【感想・ネタバレ】山を渡る -三多摩大岳部録- 1のレビュー

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Posted by ブクログ

社会人女性、登山は2.3回くらいの初心者です。

1巻が無料だったので試しに読んでみましたが、面白過ぎて残りは購入しました。

架空の大学の山岳部の話ですが、出てくる山は全部実在の山です。登山好きな人ならお気に入りの山も登場すると思います。そんな推し山を熱く語り山を楽しむ部員たちと、青春を味わえる漫画です。

なにしろ登場人物の全員個性が魅力的で、感情移入できます。女子部員が多いのも親しみやすく、特に主将の黒木ちゃんの山にかける情熱が熱くてかっこいい、そんでカワイイし最強。
新入部員の女の子たちも個性的だけど素朴で、「山ガール」みたいなキラキラしたようなものはなく、学生らしく部室にあるボロボロのウエアやリュックを装備して登山に挑戦する姿は好感が持てます。

新入部員が登山未経験ということで、部存続の危機に立たされた上級生が彼女たちに山の楽しみや危険性もしっかりと伝えていくという話なので、登山入門書としても役に立つし、上級生たちは彼らで難易度の高い山やロッククライミングをする場面もあり、登山好き全方向に魅力を発信している漫画です。

私はといえば初心者で、上級者の友達に勧められるまま北岳に登ってしまい、懲り懲りしましたが、それでもキツい運動の先にある朝日や景色は山登りならではの楽しみだとこの漫画を読んで思い出し、またどこか登ってもいいかなと思いました。

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2022年11月06日

無料版購入済み

ゴリラ黒木可愛い

絵も内容もクオリティが高い山岳部マンガ。
ほぼ直角の山肌を命綱を付けてよじ登っていくガチ勢の先輩部員3人組と、運動すらしたことのない初心者3人組がどうやって融和していくのか楽しみです。
山登り道具を集める楽しさや「未踏の地」が既に存在しない山岳界の現実など、普通の山登りマンガと少し異なった視点を提供してくれるところも良い。
美形なのに雑なゴリラ女の黒木がツボでした。

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2021年11月28日

無料版購入済み

これはすごい

読み終えたあと、充足感に満ちた息が自然と洩れるほど素晴らしかった。新入部員たち(まだ入部していません)が登山の三種の神器を揃えていくシーンには心底ワクワクさせられ、何度も読み返したい。そして、このマンガを読むまで「日本の国土の75%は山林です」という事実を知らなかった。

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2022年09月30日

Posted by ブクログ

部員不足による廃部に悩む大学山岳部。そこに現れた3名の入部希望者。クラブにとっての安全支点となるべき存在だ。が、彼女たちは山への知識どころか、運動経験もない。彼女たちを部に留めたい先輩部員たちの悲喜劇がはじまる。

大学の弱小クラブあるあるネタを盛り込み、山登りの楽しさ、ウンチクを教えてくれる。さらに、盛り上げるのがこれぞマンガという個性的なキャラクターと動きのあるコマ割り。副部将金田のドヤ顔がツボにはまる。

社会人になって本書を読んでいると、改めて思う。言いたいことを言いあいながら、趣味に没頭できる大学クラブの人間関係って素晴らしいなと。

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2020年04月12日

Posted by ブクログ

空木哲生氏の作品『山を渡る -三多摩大岳部録-(2018)』の一巻を読んでみた。 空木哲生氏の作品は・・・今年の5月に読んだ・・・「スナップガール(2013)」振りですが・・・かなり楽しめた。山や登山に興味を持てる。そして、加賀ちゃんが好み。

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2019年08月01日

Posted by ブクログ

いやーこれ面白いわ。
なんか、クセになって何回も読んでしまう。キャラ達が楽しそうなのがいい感じです。でも結構硬派な内容で、そのギャップが良いのかもしれん。山や、その道具の知識も身に付きそうで、今後にも期待できます。

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2019年01月10日

Posted by ブクログ

待望の「鴨の水かき」以来の新刊。
今度は山。本格的に山。萌えもデレも無い。アルピニストの悩みと現実を漫画化。いつまでも熱い人々と一般の間を描いてるのね。

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2018年12月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

山が好きなので読み始めたが、キャラクターがいまいちどの人も好きになれない。
特に男性陣が嫌だ。

雨具はまぁ良いが靴は流石にお古はどうなのだろう。
汚いし、人の足の形に合った靴に命を預けたくないなと思うのだが、山をやる人には普通のことなのだろうか。
確かに中古だから好きなだけ試し履きができるのは利点だと思うが
鱒寿司だのボンドだの言われるのも不愉快だし
3人はよく嫌にならないな。自分なら辞めてしまいそうだ。

いくら磨いたからと言って靴を机の上に置くのは上下の区別がついていなさ過ぎる。

登頂のお祝いにマシュマロとポッキーとチョコパイで作った何かをくれるのが可愛かった。
確かに時代が進めば進む程未踏に挑むのが難しくなる。落穂拾いは言い得て妙だ。
近くに沢山テントがあって日も暮れているのに煩いなと思ったらしっかり周りから怒られていてちょっと笑った。

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2024年01月24日

Posted by ブクログ

三多摩大学の山岳部。
今年、新入生を入れなければ、廃部になってしまう。
やって来たのは、山登りの『や』の字も知らない女子3人。
徐々に山登りの楽しさを知り出した3人。
果たして、山岳部は続くのか?
ところで、登山者の三種の神器とは、何でしょう。
雨具と登山靴、そしてもう一つ?

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2023年09月15日

購入済み

初心

山を登り始めたころの事を思い出す。
山岳部じゃなかったから全部自分で手探りだったけど、最終的には同じ経験をしてきたな。
山の描写はリアルだし、道具の扱いなどもリアルに表現してるので、マンガとしてだけではなく、学べる作品なのかな。

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2022年11月07日

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