【感想・ネタバレ】ディザインズ(1)のレビュー

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ネタバレ

五十嵐大介作品は初読。

人間の要素を遺伝子に混ぜて造られた動物たちの物語。

キャラクターも台詞回しも設定も筋書きも、作り込みが細かくて格好良い。
漫画としても、一枚絵の見せ方や、効果線の使い分け、液体や光の表現などが出色で、漫画であるからこそできることが詰め込まれている感じがする。

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2017年04月15日

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命の観念とか倫理とか…に通じるようでいて、クーベルチュールお嬢様の、一人の女の子の、物語になりそうな予感。
静かな夜の森に、温かみを感じるようになる。

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2017年02月07日

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五十嵐大介の新作はバイオサイエンスホラーだった。ファンタジー系の人だと思っていたので、ちょっと意外。
元の雑誌への掲載回数が少ないせいか、単行本になるのも年1回くらいしかないと思われ、第2巻もあと数か月は待たなければならないかと思うと、かなり待ち遠しい。

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2016年12月30日

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宇宙開発、戦闘用にデザインされた人と動物の融合個体『ヒューマナイズド・アニマル』。彼女たちのしなやかな肢体が躍動し、強化された聴覚、臭覚、触覚が世界を認識する。その自他の境界がわからなくなるような万物に溶け込んでゆく感覚…に陶然となります。異形の姿もグロテスクなはずなのに美しい。禍々しくも神々しくも感じます。自然との融合は五十嵐大介の一貫したテーマですね。今作はアクションシーンも多く、いつもよりエンタメしています。楽しくなりそうです。

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2016年07月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

レビュー忘れてた。

大好きすぎる五十嵐さんの新作。
生物+ミリタリー+思想の配分が一番取っつきやすそう。
はー。全部のページがご褒美のようですわ。はぁ。

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2016年06月12日

Posted by ブクログ

読んだ時興奮が止まらなかった短篇「ウムヴェルト」。
本作でオクダがまだ多くを語っていないのでそれが序章だったのかどうかわからないけど....
(でも彼女は人口喉頭を使っているし容姿はそのままのように思える)

待ちに待った五十嵐先生の新作が少なくともその「ウムヴェルト」の流れを汲んだ作品であったことは個人的にとても喜ばしいです。
そして本作がとても読みやすいし流れを把握しやすいのにはちょっと驚かされました。
(弐瓶先生が「シドニア」を連載しだした時の感覚にちょっと似ているかも...)

「魔女」や「海獣」のような難解さが薄れるのはファンとしてはちょっと悲しいけれど一気に本作で先生の知名度が上がるような気がします。

もう超高密度の2時間の短篇映画化とかしてくれたら嬉しすぎる。
...アニメ「ピンポン」のような作品だったらもう言うことありません。

はい。もちろん続きに大期待です。

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2016年02月26日

購入済み

読み応えあり

絵柄がきれいでファンタジーっぽいなと思って読み始めましたが
しっかりSFだしアクションも多くて読み応えありました。

科学で倫理で乙女心で要素が盛りだくさんなのに
ストーリーが破綻しない、読者が置いて行かれない
ギリギリの塩梅で読む意欲が湧きます。

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2020年06月21日

Posted by ブクログ

この漫画にあるような遺伝子操作が本当に可能で、本当にカエルと同じ皮膚を持った人間として生まれたら
一体どんなふうに世界を感じられるんだろうか

全てがデザインされて生まれた、完全なはずの生物
けれど結局 人間には完全な生命をデザインすることはできないことが徐々に分かってくる

海獣の子供とも繋がる
イルカの能力を持った子供たちとか

やはり描かれる
人間の愚かさとか。

前日譚にもなるような短編集のウムヴェルトを読む中で、"神から最も遠い存在になってしまった人間"というセリフをオクダが語ってる。アダムとイブの原罪によって、神の似姿として創造されたにもかかわらず完全さからとうの昔にこぼれてしまった不完全な人間は、創造されたそのとおりに完全なまま、全ての生命と共鳴して生きるその他の生物達に劣る。

