【感想・ネタバレ】駅物語のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

お仕事小説

QM
2024年03月25日

たまに利用する東京駅をこういう視点から見れるのは面白い。私自身あまり鉄道に詳しくないので知らない言葉も多々あったけど、お仕事系小説としてしっかり楽しめた。

0

Posted by ブクログ 2021年01月18日

駅にまつわるそれぞれの人の想い、ストーリーがあることを改めて気付かせてくれる本。

ゆっくり時にグサッと心に訴えかけてくる言葉もあり、一気に読めた。
この本を読みながら、自分は仕事に対してこういう裏側のことまでしっかりと想像を巡らせているのか、自問自答することもあった。
また、普段駅を利用していて、...続きを読む駅員の人たちに質問はしても、その人たちの顔や声をしっかり覚えているのか、自分もこの小説の中のその他大勢の人のようになっていないか、考えさせられる本だった。

駅を通して、それぞれの人たちの心にスポットを当てた感動と深い思慮を与えてくれる本。

0

Posted by ブクログ 2020年07月17日

温かい気持ちになれた1冊。気がついたら、駅員として奮闘する主人公を応援していた。今日もどこかの駅で、素敵な物語が生まれているのだろうか。そう思った。

0
購入済み

読んで良かった

R
2018年03月23日

とてもステキな一冊。
満員電車でおしあいへしあいで毎日嫌だけど、
これ読んでたら
周りの人だってきっと嫌だろーなこの状態、
っておだやかに思えた。
藤原みたいな駅員に会ってみたい(笑)

0

Posted by ブクログ 2024年02月12日

わたし定時で帰ります、の著者のお仕事小説
東京駅で働くってこういうことなんだな、と仕事の裏側が見られるのが楽しくておすすめ。

0

Posted by ブクログ 2023年06月27日

特に電車にも興味はないけど、朱野帰子さんの本を前に読んで面白かったので、手に取りました

朱野さんの本はやっぱり面白い
すぐに引き込まれました

若菜直がどうして駅員になったのか
5人の恩人

同僚
いろんな角度から駅にいる人たちを観察できる本です

駅員さんたちの苦労も知れて、安全に毎日運行して...続きを読むもらっていることに感謝しなきゃと思いました!

0

Posted by ブクログ 2022年12月01日

東京駅で働く新人駅員さんのお話。
登場人物のキャラが濃い。濃すぎる。
そして新人さんの扱いってほんとにこんな感じなの?いまだったら確実にパワハラで訴えられるよな…?
というような内容ではあった。
前半はそんな感じで、あんまり入っていけなかったかな。

直と同期の犬塚が仲良くなったあたりからは、だいぶ...続きを読む読みやすかった。
スピード感はありつつ、駅の利用者と駅員さんひとりひとりにスポットをしっかりあてて描かれていておもしろかった。
駅員さんの苦悩は、現実でも沢山あると思う。でも、そういうことを今まで考えたことってなかった。
この作品を読むと、駅員さんのことを見る目は間違いなく変わる。駅員さんも私たちと何ら変わらない、1人の人間であることに気付かされた。

0

Posted by ブクログ 2021年08月22日

東京駅を舞台に描かれる駅員さんと人々のお話。正直鉄道にあまり興味がなく、完読できるか不安だった。が読み始めるとどんどん引き込まれて、電車がメインというよりは人間模様のリアルさに感動!

0

Posted by ブクログ 2021年04月02日

私も鉄道会社に就職したかったのですが、採用がない時代でした。でもいま思うとこのくらいの覚悟がないといけないんだから、就職できなくてよかったです。人の安心安全を守る仕事は、大変です。毎日感謝して電車に乗っています。

0
購入済み

奇跡の起こる場所

2020年07月04日

コロナ渦でも動き続けている電車を見て、選んだ作品。
働く人の大変さがわかる、お仕事本。
というだけてなく、沢山の人が行き交う場所だから生まれる人間物語。
実は自分、隠れ鉄オタかもと思えてくるくらい、駅に行って電車に乗りたくなりました。

0

Posted by ブクログ 2020年02月09日

駅での乗客と駅員のふれあいと悩みが交差するお話
優等生の主人公が弟のことで後悔をかかえる反面、お世話になった人に恩返しをしようと頑張ります
みんな誰かしら支え合っていることがわかります

