【感想・ネタバレ】怖いへんないきものの絵のレビュー

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Posted by ブクログ

いきものに関する絵画を写真付きで分かりやすく解説してくれている本でした。見たことない絵画ばかりで見ていてワクワクしていました。

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2024年04月28日

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会話形式なので、語尾にしょっちゅう!が付いてテンション高めな早川さんと冷静な中野さんの差が面白い。
編集者の友人のゲイの方によるそっち方面の解説も必見。

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2022年10月13日

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『へんないきもの』の早川いくをと『怖い絵』の中野京子のコラボ。
絵画の中の妙に気になるへんないきものについて、
早川氏が中野氏のレクチャーを受けるという内容。
『ワトソンと鮫』コプリー
『魚に説教する聖アントニウス』ベックリン
『赤ずきんちゃん』ドレ  『ロムルスとレムス』ルーベンス
見た目で印象派1『死の力』ビアード
『ペルセウスとアンドロメダ』メングス
『ヘラクレスとルレネーのヒドラと蟹』ペルッツィ
『カニに指を挟まれる少年』パオリーニ
『ヴィーナスとクピド』クラナッハ  『聖母子』クリヴェッリ
見た目で印象派2『恋に落ちたライオン』ロクプラン
『コショウソウとピパ』メーリアン  『水』アルチンボルド
『美術鑑定家としての猿たち』マックス
見た目で印象派3『大海蛇の巣穴』ヴェッダー
『人間の堕落』グース
参考文献有り。写真提供、所蔵先有り。
あの~なんでこの絵にこんないきものが描かれているんですか~?
な、早川さんのユルい問いに、これはね!とビシッと答える
中野さんの遣り取りで、その絵画について紐解いていく内容です。
絵の描かれた背景、時代、工房の共同作業、擬人化、象徴等が、
次々と明らかになってくるのだけれど、その対話がなんとも
絶妙の加減で面白い。なんともわかりやすいのも、良い。
加えて、早川さんの生物学な雑学知識も満載で、捧腹絶倒。
また、エイのトラウマでおたおたするような中野さんの様子は、
彼女の意外な一面を見られた感じで、なんか新鮮でした。
二人が、大好きなメーリアンとアルチンボルドについて話して
くれたのは、嬉しかったです。

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2020年12月23日

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めっちゃ面白かったです♪
所々吹き出しながら読みました。

ヒット作『怖い絵』と『へんないきもの』がコラボ!
まず早川いくをさんがご自身のセンサーに「どこかおかしい」と引っかかった絵画をピックアップ。さらに打ち合わせで数点に絞り込み、中野京子さんがその絵をいちおうどんな絵かレクチャーしたそう。
それを再構成してツッコミとボケと各々の知識が冴え渡る対談形式のようなものにしているのかな。
絵画も生き物も好きだけど詳しくないって人でもガハハと笑いながら学べるお得な書。

あと中野さんのエイのおはなしサイコー!!!

レビューを書かれたフォロワーさんに感謝です。

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2019年11月19日

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中野京子先生目当てだったので、美術側から読むと少し物足りないが、新しい生き物に興味が湧いたので、入門書としては最適。

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2019年10月18日

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久々に怖い絵シリーズ読んだんだけど、これめっちゃおもしろかったー!!結構声だして笑ったよ!!対談形式楽しいなぁ。あと専門家の話はやっぱりおもしろい!

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2019年10月16日

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「怖い絵」の中野京子と「へんないきもの」の早川いくをとの共著とくれば、もうこれは読むしかないでしょう。内容も期待通りのもの、最高に面白い。洋画に出てくるいろいろないきものーサメ、オオカミ、トラ、シノノメサカタザメ、ヒドラ、カニ、ミツバチ、ハエ、ライオン、ピパピパ、ワニ、サル、ヘビなどが取り上げられている。一応何かの意味を担って出てくるのだが、それが変なんだよなあ。なにそれ?って感じ。西洋人って変なの!そして、早川いくを氏と中野京子氏の絶妙のやり取りが、最高に笑える。早川いくをさん、まとめ方上手い!

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2019年08月17日

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こういう企画は大好きです。
中野京子先生の
西洋美術史への造詣の深さ と
早川いくを先生の
あらゆる生き物への愛情深さ とが
見事にコラボレイトされていて

いゃあ
面白いこと この上ない

噺(!)のリーダーシップを
早川さんがとっているのも
この一冊を
より一層面白くしている要因になっていますね

ぜひぜひ
続編をお待ち申し上げております

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2019年05月23日

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『魚に説教する聖アントニウス』の二段構えの章立てに遊び心を感じる。いい意味での「素人目線」による「この変な生き物、何?」という素朴な疑問を解きほぐしていくため、初心者向けだし、興味をそそられる。全体写真や「変な生き物を切り出した」部分写真、文章の分量や内容自体もちょうどよい。

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2019年03月01日

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ネタバレ

面白かった。「ワトソンと鮫」、赤ずきんちゃんの寓話の教訓、不屈の人のメーリアンのエピソードなどは別の中野先生の著書で読んだことがあったけれど、それでも絵画を通して、その絵画に描かれた生き物と通して語られると、また別の側面から見ることが出来て面白い。しかも生き物の本を書く人の疑問とあって、目の付け所が違うなあ、と思う。
中野先生のエイに対するトラウマの話、面白かった(申し訳ありません)。早川先生の掛け合い込みで面白いのだと思うが、恐怖というものに客観性がなくなるのは「怖い」というキーワードで何度も本を書く人でも同じなのだと思った。
ミツバチで人類は滅ぶのか「ヴィーナスとクピド」クラナッハ と ハエで人類は復活できるのか「聖母子」クリヴェッリ の二つは本当に興味深い。マゴット治療についての話が凄すぎて。
猿に対しての認識の違いも興味深かった。これも以前、中野先生の著書で読んだことがある。

