【感想・ネタバレ】天地創造デザイン部(1)のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

神様(クライアント)の依頼をうけて下請けのデザイン部の皆さんが地球上の動植物を創造していくコメディなんですけど、普通に勉強になるしめっちゃ面白いのでみんな読んで欲しい。
ペガサスとユニコーンはガチで無理な学術的根拠が示されている…

昔、堂本剛のDO-YA!にゲストで来てた大槻ケンヂ氏がチョウチンアンコウか何かを見て「神様は何を思ってこんなの作っちゃったんだろうね」みたいに言ったのがめっちゃツボでずっと覚えてて、なのでもしデザイン部がアニメ化する時にはOPかEDはオーケンさんでお願いします。

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2017年12月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一言結論:動物の仕組み本に「デザイナー視点」を盛り込んだ画期的な作品です。読むべき!

感想:動物や人体が良く出来てますねという本は良くあります。しかし、「デザイナーがデザインする時どんなアイディアを盛り込み、壁にぶつかるのか」この視点から考えた作品はなかったのではないでしょうか。ただの図鑑よりも2つの点で奥深いものだと思います。

1つ目は、動物がいかに良く考えられているかがより明確になっていることです。人間がちょっとやそっとで思いつくような案では、動物は動くこともままなりません。そういう奇跡のような造りをしているんだということが明快に描かれています。

2つ目は、そこにはデザインの意図・デザイナーの意志が介在しているのが自然だという納得感が描かれたことです。例えば1巻に出てくる話で言うと、鳥は軽量化のため骨や羽がスカスカで、排泄物も頻繁にして重くならないようになっています。自然選択の結果進化したとすれば、この両方が同時に起きなければなりません。でなければ、鳥は飛べないからです。鳥担当金森さんのセリフは当を得ているだけでなく、「そのように作った」という意志の必要性を浮き彫りにしているのです。それで、クライアントである神様(聖書によると、名はエホバあるいはヤハウェと言います)のことを聖書が次のように述べているのも納得です。

「エホバ,あなたの偉業は何と多いのだろう。
あなたは知恵によって全てを造った。
地球はあなたが造ったもので満ちている。」詩編104:24

このシリーズを読んで動物が進化したとそれでもなお考える理由はないと思いますが、いかがでしょうか。

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2022年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

下田さん、個性豊かなデザイン部の面子に食われるかと思ったけどタイミングを選ばない「天啓です!!」が強すぎて。天使組のぴょん毛はアンテナだったのか。コアラ、糞を食べることは知っていたけど生殖器のことは初めて知った。マジか。ナマコが元活きのいいピリ辛ソーセージなのは爆笑した。乱獲されてしまう。蛇+鳥+アリクイ+ナマコ+イカで邪神誕生するのほんと...デザイン部愉快過ぎる。あと参考文献凄く面白そうなのが多いです

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2022年04月03日

ネタバレ 購入済み

採用〰️。

テレビアニメではまりました!面白くて、とても勉強になります!男性キャラの雰囲気が良くて丼な方がかかれたのかな…と検索したら大好きな鈴木ツタ先生だった!素敵です!

#笑える #癒やされる #タメになる

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2021年07月17日

ネタバレ 購入済み

面白い視点

神様が天地創造にあたっていろいろな生物を作ることがめんどくさがったのでその役目が回ってきた下請けの会社を舞台にした生物創造をめぐる連絡係の天使とデザイナーたちの日々の仕事を描いたおはなしの第一巻。

新人天使の下田は上司の上田に連れられて天地創造社のデザイン部にやってきた。
これからデザインされるものを神様に伝えたりする仕事が待っている。
そんな彼が相手にするデザイナーたちは個性派ぞろい。
代表作の馬が当たったためペガサスやユニコーンをデザインするも見た目に対して現実的じゃないという意味で却下され続ける者や、美しい見た目の動物を創る者、食べたら美味しいに着目した生き物を創ることに夢中になっている者までさまざま。
虫を創る専門のデザイナーたちは見た目がみんなそっくりだったり、デザイナーたちの案をとりあえず形にしてみるエンジニアなどたくさんの力によっていろいろ試された結果神様から承認されて世に出でるのだった。

面白い着目点の作品だと思った。
身の回りの生き物たちも神様のどんな案をどうデザインして最終的に承認されたのか気になる。

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2021年11月07日

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