鳴夜

鳴夜

1,320円 (税込)

6pt

3.7

大晦日までの僅かな期間、日没とともに開き、日の出とともに閉まる、謎に包まれた市「細蟹の市」。手に入らないものはないといわれ、人々の欲望と幻想が妖しく交差する――。たった一人の市守り・サザによって守られ、永遠に続くと思われていたこの異形の市だったが、ある人物の来訪によって少しずつ破滅へと向かい始める……。

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鳴夜 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    死んで行く登場人物。細蟹の市。
    謎が解かれていくようだが謎が増えた気がした。

    丹とカンナはこれでよかったんだと思いたい。


    不気味で切ない。



    読んでいる間、鈴木雅久の夢で逢えたらが脳内BGMで流れてました(笑)

    0
    2016年06月13日

    Posted by ブクログ

    読み終わりました〜!
    正直なところ、気になるところはありますが
    こんな世界なので、そういう終わり方も
    ありかなと思いました。好みは激しいかも…。
    気になる部分は個人的に想像して
    楽しもうと思います(笑)!満足!!!!!!!!
    (柴村さんの他の作品も読みたい)

    0
    2021年01月05日

    Posted by ブクログ

    ついに訪れる、市の破滅と終焉。

    こんな終焉は、望んでいなかった。
    しかし、ではどんな終焉なら望んでいたというの?ともうひとりのわたしが問いかける。

    こうなるしかなかった、とも思う。

    死にたがりの奇蹄目、夜宵さんも食べない悪夢をさまよいながら、世界の果てまでただ二人。

    怖ろしくて、
    哀しい、

    0
    2015年04月10日

    Posted by ブクログ

    最後は嫌な後味が残りつつ、終わった。
    細蟹を抜け出しても、二人は抜け出せない閉鎖された世界、細蟹の糸からは逃れられるのかは疑問。

    夜宵、宵鳴、鳴夜、そしてまた夜宵といった
    タイトルの無限ループもその不安を強くする。

    しかし、何にとらわれていても
    最期まで二人が寄り添っていることは
    きっと確かであ

    0
    2017年05月15日

    Posted by ブクログ

    夜宵、宵鳴、鳴夜と続いた細蟹の市をめぐるお話。初めは何がどうなっているのかさっぱり分からず、頭が混乱した。嘘でしょ、と思うくらいどんどん人が死んでいき、崩壊していく。途中崩壊が一気に進みすぎて方向性がわけ分からなかった。かなりグロテスクな描写が多いので、苦手な方はお気をつけて。最後、サザとまことは幸

    0
    2015年08月11日

    Posted by ブクログ

    夜宵から続くシリーズ3巻目。
    夜宵→宵鳴ときて→鳴夜 と回文が一周しこれにて終焉。

    柴村さんの新刊待ってた!しかも夜宵シリーズの続刊で嬉しい!
    前作で不協和音が響き始め、今作ではあちこちで軋み始め一気に崩れ落ちていくような。不気味で物悲しい雰囲気が好きだった。幻惑三部作、楽しませて頂きました。

    0
    2015年05月18日

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