0

Posted by ブクログ 2019年11月12日

タイトルに惹かれて購入。
東京駅を舞台にした女性駅員の物語です。客とのトラブル、人身事故、案内など普段駅で目にする駅員の裏側を描いています。
朱野さんは、「今日、定時で帰ります」「海に降る」など、働く女性を主人公にしている物語が印象的です。本作品でも女性が主人公で一見、駅に駅員に憧れをもっていると思...続きを読むいきや、どこか秘密を抱えています。
連続ドラマっぽい仕上がりになっていて、ドラマ化になってもアリなんじゃないかと思うくらい、楽しめました。
ニュースで聞く人身事故や他のトラブルの裏では、壮絶な現場だということが、マイルドに描かれてはいますが、駅員さんには頭が下がる思いでした。
私も接客業をしていますが、まぁ自分勝手な人が多すぎるなと改めて読んで思いました。同じ人間なのにムカつくったらありゃしない。怒る理由はわからないでもないですが、こちら側も努力しているんですからと思わず言いたくなります。
この本を読んで、駅員の苦労を理解してほしいと思ってしまいました。
登場人物も個性あふれる人たちで、飽きさせませんでした。
どこの職場でも嫌な人、ソリが合わない人がいます。また、なんとなく入社した、好きだから入社した、入ったきっかけは様々で、仕事の向き不向きがあります。
すぐに辞める決断もありますが、悔いのない人生を一生懸命送って欲しいなと思います。
一生懸命がんばっている姿に自分も頑張らなきゃなと思わせてくれました。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年10月15日

「電車は人が動かしている」
電車通学じゃないから電車に乗ることも少ないけれど、生活する上で欠かせないもので、それを機能させているのは、私と同じような人達なんだなってことを、ちゃんと考えたことがなかったな、と思った。

人身事故のシーンが衝撃的だった。

0

Posted by ブクログ 2019年09月21日

【刺さった内容】
ベテラン駅員、出雲さんの言葉。「失敗を乗り越えたことがない人間は自分に自信がない。空っぽなんだ。それを埋めようと自分以外の誰かを思い通りに動かしたくなる」299ページ
【糧になったこと】
この物語に登場する駅員は色々あるけど、最後は鉄道員としての誇りを持って仕事をしていると思います...続きを読む
今の仕事を始めた時の目標、初心は何だったかを考えました。

0

Posted by ブクログ 2018年05月31日

読み始めてすぐ田舎者の私は東京駅の線の話とか分からんくて、とりあえず読むに徹したけど短編短編で多少つながりもあって、途中からは人間味もありスラスラ。 鉄オタさんでなくても楽しめると思う。 仕事小説みたいやから 友達に電車の運転士おるから薦めてみようと思う。笑

0

Posted by ブクログ 2018年04月19日

連作短編だったかな(記憶をたどってかいているので)
鉄道のお仕事は思えば大変なお仕事で
サービス業なんだなぁと読んでいて実感できました。
読後から、駅員さんや駅に携わるかたがたへの
まなざしが変わった気がします(笑)

色々あっても設定が若い年代なので、
爽やかな印象の物語でした。

0

Posted by ブクログ 2024年03月12日

鉄道会社の新入社員若菜直。
喧嘩越しの同期ヤクザのような直属の上司初日から現場での激務を終え絶望する。直は鉄道会社に入社したきっかけとなった、5人を探し出し徐々に働く意味を見出していく。
だんだんと打ち解けていく若菜と犬塚の関係性がとても素敵だと思う。ラストシーンの子供とのやりとりがお気に入り。

0

Posted by ブクログ 2023年12月09日

新人駅員の若菜直が、働く目的としていた5人の人物にあうことで、それぞれの人生の分岐点を作ったり、直の成長に繋がったりするお話。

きちんとした駅員さんが、物語の中では、砕けたやり取りをして、個性の強い人間性でぶつかり合って、感情を優先した行動をして、と人間が行う仕事だからこそのドラマが面白い。

...続きを読むに首都圏の主要駅の駅員さんの何が大変かということが詰まっていて、普段利用している電車が正確に発着し、何気なく利用できる有難みを改めて感じた。

0

Posted by ブクログ 2022年06月29日

東京駅で働く駅員の話。鉄分はそれなりにあるのだが、謎解き、ミステリー要素が多い。目的の5人を探しだしても、イマイチスッキリしないのは何故だろう?

