ジンカン 宮内庁神祇鑑定人・九鬼隗一郎

ジンカン 宮内庁神祇鑑定人・九鬼隗一郎

759円 (税込)

3pt

3.4

その男、呪いを鑑定する。呪いを招く特殊文化財を専門とする、神祇鑑定人・九鬼隗一郎。就職活動に失敗した夏芽勇作の運命は、彼と出会ったことで、大きく変化してしまった。魔術に傾倒した詩人・イエィツの日本刀、キプロスの死の女神像、豊臣秀吉が愛した月の小面。実在する神祇に触れ、怪奇な謎を解くうち、勇作自身の秘密も引きずり出されてしまう。呪いと骨董と人の想い。相棒が導き出す結末は……!

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ジンカン 宮内庁神祇鑑定人・九鬼隗一郎 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    オカルトとミステリが両方好きな人、小野不由美先生のゴーストハントシリーズが好きな人はハマりそう。三田先生らしい筆致で、結構難しめなことが…と思いきやわりとスルッと読めてしまいます。
    続編を意識した引きなので、今後の展開に期待したいですが、2年経ってるとさすがにキツいかな…

    0
    2020年02月20日

    Posted by ブクログ

    主人公の扱いがあんまりと言えばあんまりです。やばい宝物を鑑定するってネタと、魔法の考え方はいい感じです。シリーズとして続いて行きそうな感じですね。

    0
    2017年12月29日

    Posted by ブクログ

    息も詰まるような開幕の雰囲気の中、よもや四十路男性の匂い立つような全裸から始まる、呪いやら魔術やらオカルト好きには蘊蓄や雰囲気も含めてたまらない一冊。
    この四十路の上司と新人の青年を主軸に曰くあるあれやこれやを鑑定するジンカンという宮内庁下部組織(人員四名)のお話。
    まだキャラ紹介という感じなのだけ

    0
    2017年12月25日

    Posted by ブクログ

    周囲に呪いをもたらす骨董品(特殊文化財)を扱う、宮内庁の組織の活躍を描く短編集。呪いと言っても、純粋なオカルトではなく、精神医学や文化人類学の用語を駆使して、一応の合理化は成される。多少説明からはみ出す感じは、ご愛敬と言ったところか。得体の知れないスーパーマンの上司と、(実は秘密を抱えている)気弱な

    0
    2022年02月05日

    Posted by ブクログ

    「その物品に秘められた歴史と文化と思いを神祇鑑定人(ジンカン)は鑑定する」 要するに、呪いの物品を鑑定・管理するのだ。呪いとは犬神やお稲荷様といったものを媒介として無意識領域にアクセスするものでもある。信仰も呪いであり、この世で最も強い呪いは、自分が自分にかける呪いなのだという。神祇鑑定人の九鬼隗一

    0
    2021年11月25日

    Posted by ブクログ

    呪いを招く特殊文化財の鑑定や管理を専門とするSTCセンターに就職した青年が出会う、いわくのある骨董品の数々。
    オカルトな蘊蓄にいまいち入り込めなかったが、キャラが立っていて読みやすいので、シリーズ化希望。

    0
    2018年05月18日

    Posted by ブクログ

    ジュブナイル向けで非常に内容薄く軽いですが、主要人物のキャラクターがとても良い。筋肉質で知的なアイパッチというのがビジュアル的で昔の夢枕獏のようなムンムンした魅力。犬神憑き設定も良い。横溝正史を読み返したくなりますな、大変昭和な感じでノスタルジックですらある。欲を言えば、出てくる”トクブン”について

    0
    2017年12月30日

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