感情タグBEST3
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リーマンショック前後のアメリカを舞台にした展開。社名が全てではないが実名使われるのもストレスなくて良いです。テンポ良く面白い。下巻に期待です。
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レッドゾーンのアカマ自動車救済と並行して一部書かれているが、内容はリーマンショックの内容。
相変わらずの様々な接点があるが、最終的にどのように一つの線になるか楽しみな内容。
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リーマンショックの話が中心となる。アカマ自動車の買収合戦の終盤から物語が、展開される。アメリカン・ドリーム社の買収を巡って、ストラスバーグとの攻防が凄い。飯島さんや柴野さんも登場した。。
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ハゲタカ作品第四弾。今回の舞台はリーマンショック前後の鷲津率いるSAMURAI VCによるAD(アメリカドリーム社)の買収劇。今回も痛快な物語についつい夢中になり一気に読破してしまいました。
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待望の続編。
久々に読んだけれども本当に面白い。
計算づくめの駆け引きがたまらなくかっこよいです。
金融危機。今の世の中のことをかんがえると小説とは思えません。
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ハゲタカシリーズはやはり面白い。
飯島の存在感が何よりも強烈。少ししか登場しないのに、すごいインパクトを残してくれる。
次はいよいよ決着か、楽しみ。
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感想
鷲津がいよいよアメリカを買い叩く。どうにかなる精神でやってきた米国市場に鉄槌を下すため、米国名門企業の買収に乗り出す。
確かにアメリカは民間企業であっても超法規措置がまかり通るなど複雑怪奇な市場構造だ。2024年現在ではUSスチール買収は、会社を救うために日本企業が行おうとしているが、大統領選挙のために心情に訴えかけた政治案件にしようとしている大統領候補を見てため息しか出ない。
あらすじ
時はアカマ自動車の買収劇の最中。米国でのサブプライムローン問題が噴出し、爆発の時を待っていた。鷲津は市場の神様であるストラスバーグからゴールドバーグ・コールズを救済するようにお願いされていたが、自身が銀行に興味がないのと、GCの社長から毛嫌いされたこともあり、もの別れに終わっていた。
アメリカでいよいよ住宅バブルが崩壊する頃、鷲津はエジソンが設立したアメリカン・ドリーム社に目をつけていた。
いよいよ住宅公社が政府の管理下に入り、リーマンが弾けるかもしれないという夜明けに差し掛かっていた。ストラスバーグは鷲津にADへの干渉を辞めさせようとCGの救済を申しつけたが、鷲津はCGの救済を飯島を使ってUTBに任せてAD取りに動いていた。
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スピード感がある。リーマンショックを舞台に進んでゆく物語。実話に沿った進行で興味深い。
下巻まで読んだか読後感は悪くない。やたらリンとイチャイチャしてるのは鼻につくが喧嘩に負けて勝負に勝った感じかな?
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ハゲタカシリーズ第4弾
リーマンショックがモチーフというか、もろにそれか。
サブプライムローン問題の最中に、トーマスエジソンが設立したというアメリカンドリーム社(GEは本編にも出てきているが、アメリカンドリーム社は架空?)を鷲津率いるサムライキャピタルが手中に収めようとたくらむ。
しかし、政権にも影響力があるアメリカの大物投資家 ストラスバーグが横やりをれてくる。
上巻のなかでは一番面白い。
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今月の4冊目。今年の22冊目。
今これを読んで思うことは、もう既に10年前の出来事だということ、それから当時はまだ子どもだったので問題がどれほど大きかったのか分からなかったこと、それらが認識できたなーということです。
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リーマンショックの前奏曲から渦中まで。
サブプライムローンから、
サブプライム・モーゲージ(subprime mortgage)」になることで、
破綻の速度が急速で、崩壊が連鎖的におき大規模となる。
ハゲタカファンド サムライキャピタルの鷲津。
アメリカを買い占めると言う野望に、全力を上げる。
Greed is good.
