あらすじ
消費者に対しても、人材確保でも、「会社の評判」がその成否を決める時代になった。良い評判も悪い評判もあっという間に広まる。そんな時代に「就業規則の神様」と呼ばれた男が気がついた、「人から選ばれる会社」と「人が逃げ出す会社」の違い。そして「人から選ばれる会社」はどうやってつくるのか。これから生き残っていく「いい会社」の基準が見えてきた。
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Posted by ブクログ
人が集まる会社を「温める会社」、逃げ出す会社を「冷やす会社」と定義付け、その違いが何なのかを筆者の体験談を通してわかりやすく書かれていると思います。
会社という一見冷たく思えるものも、人の良心で大きく変わるということに気付かされます。
個人的には転職活動で本当に聞きたいのはこういうことだと感じたので、面接のときにも活かせるのではないかと思いました。
Posted by ブクログ
人が集まる会社 人が逃げ出す会社。下田直人先生の著書。とても納得感のある内容で、世の会社経営者にはぜひ読んでほしい一冊です。私個人的には、社員であれお客さんであれ女性を大事にして女性に好かれる会社には人が集まって、女性を不当に扱って女性に嫌われる会社からは人が逃げ出すと思います。
Posted by ブクログ
「人が集まる会社」「人が逃げ出す会社」をこの本では「温める会社」「冷やす会社」と言い分けて、「冷ます会社」の特徴で注目すべきは、「本来の目的を見失い、手段が目的となってしまっている」こと。これは常に意識していないと誰もが陥りそうと思っています。一方で「温める会社」の特徴で注目すべきは「フェイストゥフェイスを重視する」「多様性の受け入れに柔軟である」「個人を大切にしている」が印象に残りました。働き方改革やコンプライアンスをまじめにやればやるほど、社員がつらい思いをして、「人が逃げ出す会社」になるのはなぜか?って事の説明が私個人が日頃から思っていたことを言ってくれて本当にスッキリ(笑)
温める会社の経営者に共通することは
・経営者はメンターやコーチをつけている
・読書家である
・心を磨く勉強会に参加している
・自らの高まりを周囲にシェアしている
・良心を発揮した自分が一番心地よいことを知っている
だそうです。いくつか当てはまることがあるでしょうか?
Posted by ブクログ
人の心が温まる会社と人の心を冷やす会社の特徴やその経営者の人となり等を分析して、つきなみだけど「感謝(特に親とか)」すると、自然とそういう会社になる、というお話。
日経225に採用されているような大企業だと、温まる会社になるっていうのは、もう無理なんじゃないかと思う。大きすぎて、所詮、歯車だし・・・とか、中間管理職ほど思うでしょう。若い人は、先輩・後輩の良い関係に恵まれればいいかもしれませんが。
温まる会社の例で、社長が従業員の家庭訪問まで行っている事例はビックリ。
総勢100~200人くらいの会社だったらできるかもしれないが、with COVID-19の時代で、face to faceのコミュニケーションが取りずらい世の中で、どうやって関係性を構築していくかがカギですね