【感想・ネタバレ】1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

浴びる

Googleを検索して答えが引き出せる

うろおぼえ力が大切

記憶力よりも人に何を聞く

私は何か問題が起こったら非常に優秀な私よりも頭の良い人が良い答えを出させます

そうすれば自分の体はスッキリした状態に保つことができます

そして自分はもっと大事なことを時間を使います

それは例えば考えるということなんです

考える事は過酷な仕事だだから
それをやろうとする人がこんなにも少ない

知識があればコストが下がる

情報量が増えると人は考えなくなる

考えるとは概念の上に意識を漂わせ情報と知識を分離

結合させ整理する行為

つまるところ考えるとは意識的な行為

意識

考えるとは意識を使って情報を制する

意識を自由にコントロールすることこそ

最終的な私たちの目的地

最も賢いのは芸人である

考えるとは最も効果的な行為

あらゆる行動、物事に対して使える最強のスキル

本質を考え抜きたった1つのことを行うことで
結果的に効率をもたらす

すべてのものは一見分かれているように見えるが

実は有機的につながっている

そしてそのつながりの中にその本質を問い続ける

何かを成し遂げたいのであれば常に考えて最も

保守的なことだけ気をつけるべき

考えること最もコスパの高い行為である

前提を疑うそれが考えること

問いをとうと言う事は前提を疑うことでもある

できる人は常に代替案を用意してある

考える目的を端的に言えば
代替案を出すこと
具体案を出すこと
全体像を明らかにすること
本質を見抜くこと

ホリエモンの優秀さ

彼にはあまり執着がない

代替案をいくつも持っているから余裕がある

想定内

失敗を前提に別の手段(代替案)を持つ習慣が

身に付いている

こだわる人ほど成果を上げることができない

小さな物事に集中し続ける意識のコントロール力

具体案を出すこと

全体像を明らかにする

物事の全体像を捉えるべき俯瞰する時

どこに意識すべきは時間軸と空間軸でこの時

実際に紙に書き出すことがポイント

核心をつくと言う事はここを変えればもっと

大きく動くだろうと言うレバレッジポイント

見つけること

見えている問題はできるだけ手を触れては

いけないし仮にその場しのぎであったとしても

目の前に見える氷山の下にある大きな氷の塊を常

に意識しなければならない

思考力を鍛えるためには何が必要かというと

考える、書く、話すの3つのサイクルの確立

自分の分析が何か気持ち悪いと感じなくなるまで

考え続けるのがベスト

次に話す上で十世なのは口癖

本質的にはと口ずさむ習慣をつければ出て

くることばは自ずと本質的なものとなる。

書く

思考を形にすること

考えても形にしなければ何の意味もない

紙に書いて初めて思考が固定される

違和感がなくなるまで何枚も描き

本質はどこにあるのか仮説を立て

それを検証する

行動を何か1つとって見る

本質的であるかどうかはその効果によって

測ることができる

メモを取る習慣が決定的に重要である

知識があれば選択肢を増やし

選択肢は自由を増やすことができる

自由は豊かさを増やすことにもつながる

意識が主体で知識が目的

読書は効率よく知識を取り入れる最強の方法

良質な本を読み直しているだけでも

自分の視野の狭い洞察の浅さにきづかせくれるし

読むことで自分の情報に吸着したい意識を引き剥

がしてもくれる。

入門書はそのテーマの扉を開けると言う目的が

あり専門書は本質早く到達させると言う目的がある

頭をクリアにする環境を整える

身体のコンディショニング

ストレスの軽減

静謐な空間の追求

1
2020年11月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本書はタイトルに惑わされてはいけない。本書の本質は、思考とは何かということを問うた哲学書である(と私は感じた)。思考法のノウハウ本ではなく、本書を読むことで思考を体験することができるように構成されている(し、そのように読むことを著者も望んでいる)。
そしてその先には、現代人の悩み、今後の働き方や生き方に関する提言もまとめられている。とにかく常に思考を続けることが重要である。
これは、「メモの魔力」の著者である前田祐二氏の主張とも一致する。
また、著者はこれまでに様々なことを思考し著作として出版しているので、それらを読んでみればより著者の思考とは何かを体験できると思われる。