0

Posted by ブクログ 2021年01月22日

手軽に読めて心温まる1冊でした。

駅で起きる奇跡って、ただのお涙頂戴的な内容の詰め合わせかと思って読み始めたけれど、
いい意味で私にはそこまで奇跡に思えなかったというか、もっと人間味溢れていて読みやすかったです。

駅員に本当にこんな派手だったりヤンキー気質の人いるのか?という疑問はあるものの、
...続きを読む若菜の周りの人達がいいキャラしていて、スピンオフも読みたくなる。

若菜の成長していく様がよかった分、最後の方がちょっとあっさりしすぎた気もしました。
もっと悩んでもがいて成長していくところも見てみたかった。

0

Posted by ブクログ 2020年06月07日

「わたし、定時で帰ります。」の著者が描く駅を舞台としたお仕事小説。
駅での出会いを描いた作品かと思いきや、若菜直と言う女性の駅員の成長の物語。
東京駅に配属になった若菜直は、1年前に東京駅で倒れた時に助けてくれた5人の人を探す為に、内定の決まっていた大手企業から東本鉄への入社を決めた。
最初は駅員の...続きを読む仕事にそれほど興味のなかった直だったが、鉄オタを隠して駅員になった同期の犬塚、見た目は派手だけど、実は努力家の同い年の由香子、ぶっきらぼうで少し乱暴な先輩・藤原たちと接するうちに、駅員としての自覚が生まれて来る。
後半の駅員の人格を無視したSNSへの誹謗中傷などに傷つく様子などは、ここ数週間話題になっている自殺した女性へのSNSへの書き込みを思い浮かべずにはいられなかった。
確かに毎日駅を利用していても、駅員さんの人格などを意識したことなど、今まで一度もないかもしれない。
1人1人の駅員さんの努力で、日本の、特に首都圏の緻密なダイヤでの運行が守られていることを考えさせられた一冊。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年02月11日

栞ひもがついてなかったので。
もらった栞大活躍で。
それで、想い出の本にも。

思いがけないところで泣いてしまった。

奇跡…
ニックネームについていけなかった。

作者
かえるこさんなんだぁ。

0

Posted by ブクログ 2019年12月15日

弟の死を経て、鉄道勤務を志した直。駅という特殊な勤務場所で出会う数えきれないたくさんの出会いと経験に感化されて自分自身を成長させていく。
粘り強くトライするということ、自分の哲学で仕事をしている直はかっこいいと思った。

0

Posted by ブクログ 2019年12月12日

思ったより面白かったです。
駅員の見方が変わりました。
でも、鉄道ファンにはなろうと思わないですね。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年11月21日

 東京駅の駅員になった女性が、駅員になりたい夢を持ちながら亡くなった弟の気持ちを理解しようと、日々様々な業務トラブルに見舞われながらも、1年前に自分を助けてくれた5人を探し出し、日々成長していく話。

 探していた5人が、普通というよりむしろ心の闇や複雑な事情を抱えている人たちだったのが意外だった。...続きを読むそれが、弟の死や、仕事・駅に対する複雑な想いを自分なりに乗り越えていくきっかけになっているのだろうけど、あまりに個性とエピソードがインパクトありすぎて、ちょっと再会できた後の充足感・爽快感が削がれてしまった。先輩駅員や同期、上司も個性が強い。実際にこんな駅員ばかりだったら職場環境、大変だろうなと勝手に想像した。

 ただ、日本の電車が世界一正確で安全だと評価されるのは、鉄道技術だけではなく、駅員の皆さんの地道な努力あってだと実感。駅員も職業の一つといえばそれまでだけど、人身事故の後処理をする駅員の気持ちを察すると、電車が遅れる、なんて安易に鉄道会社に怒りの矛先を向けるのは間違っているなと思う。駅員や乗務員という仕事に少し関心を持つきっかけになった1冊だった。

