感情タグBEST3
赤松社長が足で動いた行動力には心がワクワクしました。
「タイヤが外れる前に、こいつらの心からもっと大切な部品が外れちまったんじゃないか?」にも感動しました。
ラストの臨場感は、さすがです。ストーリーの細やかさと緊張の途切れない力強さも圧巻。
人物の個性もよく描かれていて、心に残る作品でした。
とにかく面白い!
トラックによる母子死傷事故をきっかけに多くの人たちの人生が目まぐるしく変わっていく怒涛のストーリー展開。
先が気になりすぎて息をつく暇もないくらいこの作品に夢中になりほぼ1日で読み切ってしまいました。
町の運送業者が世界的大手自動車メーカーに挑む、弱者が強者を討ち取るというス...続きを読むカッとする話が好きな私にとってはとてもおもしろい作品でした。
とても面白かった。ドキドキわくわくする展開で流石だなと思った。それにしても、フィクションとはいえ、実際に題材になった事件が存在し、そっちも死亡事故が発生した上で、風評被害で会社が倒産しているという… この本を三菱の人たちはどういう気持ちで読むのだろうか
息つかぬ展開にまんまとハマります。一気に読み切ってしまいました。大手グループ企業の殿様的で官僚的な雰囲気、銀行の固く息の詰まるような雰囲気、運送会社の泥臭い雰囲気がぶつかり合っていく様に興奮した。
最後まではらはらしながらあっという間に読みきってしまいました。
早く顛末が見たいという思いで読み進めました。日常の時間の流れが遅くなったり早くなったりして、ジリジリしながら赤松社長と 数ヵ月一緒に過ごした気分です。
映画化されて、家庭の事情から行けなかったので読んだ本ですけど、本で良かったように思い...続きを読むます。
池井戸氏の描く小説には常に権力を持つ強者と論理と、資本主義の構造の底辺におかれ様々なプレシャーに苦しむ中小企業の苦悩が描かれます。一番感動するのは、不当な抑圧と、権力側の身勝手な理論に翻弄されながらも、常にエンドカスタマーの気持ちを考えて行動する主人公たちです。
事業にとって最も大事なものは何かと...続きを読むいうことを改めて教えられます。
腐敗した企業論理、法制に立ち向かい、一人一人の切実な思いを大切にすることを描き、私たちに時間がかかるが信念を持った行動の大切さを教えてくれます。
古くさくて男くさい。
昭和のにおいがする。
でも,赤松社長の熱意に心打たれてしまう。
悪戦苦闘の末,正義が勝って悪者が懲りるお話。
なんだか晴々とした気持ちになる。