いつもどおりアニミズム的、
けど命一つが軽すぎて読んでて気持ち悪くなるくらい
宇宙的な神話的展開はまだないけど
五十嵐さんの作品は結構根底的に
同じようなテーマ モチーフが溢れてる

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2019年07月02日

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最近「しっぽの声」を読んだ身としては、多少厳しいところもあるのですが、
これまでの作者テイストとはちょっと違うのに、話の運びに引き込まれ、あ、やっぱこの人の話好きだなぁ、と思えました。次も楽しみです。ジャスミンとお屋敷がかわいい。

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2018年05月27日

Posted by ブクログ

豹の身体に人間の女の顔がくっついている。少女の足がカエルのような異形のフォルムを描く。
出し抜けに登場する彼女らの異形ぶりに驚きつつ、そのしなやかさと自然に与えられた絢爛たる美質に心奪われてしまう。

変わらない五十嵐節。おもしろい。
生物兵器たる彼らがなぜ少年少女の姿をしているのか、その運命はこれから描かれるのだろうが、見たいような見たくないような。

各地の紛争地帯で能力を見せつけるヒト化した動物たちの意味って。
五十嵐大介氏は戦争という事象をどう捉え、それをどう伝えようとしているのか。
『魔女』の頃から気になっているが、まだ明確な答えは見つけられない。

五十嵐大介のムック本も出ているけど読んでいない。やはり作品と対峙して、自ら読み取りたい。そんな意欲を燃やしてくれる作家だと思う。

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2016年06月13日

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想像を超える世界観!美しすぎるイラスト。イラストというか絵画!!事前に聞いていた蛙だけにとどまらず、出るわ出るわのアニマル。ビジュアルだけじゃなく、その動物の本能を介して何重にも世界が描かれる。ミリタリー要素や政治的駆け引きも加わりエンタメ感バリバリのハラハラする世界規模の動物モノ漫画(笑)謎だらけだけど説明し過ぎず、でも読んでくうちに、こうゆうのもあるのかもなと思わせる説得力がある。広げ切るどころか中身が溢れ出している風呂敷に手をかけた所、というような1巻。好きすぎる五十嵐大介。

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2016年02月23日

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面白い。
ミシェル・ウェルベックのような世界観。

これから起こり得るかもしれない近未来のSF。

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2016年02月23日

匿名

購入済み

あまり考えずに読むと内容が把握できず、読みづらいと思います。あらすじやレビュー内容などの予備知識一切なしで読んだのもあると思いますが。。

不思議な表紙イラストに興味を持ったのですが、絵柄はアーティスティック系です。それの味が出ているのか、例えば捕食シーンはホラーの様な不気味な怖さを感じました。

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2022年03月15日

購入済み

独特のタッチ

独特の絵柄 タッチがまず目を引く作品である。登場する人物や動物のバランスや配置が危うい絵は、絵そのものは決してうまいとは思わないが読み手の印象に残る絵柄である。ストーリー展開は遺伝子操作による異形の動物をテーマにしたもので、読み手にいろいろなことを考えさせる。コロナワクチンも遺伝子組み換えの成果物なのだな とか。

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2021年05月06日

Posted by ブクログ

とにかく絵がすき!物語は遺伝子操作を受けた少年少女たちの戦い。異形の美とゆうか人物造形がすごい。これからどう展開するのか楽しみ。

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2017年08月27日

Posted by ブクログ

かえると女の子が混ざるとすごい。なんかこう、機能美。
それに比べて豹の方はどうにもグロい。無理矢理押し込めた感じ。ヨーロッパの古い絵に出てくるモチーフに顔だけ美女の獣はいますが、それだってどうも生首貼り付けただけな感じがしてしまう。これは文化的な違いなんだろうか

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2016年08月30日

Posted by ブクログ

まだまだわからないが、傑作の予感は間違いなし。
また死ねなくなった。
願わくば「ペトラ・ゲニタリクス」の衝撃の再来となってくれ。

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2016年03月02日

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