0

Posted by ブクログ 2019年10月03日

すごく読みやすい。
映像化されてほしいと思う本NO.1

文学としては薄さも感じるけど、娯楽や映像化脚本的にはこれくらいの軽さがちょうどいい。

軽い移動時間に読むのにちょうどいい一冊。

0

Posted by ブクログ 2019年09月01日

2016/8/27 40%くらいまで読んで期限切れもあり返却。中々面白かったので、また、あらためて読みたいです。

0

Posted by ブクログ 2019年05月24日

まぁまぁ面白かった。
TVドラマになりそうなストーリですね。
ただ、少し盛り上がりにかける感じはする。
弟の死により、自分の将来を変えちゃう。
親族の死は相当な影響だろうが、好きでもない仕事をするっという方向にいくのが、多少の強引さを感じた。

男の子は鉄道の遺伝子をもって生まれてくるっというような...続きを読むセリフがあったが、強く同感。
1才になる息子は、車・鉄道が好き。
娘にもない熱狂ぶりに、共感をいだいた。

0

Posted by ブクログ 2019年05月04日

現在、ハマっている作家さん、朱野帰子さん。
東京駅が職場って色々な人の人生を垣間見ることになるんだろうな。

0

Posted by ブクログ 2019年04月11日

東京駅の駅員はかなり冷たくて、まるで機械のような人間で苦手に感じていた。本書ではその東京駅が舞台で、東京駅で働く駅員の物語が繰り広げられる。
物語はざっくり言えば、主人公の弟が言ってた「駅は奇跡が起きる場所」の言葉通り、5人の恩人に恩返しをしていく奇跡を起こす物語である。正直言って、展開は非現実的で...続きを読むご都合主義であるが“駅のリアル”について書かれていたのが凄く良かった。

本書に書かれた駅員の業務は以下の通り。
運賃、時刻表、路線を全部覚える(しかも改正されまくる)。ホーム監視では遅延を極力発生させないようにする。理不尽なクレーム対応。泊まり勤務も当たり前にあり、休みが取りにくい。などなど、鉄道業界になかなか人が集まらないのも頷けるハードな仕事内容。それに付け加えて。
「駅員を殴らないでください」の注意勧告ポスターが日常茶飯事で行われていることにも驚く。主人公の上司の「乗客は我々を人間だと思っていない」という言葉が刺さる。しかし、駅員からすると乗客も人間と思わないんだろうな、と思う。

世の中楽な仕事なんてないが、駅員の大変さは我々には伝わりにくい。体験したら1日で音をあげそうなものだ。本書を読んで、駅員の過酷さが伝わった。東京駅の駅員が苦手だったが、心を殺して機械のように淡々と対処するのも無理もない話だと思った。これからは駅員のことも気にかけるようにしよう。

0

Posted by ブクログ 2019年01月20日

朱野帰子の『駅物語』は東京駅で新人駅員が新たに駅員業務を覚えていく物語。ただ、この新人には東京駅で駅員にならなければならない(と信じる)理由があった....

鉄オタや駅員の実態といった、普段目につかない世界と利用する駅でもよく見かける駅員の実態を混ぜ合わせつつ、小説として幹を成しているのは主人公と...続きを読む弟との関係だ。

そのあたりと駅員の関係が少しギャップがあるようで、どうしても駅というと人身事故との絡みがでてきてしまうので、少し怖い。

しかし筆致は柔らかでストレートで読みやすい。逆に読みやすすぎてあまり残らない?妙に文学的である必要もないが、多少読み応えというか表現に重みが欲しいような気もするが、それがもしかしたら著者のあるいはファンの望むところなのかもしれない。

あまり人の目の触れない職務を中心とした小説が他にもあるので、もう少し読んでみたい。

0

Posted by ブクログ 2018年10月15日

一番大事な時に東京駅で助けてもらった五人に感謝を伝えたく、亡くなった弟の夢でもあった東京駅の駅員となって、感謝の言葉だけではなく、五人の置かれている環境に驚きつつも、一緒になって解決していく新人駅員の物語です。各章一人と解りやすい構成で、最後は主人公の奥に潜むモヤモヤをさらけ出し、自分を乗り越え、次...続きを読むに向かって歩いていく、そんな物語でした。ひさびさにストレートって感じでした(笑)

0

Posted by ブクログ 2017年08月09日

綺麗でさっぱりした物語。同時に単調でご都合主義的でもある。まとめは急いた感じもするが、展開としては良。

0

「小説」ランキング