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Posted by ブクログ
帯:
TAKAHIRO先生は何者でもないゼロから道を切り拓いてきた体現者だ
要約:
2章立てでできていて、1章では、TAKAHIRO先生のゼロから今までに築いてきた軌跡が描かれている。
2章では、何者でもない若者に向けた、誰でもゼロから始まり、その踏み出す勇気を与えてくれる熱いメッセージが込められている。
ゼロだからアメリカに飛び込み、毎日半歩ずつ踏み出し続けた経験が語られている。夢を叶える入り口は想像すること。そして、何度も反芻し、どんどん細部まで具体化していく。輪郭がはっきりしてきた夢を叶える強い味方はリミットだ。
半歩踏み出す、「だが、やる」、自分で決める
スランプはゼロの空間をつくること。など名言が連発している。
感想:
TAKAHIRO先生の言葉は一つ一つの言葉に重みがあり、説得力がある。これはゼロから自分だけの道を切り拓いてきた唯一無二の存在だからこそ成せるオーラである。
ロマンの道を選択し続けるかっこよさがそこにある。
また、エンタメを経験と客観的な視点から分析し、本気で誰かに伝えようとしているからこそ、TAKAHIRO先生の創る作品は見てる側の心を打つのだと思う。
チャンスに手を挙げた人しか夢や目標は掴めないし、人生はあっという間だから果敢に挑戦していこうと決めた。
「だが、やる」 「自己決定」 「粘り勝ち」
全てゼロから始まり、半歩踏み出し続けた先に夢の舞台がある
Posted by ブクログ
どこの「TAKAHIRO」さんなのか、知らずに読みました。
堀江さんの著書以来か、「ゼロからはじめる」ことはポピュラーになりました。
でも、それは、何もしらない、怖いもの知らずでいろ、ということではないことが、冒頭のエピソードでわかります。
すでにそこにある文化、それを愛する人々にリスペクトを持たずに入り込めば、「知らないから」ではすまない摩擦を生むことは容易に想像できます。
大切なものを踏みにじられた方からすれば、それは自由とはいわないはずです。
読み進むうち、「欅坂の振り付けをしているひと」、ということがわかり、そこから先は納得しながら読みました。
ダンサーが職業でなかったほんのすこし前の日本で、ダンスが好きで生きていきたい少年が、どんな行動を取り、それがどんな大冒険だったのかを読むだけでも、興味深いものです。
何もしらないところから、細い一本の糸を手繰り、新たなステージへ進む。
さらにその先にはまた困難があり、それを乗り越えると、、、というサクセスストーリーとして読むのもよいでしょう。
また、マドンナの偉大さを知るエピソード本として読むのもいいかもしれません。
「人を楽しませて生きよう」と、一瞬でも思ったことがある人におすすめです。
ただ、秋元先生への記載だけ、「○○でいらっしゃる」「○○でくださる」というのが、唯一、違和感のある書き方ではありましたが。
そして、カバー写真の視線が、こちらを射抜くような強さ。篠山さんの写真は、やっぱり何かが違うのだ、ということもよく分かります。