感情タグBEST3
Posted by ブクログ
死んで行く登場人物。細蟹の市。
謎が解かれていくようだが謎が増えた気がした。
丹とカンナはこれでよかったんだと思いたい。
不気味で切ない。
読んでいる間、鈴木雅久の夢で逢えたらが脳内BGMで流れてました(笑)
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読み終わりました〜!
正直なところ、気になるところはありますが
こんな世界なので、そういう終わり方も
ありかなと思いました。好みは激しいかも…。
気になる部分は個人的に想像して
楽しもうと思います(笑)!満足!!!!!!!!
(柴村さんの他の作品も読みたい)
Posted by ブクログ
ついに訪れる、市の破滅と終焉。
こんな終焉は、望んでいなかった。
しかし、ではどんな終焉なら望んでいたというの?ともうひとりのわたしが問いかける。
こうなるしかなかった、とも思う。
死にたがりの奇蹄目、夜宵さんも食べない悪夢をさまよいながら、世界の果てまでただ二人。
怖ろしくて、
哀しい、
誰か二人を救ってはくれまいか。
Posted by ブクログ
最後は嫌な後味が残りつつ、終わった。
細蟹を抜け出しても、二人は抜け出せない閉鎖された世界、細蟹の糸からは逃れられるのかは疑問。
夜宵、宵鳴、鳴夜、そしてまた夜宵といった
タイトルの無限ループもその不安を強くする。
しかし、何にとらわれていても
最期まで二人が寄り添っていることは
きっと確かであり、それが二人にとっては
一番幸せなのかなと思う。
そう思えば、二人にとっては最高の終わり方だったのかも。
あさなさなとゆうなゆなも朽ちる代わりに呪いから解放されたかと思うと(そうあってほしい)、良かったね…と思わずにはいられない。
ただ、細蟹を崩壊させるにしても、ここまで人が殺されたり狂ったりする必要あったのか。
前作のおぞましさに美を感じた分、狂った登場人物の描写やセリフの描写が直接的で、時々興醒めしてしまいそうな時もあった。
Posted by ブクログ
夜宵、宵鳴、鳴夜と続いた細蟹の市をめぐるお話。初めは何がどうなっているのかさっぱり分からず、頭が混乱した。嘘でしょ、と思うくらいどんどん人が死んでいき、崩壊していく。途中崩壊が一気に進みすぎて方向性がわけ分からなかった。かなりグロテスクな描写が多いので、苦手な方はお気をつけて。最後、サザとまことは幸せになれたかな…。