・「解を問う」のが20世紀の教育だったならば、「問いを問う」のが21世紀の教育であろう。
・20世紀にお金を生むのは知識だった。そう指摘したのは経営学者のピーター・ドラッガー氏だ。21世紀では知識はお金を生まないだろう。知識は誰でも手に入る。お金を生むのは社会的関係(信用)である。ただ21世紀、知識はあらゆるコストを下げるために使われる。健康に関する知識があれば治療費や保険料が下がるのは言わずもがな、確かな知識と情報は購買にかけるコストをも下げる。
・世の中は超情報化社会と言われるが、情報量が増えれば増えるほど人は思考しなくなる。
・もし情報の洪水から逃れたいのなら、一定期間、情報を遮断することだろう。これを「情報デトックス」と言う。日本語の通じない海外に行くのも良いし、ネット回線がつながらない山奥の湯治場に身を置くのも良い。情報流入量を常に意識して、「思考量>情報量」という状態を維持することが大切である。
・「考えるとは、概念の海に意識を漂わせ、情報と知識を分離・結合させ、整理する行為」である。つまるところ、考えるとは「意識的な行為」なのだ。考えるとは頭を使うことだと一般に言われているが、そうではない。ではどういうことかと言えば、意識を使うことである。考えるとは、意識を使って情報を整理することだ。これがブレイン・アスリートの出発点である。そして、「意識を自由にコントロールすること」こそ、最終的な私たちの目的地である。
・目標を値化したところで経済が成長しない。21世紀における問題は、「あるべき姿と現状のギャップ」ではなく、「対立」だからだ。ここで言う対立とは、人が矛盾の両立を望んでいる状態のこと。そして矛盾とは人がAとBの両者を成り立たせようとして、「もがいている」状態であり、AとBを両者とも成り立たせるためには、上位概念のCの発見こそが必要なのである。それが21世紀的問題解決の特徴である。
・価値観とは時空を超えて物事を捉えることでいかようにも変わるものである。時間軸とは、過去や未来、空間とは自分以外の社会、文化、国のことだ。時空間を広げて見せることで、今ここにいる自分にとって重要な問題が問題ではなくなる。問題を解決したければ一度立ち止まり、まずは対象から距離を置くことである。そうすることで人は問題を矮小化させることができ、執着していた対象から解き放たれるのである。
・考える目的を端的に言えば、「代替案を出すこと」「具体案を出すこと」「全体像を明らかにすること」「本質を見抜くこと」の4つである。
・ジャックアタリ氏の「21世紀の歴史」「海の歴史」はお薦め。
・メタ思考の最終的な目的は本質を見抜き、核心を突く代替案を見つけることである。では「本質的」とは何かと言うと、3つの共通する要素があることがわかる。それは「普遍性(応用がきくこと)」「不変性(時が経っても変わらないこと」「単純性(シンプルであること)」だ。
・私たちはしばしば現状や過去に執着する。悩みの本質はいつも執着にある。執着は意識の焦点を固定させ、選択肢を欠如させる。一方、知識は我々に新たな選択肢を与え、執着や悩みを解きほぐす力になる。そして、この知識を使うことこそ思考の役割である。思考とは意識を振り向ける動作であり、知識を選択し、またそれらを結びつけたり切り離したりして新たな選択肢を作ることである。この「知識と意識(をコントロールする思考)」を組み合わせることで人生の自由度は大きく変わってくる。その意味において、知識と意識は思考の両輪と言える。

