【感想・ネタバレ】サッカー上達の科学 いやでも巧くなるトレーニングメソッドのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2017年01月21日

村松さんの書籍は今までも何冊か読んでいたが、バルサの戦術重視(スペインのリーグ戦重視)から、一歩前進したような体に焦点を合わせたトレーニングについての論の紹介。

スペインの毎週あるリーグ戦や選手がいつも自分の立ち位置を把握して次の1歩を目指すことに対して、日本は海外で活躍したい、プロになりたいとい...続きを読むう夢見がちであるという指摘はそのままだと思った。このことは、良い悪いではなくて、それだけ努力して(スペインでは自主練はしないようである)、頑張り努力する方向にもつながる。

そのうえで身体の使い方、重心(体重ではない)の移動、脳と体の動きを一致させることの重要性を説いている。

リフティング、ドリブル、体幹、脳トレの4分野に関して、練習方法などを紹介している。戦術論にもまた落とし込めるのか、今後も論の発展に期待したい。

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Posted by ブクログ 2016年05月22日

「体を思い通りに動かす」簡単なようでいて難しいことがキーワード。
主にサッカーに関してだが、他のスポーツにも応用はできそう。
日本人向けの、日本人ならできる練習法で、持っている才能を発掘するスペインサッカーのプロ選手に近づく方法を図解で解説。動画もある。
スポーツ以外にもあてはまるのが「楽しみながら...続きを読む続けること」
画一的な指導になりがち(らしい)な、サッカー指導者にぜひ読んでもらいたい内容。(素人意見だが)

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Posted by ブクログ 2023年07月18日

トレーニングの内容自体は初歩的なもので、考えたら思いつくようなものばかりだが、著者の話していることはすごく理解できた。
身体が動かなければ、選択肢は減ってしまう。
そもそも選択肢として脳で処理されないというのはその通りで、できること(キャパシティ)を増やすことで飛躍的なレベルアップができるというのは...続きを読む納得。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年05月06日

筆者の体験から構築された指導論について、その経緯も含めて書かれていた。筆者に限らず、海外サッカーに魅了されながらも、日本の良さを改めて見つめなおした指導者たちは、日本らしさを再発見し、そこに世界に挑むための潜在能力を感じているように思う(例えば、風間さん、反町さんら)。

書いている指導の根本的考え...続きを読む方や方法としては、ほぼ同感できる内容だった。一部では異なった考え方もあったが。

筆者は自分の体験に基づいて、論理立てて結論を出している。それは非常に重要である。しかし、考えを改めるような経験をして再構築しているのだから、せっかくだからもっと客観的に視野を広くして考察した方がいい。その考察によって、より経験が活きるように感じた。

改めて思考を構築する際には、その経験だけではなく、可能な限り偏見のないフラットな状態にして考察してみること、似たような事象について学習することが、より深い考察になり、より良い結果が導き出されると思う。

この本を読む限りでは、やはりスペインサッカーに魅了され、傾倒しすぎているように感じた。

どんな情報であれ、鵜呑みにするのではなく、自分なりに解釈する事が重要である。この本に書かれた内容も、一指導論として十分な内容ではある。ぜひ、指導者には読んでほしい1冊である。そして、それぞれ考えて、指導に活かしてほしい。

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