感情タグBEST3
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オカルトとミステリが両方好きな人、小野不由美先生のゴーストハントシリーズが好きな人はハマりそう。三田先生らしい筆致で、結構難しめなことが…と思いきやわりとスルッと読めてしまいます。
続編を意識した引きなので、今後の展開に期待したいですが、2年経ってるとさすがにキツいかな…
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主人公の扱いがあんまりと言えばあんまりです。やばい宝物を鑑定するってネタと、魔法の考え方はいい感じです。シリーズとして続いて行きそうな感じですね。
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息も詰まるような開幕の雰囲気の中、よもや四十路男性の匂い立つような全裸から始まる、呪いやら魔術やらオカルト好きには蘊蓄や雰囲気も含めてたまらない一冊。
この四十路の上司と新人の青年を主軸に曰くあるあれやこれやを鑑定するジンカンという宮内庁下部組織(人員四名)のお話。
まだキャラ紹介という感じなのだけど、このキャラが大変よいので今後に期待したい。
特に主人公の片割れの九鬼(上司)。
生真面目……だけでは済まされない、独特の魅力ある
人物でした。
あと眼帯、眼帯というのが最高。
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周囲に呪いをもたらす骨董品(特殊文化財)を扱う、宮内庁の組織の活躍を描く短編集。呪いと言っても、純粋なオカルトではなく、精神医学や文化人類学の用語を駆使して、一応の合理化は成される。多少説明からはみ出す感じは、ご愛敬と言ったところか。得体の知れないスーパーマンの上司と、(実は秘密を抱えている)気弱な部下という取り合わせのバディもので、新味はないけれど手堅い。それぞれの呪いの謎解きもツイストがあって、軽く驚かせてくれる。楽しかった。
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「その物品に秘められた歴史と文化と思いを神祇鑑定人(ジンカン)は鑑定する」 要するに、呪いの物品を鑑定・管理するのだ。呪いとは犬神やお稲荷様といったものを媒介として無意識領域にアクセスするものでもある。信仰も呪いであり、この世で最も強い呪いは、自分が自分にかける呪いなのだという。神祇鑑定人の九鬼隗一郎と彼に拾われた夏芽勇作は、日本刀や女神像、月の小面(能面)の呪いを鑑定するうちに、勇作の犬神憑きを引きずり出すことになる。
なんか深いようで、訳が分からんような…。要するに、思い込み、自縄自縛というものなんだろう。自分自身で思い込んでしまって、無意識領域に踏み込んで、思いもかけない力を発揮するのだ。それが悪い方にいくと呪いだし、いいふうに思い込んでしまえば神の領域なのかなあ。誰でも他人のことは分からないし、自分自身のことさえはっきりとは知らないのだから。いいふうに思い込んでしまえば勝ちじゃね。
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呪いを招く特殊文化財の鑑定や管理を専門とするSTCセンターに就職した青年が出会う、いわくのある骨董品の数々。
オカルトな蘊蓄にいまいち入り込めなかったが、キャラが立っていて読みやすいので、シリーズ化希望。