てっきり実在しない「怖い」いきものの話だと思っていたが、取り上げられていた生き物の多くは実在するものだったので、それも驚きだった。

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2022年04月03日

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ゲラゲラ笑いながら読んだ。
ピパピパがマジで無理だけど描いたひと(女性生物学者)はかっこいい。ヘンなサメがかわいかった

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2022年03月12日

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装丁は中野京子の既刊に寄せているようにみえるが中身は早川いくをの醸すゆるい雰囲気で軽く読める。あまり怖くない…強いて言うなら恐い?それぞれの絵画が描かれた時代と現代日本の動物に対するイメージの比較が豊富に述べられている。

紹介されている絵を3歳の息子に見せるとゲラゲラ笑っていた。楽しい本です。

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2021年09月20日

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「へんないきもの」の早川いくをと「怖い絵」の中野京子の共著。
対談形式で、絵画に描かれたへんないきものや、それが描かれた背景などが解説されています。紋章に描かれた人相の悪いオバQみたいなサメには笑った。絵画の世界は奥が深くて面白いなぁ。もっと知りたくなります。怖い絵シリーズ大好きなので、続編も出てほしい。
「へんないきもの」であまりの気持ち悪さにトラウマになったあの背中で子供を育てるカエルにまたここで遭遇するとは…

これで2019年読み納め。2020年も良い本に出会いたい。

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2020年01月02日

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中野京子さんの解説があるとどんな絵でもおもしろく観賞できるよな。
一枚の絵の生き物ひとつからでも情報量が多い。

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2019年12月28日

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ネタバレ

読書記録です。まだの人は読まないでね。

『ワトソンと鮫』自分のことを全裸で描かせる市長『魚に説教する聖アントニウス』魚がへんな顔過ぎる『赤ずきんちゃん』そういう意味だったのか…『ロムルスとレムス』日比谷に銅像『死の力』正しい解釈が知りたい『ペルセウスとアンドロメダ』『ヘラクレスとルレネーのヒドラと蟹』『カニに指を挟まれる少年』中指を噛まれる理由『ヴィーナスとクピド』おかーさんに説教されてたのね…『聖母子』『恋に落ちたライオン』『コショウソウとピパ』『水』『美術鑑定家としての猿たち』『大海蛇の巣穴』リアルすぎ!『人間の堕落』
おわりに中野京子さんから、どうしてこの本ができあがったのかのいきさつがあります。『へんないきもの』『またまたへんないきもの』と『怖い絵』のコラボとして楽しんで、とありましたが、話し言葉での解説で読みやすいです。

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2019年08月26日

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ネタバレ

面白い組み合わせの二人の絵画をめぐっての対談?
クラナッハの絵画の「コリャまいったのポーズ」には笑った。
そして「カニに指を挟まれる少年」の解説も可笑しい。カラヴァッジョの絵の、ゲイだけにわかる仄めかしというのも興味深く読んだ。

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2019年02月11日

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タイトル通り、絵に描かれている「怖いへんないきもの」に対し早川氏がツッコミをいれ、それに対して中野氏が時代背景などを説明する。芸術史のゲートウェイとして良い本だと感じたが、ちょっと早川氏が空回りしているようなテンションであった。

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2019年01月18日

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いきものが出てくる絵を中野さんと早川さんが楽しくお話ししながら紹介してくれる。
2021/1/31

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2021年01月31日

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ちょっとふざけた感じが多すぎていまいち。2人の得意分野が融合しているのはいいが、やはり中野京子先生の怖い絵シリーズが好きかな、

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2020年11月21日

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変な生き物が描かれている様々な絵画を取り上げて解説をしている。絵に興味はあるが知らない私が知らない絵が多く、この絵にはこんな背景があったんだなと知識も深まる。サメが下手くそなオバQみたいに描かれているなどの早川さんのツッコミが随所あり面白かった。

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2020年11月06日

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前から読んでみたかった中野京子さんの美術の解説が、へんないきものでお馴染みの早川いくをさんとのタッグで読めるとは!
本書は早川さんが違和感を感じたいきものが描かれた絵画について中野さんに解説してもらいながら、さらに想像を膨らませてあーだこーだと対談している、なんとも美術に詳しくはないわたしでもとっつきやすく楽しめるものだった。

なんのために?としか思えない絵画も多く、本人からの解説があったら小説なんかと同じく今解説としてポピュラーなものも全然的外れだったりするのかなあ。

これからもっと絵画を気軽に楽しもう!と思わせてくれる1冊でした。

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2020年09月27日

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"「『怖い絵』の中野京子先生に、絵画に出てくる奇妙な生き物について色々聞く、という本はどうだろう?タイトルは『怖いへんないきものの絵』とかで!」
私はそのアイデアを、懇意にしている編集者に話した。しかしそれは八割型、冗談であった。中野京子先生のような方が、こんな企画に乗ってくれるわけもないし、私なぞ相手にしてくれるわけもない。
だが、編集者は私の冗談話を真面目に受け取り、社に戻ると、こともあろうに本当に中の先生にご連絡さしあげてしまったのだ。何ということをするんだ君は。"[p.03_はじめに]

へんないきものの出てくる怖い絵に対する対談集。
「トカゲに噛まれた少年」にまつわる考察は素直に面白かった。

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2019年03月24日

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