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戦後の日本の保守派と韓国の軍政は満洲国との連続性を持った存在であり、その代表が岸信介と朴正煕だった。日韓の「和解」は共通の満洲体験のもとに可能だったとする論考です。視点はとても面白いが、最後の方はただの韓国政治史っぽくなってて少し冗長でした。まあとはいえこの辺りの日韓の保守派の繋がりは有名な話でもあるし、それが一昨年の安倍晋三の銃撃事件まで繋がっているので、現代の日本を理解する上ではこの辺りの掘り下げはもっと行うべきだろう。