと書いてあるので、こまめな男である。
日記を一生懸命書くタイプの男ではないような気がするが。
昔言葉えいえば、「窓際族」なんでしょうね。
...続きを読む不動産バブルの終焉で、空き家が多くできる。
値引きが 20%というが、もっと資産価値は下落した時期。
見切り発車が必要であるが、
集団左遷した人間 50人に 10億円の目標を立てさせ、
取り組ませる。
花沢が、実にじれったい男で、なんとも言えぬ 人間味がある。
この男が、この物語のキーマンですね。
滝川は、おしゃれで、わかづくりしているが、意外と女にはうぶである。
花沢の裏切りを黙認するというのが、重要なyくまわり。
どっちにしても、篠田の統率力とタフさが物語のカナメであるが、
残園な結末を迎える。
横山常務と上岡営業本部長のやり方が、せこいなぁ。
そんなやり方で、人品が劣るというものだよ。
物語として、すっきりさせてくれないのも、ありなんだ。
Posted by ブクログ 2019年09月15日
最近ドラマでやっていた、不動産会社で集団左遷された50名、期日までに10億円売れるか?主人公が徐々に熱い気持ちを取り戻し、部下とともに売り上げ達成を目指すところや、日記で振り返りながら実際で物語が進んでいくパターンは新鮮でとても読みやすい。
しかし!池井戸潤作品みたいな逆転スッキリを期待していたら、...続きを読むがっかりというかめちゃくちゃ消化不良。超むかつく副社長を倒せず、やけ酒飲んで車に轢かれて死ぬとは・・・。
滝川ってやつが花沢のスパイ行為を最後まで主人公に言わないで自分はちゃっかり事務の春子とできちゃって、こいつが戦犯。
とにかく最終章直前までは面白いけど最後でだいなし。
調べたらドラマはだいぶ改変されててスッキリ終わるみたい、ドラマ見ればよかった。
Posted by ブクログ 2019年05月27日
ドラマ化されて、本屋の話題コーナーに置かれていたので読んでみました。
途中まではどうなるのかとハラハラしながら読めたのですが、終わり方が釈然としないものでした。
主人公の篠田が亡くなってから彼の日記帳を紐解くというストーリーだが、篠田には生きてほしかったと思う。彼が生きてこそベタかもしれないが集団左遷がいきてくるのではと思うがいかがでしょうか。
Posted by ブクログ 2019年02月23日
テンポがよく読みやすかったです。
主人公の追い込まれ奮起する感じや責任、チームメンバーのやる気を起こさせるリーダーシップなど、自身の状況とダブらせて読めました。
最後あっけなく事故死してしまうところが何だかガッカリな終わり方でした。
Posted by ブクログ 2019年02月11日
読んでいて随分古い設定だなと思ったら、やはり平静5年位の出版だった。
文章が日記の部分があることもあり、すごく主観的で、また素人らしさを出すためであろか、説明不足・一方的な文章となっている。
なんで篠田がああいう心情になったかは、この作品の肝でるはずなのに、説明不足から感情移入できないまま終わってし...続きを読むまった。
ドラマ化原作でなかったら、読まなかったかな。
Posted by ブクログ 2019年02月08日
つい比べてしまいましたが、半沢直樹のように最後スカッとして欲しかった。
最後の尻切れトンボ感で星2つぐらいと思ってしまいましたが、途中まではわるくなかったので、辛うじて星3。
1993年刊行なので、時代背景は少し古い。
公衆電話を使っているし、Suicaなどもなさそう。
もう少し手を加えれば、...続きを読むもっと面白くなりそう。
そこはドラマでどうアレンジされるか、少し楽しみ。
ドラマでは、きっと香川クンが横山だろうね。
Posted by ブクログ 2019年01月26日
社内で無能の烙印を押された五十人がひとつの部署に集められた。三有不動産首都圏特販部。その本部長を命じられたのが、篠田洋だった。不動産不況の中、売り捌けるはずのない物件と到底不可能な販売目標を押しつけられ、解雇の瀬戸際にまで追い込まれた五十人を守れるか。篠田の絶望的な闘いが始まった!
「日曜劇場」...続きを読むでのドラマ化原作のもう一冊も読んでみた。何だ、この結末は。
調べてみたら、柴田恭兵主演で、映画されていたのであった。
個人的な好みは、
勧善懲悪で、終わり方がスッキリしてる
事です。
その前提で言うと、星一つ。
起承転結がなく、
起承からいきなりスッキリしない結
でした。
ドラマの原作の一つという事で読んでみましたが時間の無駄でした。