・通貨は信用から生まれ、信用は価値の蓄積で成り立ち、貢献には時間を費やす必要があり、時間は心身の健康を前提とする。つまり、通貨(お金)は健康(エネルギー)から生まれる。だからもしお金がほしいなら、まずは健康(技術と知識と行動)に投資すること。そのうえで、時間→価値→信用の順に投資していくのが資本主義社会の王道である。
・国や大企業に代表される中央集権システムは、図で表すと円錐のような形をしている。時間やお金を下から吸い上げて上から再配分するのが特徴で、すでにでき上がったマジョリティのシステムは基本的にこのような形をしている。これがいわゆるタテ社会である。
・一方で、これから社会の中心となっていくネットワーク社会とはフラットな世界で、資源を吸い上げる機構としての円心がない。必要な資源をその都度、横に配分していく。個人間の直接のやりとりもあれば、そのフラットな世界の中でハブとして機能する個人やコミュニティも乱立することになる。これがヨコ社会だ。
・現時点でヨコ社会の住民は主にタテ社会のスキームに収まらないマイノリティボ占めるが、いずれヨコ社会が経済の中心を担うようになる。
・複数のコミュニテイに同時に所属することが普通の時代になると、「自分とは何か?」について悩む人がきっと増えるはずだ。それを避けるためには、「自分とは様々な人格のポートフォリオにすぎない」という分人的な発想に切り替えることが重要だ。そもそも自分というアイデンティティは他者との関係性によって成り立つものである。
・コミュニティが変われば求められる役回りは変わる。だからこそ大事なことは柔軟性だ。必要以上に頑固にならず、環境の変化を素直に受け止め、場合によっては戦略的に人格を使い分ける。本当の自分など存在しないと悟ることができたら、気楽な生き方がしやすくなるだろう。
・ボランティアは信用主義経済や贈与経済を成り立たせる基本要素でもあるので、これからきたるべき経済を体験する良い予行演習にもなるだろう。理想を言えぽ、誰でもできる簡単なボランティアだけではなく、自分の専門分野や得意分野を活かしたもののほうがいい。いわゆるプロボノだ。
・ソサエティ(社会)からコミュニティ(共同体)へシフトする中で、私たちの働き方や仕事の変化を一言で言えば、それは労働から貢献へのシフトということになろう。
・そのためには一緒にいて気持ちの良い人になる必要がある。一緒にいて気持ちの良い人とは、一般的にはコミュニケーション能力の高さを意味するが、コミュニケーションカとは、言ってみれば「人との距離感のマネジメン卜」にほかならない。相手との関係にグラデーション(濃淡)をつけることである。
・もちろん、自分の好きなことに没頭しながら生きやすくなる社会ではある。でももし何かの世界で圧倒的な成果を挙げたいなら、目分のアトリエを飛び出し、知識を貰欲に学び、その知識を統合することにしか成功はないだろう。
・人は何かと「できる、できない」で選択肢を考えがちだが、今の時代、「やりたいこと」を優先すぺきである。人は好きなことをやっているときが最も集中しているし、スキルも上がるからだ。
・やる気さえあれば、自分が就職したい会社の事業についての知識や経験がなくても他での知見をその事業に適合させながら進化を促すこともできる。だから実績や経験がなくとも堂々とやりたいことのできる会社を選び続ければいい。必ず道は開けるし、実際、私の周りでそうした想いを捨てなかった人は、今やりたいことが存分にできる境遇を手に入れている。
・従来の社会の指標ではなく、自分たけの指標を設計しなければならない。最初は単純なものでいい。ナイキブラスでジョギングの記録をし、クックパッドのマイフォルダ機能で作ったレシピを増やし続け、農園を作り野菜を育て、収穫を記録すること。グーグルマップを使って自分が旅した場所に星マークをつけていくこと。小さな記録が小さな達成感を生み、成長を促す。少しずつ大きくて社会的な目標が生まれ、「じゃあ、人に貢献しくみよう」と思えるようになる。貢献をお金に変換するということができるようになる。それが新しい時代の仕事の方法である。
・人類史を振り返れば「個性」と「社会性」という相反する特性をミックスしたからこそ生物界のトップに君臨できたとわかる。人間はイナゴの大群ではない。人間とは個性と社会性という一見相反する要素を両立させることを生存戦略とした生物なのだ。しかしお金は、個体が持つ有機的な価値を減じた。ではどうすれば良いのか?答えは各人の個性の復権である。