エジソンがつくったアメリカンドリームを買収する。
なぜか?『欲しいからだ』と鷲津が言う。
市場の守り神 サミュエルストラスバーグと闘う。
ジャッキーの考え方と行動が ステキだ。
新聞記者 北村のジャーナリストになろうとする姿勢が
鷲津に評価され、それがねたとなってスクープとなる。
しかし、新聞社の中では、嫌われ者とされる。
投資会社のあり方と破綻。
『エリート』であるが故に、みえない罠にはまっていく。
アメリカのもつ特有なメンツとプライドが
日本とは、やはり異質なんですね。
とにかく、鷲津。がんばれや。
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金融用語にはやっぱりスムーズにはついていけないけど、今回の内容がサブプライムローンやリーマンブラザーズ破綻のこととあって、いつも以上に興味深く読めた。
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久しぶりに読んだ「ハゲタカ」
シリーズ4作目だそうで、3作目をスキップした事になるは、まぁいいか。
舞台は2008年、リーマンショック直前の米国。
ほとんどの日本人にとっては寝耳に水の話だったが、サブプライムローンの破綻を認識していた輩にとっては、稼ぎ時でもあったんでしょうなぁ。
(2016/4/12)
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ハゲタカの異名を持つ鷲津政彦が次にターゲットにしたのは米国にあるアメリカン・ドリーム社だが、鷲津の前には師匠とも呼べるサミュエル・ストラスバーグが立ちはだかった。ストラスバーグの持つ権力は経済界のみならずFBIをも動かし、鷲津を徹底的に追い詰める。鷲津はこの危機をどう切り抜けるのか!
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鷲津をはじめ、キャラクターにホレボレするほど魅力的な本。
ハゲタカシリーズは大好きで、今回も発売されたのを見て飛びついた。
とにかく、登場人物が全員魅力的である。
いいヤツ、悪いヤツ、みんなキャラが立っていて面白い。
だから、読んでしまうんだろうなぁという感じである。
舞台は、リーマンショックあたりの話。フィクションとは言うものの、ストーリーが現実とリンクしているので、想像がしやすく、サクサク読める。
飯島が支援したと噂の知事もニヤッとしてしまった。
これだけ濃厚なのにサクサク読める本は久しぶりな気がする。下巻では、上巻以上に波乱が待ってるんだろうな。期待でワクワクさせる。
上巻としては☆4.8かな。最終的な評価は下巻で。
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ハゲタカシリーズ本編第四弾。
アメリカが舞台。
FBIが出てきたり、大統領の名前がちらついたりしてハゲタカらしい大胆なプロジェクトが動き出す。
オバマ&マケインが争っている話等、
ちょこちょこ史実と同じ話も絡めて描かれており、
面白いなと思った。
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11月-22。3.5点。
ハゲタカ第4弾。リーマンショック直前からの話。
フィクションだと知っていて読むが、真実はこれと思わせるほどのリアルさ。
下巻も期待。
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3
ハゲタカシリーズ第4弾。強欲は善であり、強欲こそがアメリカンドリームの原動力。そんな米国覇権主義にお灸をすえる。サブプライムローン危機をモデルにしたアメリカが舞台。GEがモデルのAD社の買収を巡り、圧倒的財力を持つサミュエルストラスバーグと対峙。リン、堀、サム、飯島をはじめ、新たにアンソニーという右腕になりそうな若手も。暁光新聞の北村とリッキーコンビを絡めたメディア合戦も面白い。エジソン逸話も面白い。集合天才というシステム。有名な名言は、いくら努力しても閃きがなければ何も生まれないという解釈もあるらしい。
低所得者向け住宅ローン(サブプライムローン)を集めて証券化したものが、サブプライムローンのモーゲージ債。これのCDS(クレジットデフォルトスワップ)とは、貸し倒れのリスクを回避するためにかける保険のような金融商品。CDOとは様々な債権やローンなどをミックスした証券化商品。
アメリカでは戦後一度も住宅価格が下がったことがない。
エジソンが遺した言葉。社会が必要とする仕事には必ず後継者が現れる。エジソンは集合天才という発想を築き上げたと言われている。各々の専門分野において突出した才能を集めれば一人の天才をもしのぐ発明が期待できる。GEやアップルのスティーブジョブズなどにも受け継がれているらしい。一人の天才ではなく、チームプレイで画期的商品を創り上げる集合天才のシステムが20世紀の工業化社会を築いた。天才は1%の閃きと99%の努力と言われるが、実は努力が大切という意味ではなく、いくら努力しても閃きがなければ何も生まれないという解釈もあるらしい。自信家だったらしい。
沈黙は金というが、後ろめたいと感じている相手に対してだんまりの効果は絶大。
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アメリカ資本主義に対する鷲津の嫌悪感とバブル崩壊時に買い叩かれた日本の銀行の嫌悪感が、アメリカを表徴する企業を買収したという内容で、そのきっかけはリーマンショック
資本を増やすために資本を使うのが資本主義だとすると、それは投資銀行だけに限らず、労働力という資本を取引している労働者だって資本主義の中にいることになる。
決して、あっちにいる強欲な人たちの話では終わらない。