・私は常々、人生の幸福を決める要素の50%は自分の天才性に気づき、それを発揮しくいるかどうかだと思っている。残りの半分は人によっては快楽かもしれないし、安らぎかもしれないし、アドレナリンかもしれないが、少なくとも50%は「天職」に就けているかどうかだと思うのだ。
・もし就職や転職を考えている人がいたら、自分が果たして何を得意としているのか、自己分析に徹底的に時聞き分けるぺきだ。
・先ほどいち早く天才性に気づけと書いたが、逆に言えば自分の天才性に気づくまでは安易に社会に出てはいけない。特に日本では新卒の価値が高いので、できるだけ長く大学に留まりながら色々な経験をしたほうがいい。天才性に気づく前に社会に出てしまうと信用力を稼ぐ原資もないまま、ただただAIとロボットにこき使われるだけである。年齢は関係ない。私自身、いっだって自分はどこに取り柄があるのか、毎日探している。
・自分の個性(天才性)はできるだけ微細なレべルで知っておく必要がある。「自分は電通に合っていそうだ」といった「企業レべル」の話でも当然ないし、「広告業に向いているかもしれない」といった「業種レべル」でもない。また「英会話が得意」と言つた「スキルレベル」でもない。たとえば接客が得意な人であっても、接客を要素分解していけば色々な強みが考えられる。中には相手のマイクロ・エクスプレッション(徴表情)を見逃さないことに関して卓越した能力を持っている天才もいるだろう。そのような才能を持っているなら接客にこだわる必要などなく、FBI捜査官や税関職員になるという選択肢が出てきてもいいはずだ。
・このように自分の武器が微細であるはど、様々な選択肢への応用力が増す。ただ、微細ということは知覚しがたいことでもある。それに気づく最も効果的な方法は、自信を持つことだ。「自分には絶対に何かしらの取り柄がある」と信じることができれば、短い時間でそれを見つけることができる。ただ、これも言うは易しで、よほどいい人たちに恵まれないと自信を持つことはなかなかできない。あなたが普段周りからよく褒められる要素は、まぎれるなく天才性のヒントとなると言っていい。
・自分には天才性などないとあきらめる人もいるだろうが、この世界にスーパーマンは存在しないし、存在してはならない。人間とは常に自分のわずかな個性を際立たせ、人と分かち合い、互いに分業することで繁栄していくことを生存戦略とした生物種だからである。よって大切なことは「自分とは何か?」という定義を深めていくこと。そして、新たに定義した自分を広く世界と分かち合っていくこと。それはつまり、自我を弱めつつ、同時に、自分自身が外に向けてのインスピレーターたることだ。スべシャルな存在を目指すのではなく、ユニークな存在を目指そう。
・今は、努力して成果を挙げる能力より、最小限の力で効率的に成果を挙げる「コスパ力」が求められている時代である。そして、あと少ししたら努力もコスパも意識せず、今あるもので満足する「期待値コントロールカ」が主流の時代になる。そのためにも、SNSをやめることだ。人間の不幸には2種類あると誰かが言っている。一つは「自分に降りかかる不幸」で、「もう一つは他人に降りかかる幸福」である。SNSはこの2番目の不幸を誘う。

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2019年10月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

何だかよーわからんがとにかくカッコよく聞こえる単語を組み合わせて、ねちねちと現状分析・現状肯定を繰り返すだけで、何の将来像も示さずに、安全なところから無難な意見に終始する弱腰な著者が多い中、大胆な未来予想図を示した著者に敬意を払いたい。
どっかのビジネス本で読んだことがある知見も多いが、著者がじっくり「思考」することで得た意見は、なんとも無視できない魅力をはなっている。

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2019年07月15日

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