【感想・ネタバレ】日本の生き筋―家族大切主義が日本を救う―のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

mac

ネタバレ 購入済み

自給率上昇の処方箋

一部ご紹介します。
・食料自給率を高めるために、米の消費を増やす。全国の公立中学、高校に完全米飯給食導入させる。
・学校給食は、国産米を使うよう学校に指導(命令)する。米飯には、発芽玄米を混ぜる。
・無農薬、低農薬の食材を使う。農協、農家、商店に協力させるために、「指定された食材以外には、国は補助金を出さない」通達を出す。
・青魚を増やす。
・朝給食を導入する。内容は和食。
・学童保育の小学生たちに、和食の夕給食を導入する。フルタイムで働く母親に喜ばれる。
・専業農家に、太陽光発電、風力発電、小型水力発電をプレゼントし、発電収入は、専業農家が受けとる。
・「農村のある自治体」に、太陽光発電、風力発電、小型水力発電、バイオ火力発電施設をプレゼントする。「余っている土地」は発電に使う。
・発電収入は「農村のある自治体」が得るようにする。発電施設を与える条件として、その収入で、東京圏から人が引っ越してこられるように、インフラを整えさせる。
・農業の素人の場合、無料の農業教育、支援、サポートは不可欠。農地、家、発電をプレゼントして、東京圏から引っ越しやすくする。
・「子供を2人産んだ家族は大金がもらえる制度」を導入する。
使い道は住宅関係と教育関係に限定させる。
30年かけて国がローンを肩代わりすればいい。
・最低賃金を年4%ずつ継続的に引き上げていくことで、日本全体が豊かになっていく。
ターゲットは最も生産性が低い企業。(ブラック企業の淘汰)生産性の向上を強制できる。
所得が増えて消費が増える=GDP増加
・最低賃金を全国一律にすることで、首都圏から地方への移住が進み、「一極集中問題」が解決されていく。
地方の方が物価や住居費が安いからだ。

#タメになる

0
2022年09月30日

Posted by ブクログ

今後の日本の問題解決について書かれて本

日本を幸せにする3つのキーワード
国家の品格は国民の善良さにかかっている
国民が善良でいられるには余裕が必要
スマートに格差解消しなければならない

日本に必要なのは家族大切主義
そのためには長時間労働をなくす。
ドイツなど他の国を例にした真の働き方改革が必

地方を復活させる秘策
出生率が低い、地方から東京に人が移動していく2つの問題がある

人口減少県の法人税を下げ雇用を企業の移転を促す
海外企業を人口減少県に誘致する
ロシアなど他の国の例を参考に出生率を上げる施策をとる
3人子供を生んだ家庭に住宅購入資金を2000万まで国が負担する


給食改革を行い子供を健康に
完全米飯給食に
無農薬、低農薬に
発芽玄米を入れる
青魚を増やす

和食朝給食
学童和食夕給食

これにより
アトピーの子供激減
非行が消える
不登校生徒がいなくなる
高学力に

洋食化により食糧自給率を下げている
米飯給食化により米の消費量を上げる

農村をエネルギー生産の大拠点にする
土地がたっぷりあるのでそれを利用し太陽光発電に

0
2019年04月16日

Posted by ブクログ

「ニュース、情報源部門」日本一のメルマガを刊行する北野氏ならではの分かりやすく読みやすい一冊。
善良さ、余裕、格差解消をどうするかについて解を示す。
世界に和をもたらす国を目指そう。

0
2018年12月22日

Posted by ブクログ

日本の生き筋

ある調査によると、日本人はあまり幸福を感じていないようだ。自分自身に満足していないし、将来に明るい希望も持っていない。満足度は先進国で最低とのこと。

あなたはどうだろうか?

著者は反対に「日本には、明るい未来が待っている」という。

著者の北野幸伯氏は、モスクワの大学を卒業し、そのまま20年以上モスクワに住みながら、様々な情報を発信している国際関係アナリスト。

著者が発行するメールマガジン『ロシア政治経済ジャーナル」は、日本最大のメールマガジン配信サービス「まぐまぐ」で日本一のメルマガにも選ばれているほど人気だ。

本書は、そんな著者の目から見た、日本がこれから明るい未来を作っていくためのヒントが、6章に渡って具体的に解説されている。新聞記事など公開情報を使って、わかりやすく説明しているのが特徴だ。

第1章では、著者の提案の方向性について、三つのキーワードから説明している。

第2章は「働き方改革」。日本人が幸福になるための働き方とは何だろう。

第3章は「地域格差」。都会に住む人だけが幸せではいけない。地方をどうやって復活させるかがカギ。

第4章では、日本の「食」について。何を食べれば心身共に健康になるのか、そしてどうすれば食料自給率が上がるのか?

第5章は「少子化問題」。ロシアで出生率が上がった事例を元に、日本が取るべき少子化問題の解決方法を提案している。

第6章では、世界における日本の役割について。日本が世界に「和」をもたらすためには、どうしたらいいか?

日本には、まだまだ私たちが気づいていない力がある。最近流行りの「◯◯ファースト」ではなく、世界に「和」をもたらす道を、私たちは力強く進んでいこう、というのが著者からのメッセージだ。

私は著者の本を何冊か読んだことがあるが、今回も非常にスッキリした読後感であった。

特に、表紙にもある「家族大切主義」という言葉。

これは昔から日本にある伝統的な考え方だと思うが、最近はどちらかというと軽く扱われているような気がする。しかし本書を読んで納得した。家族はやはり大切な存在だ。

もし、あなたが自分の将来に関して漠然とした不安をお持ちなら、本書を手にとってみることをお勧めする。

あなた自身の「生き筋」を見つけることができるだろう。

0
2019年02月19日

Posted by ブクログ

これからの日本がこうなっていったらいいな〜と明るい未来をイメージできる良書。
心のゆとりが善良な精神を育むというのはその通りだと思った。

0
2019年01月07日

Posted by ブクログ

国際関係のブログが有名な著者の本。

出生率を上げるため、ロシアの例にならい、子供を三人産んだ家庭には2000万円の住宅費用を支給する、という考え方は斬新。

地方の過疎化防止のため、過疎の県の法人税を下げる、という案も試してみる価値はありそう。

0
2019年11月23日

Posted by ブクログ

私も日本が好きだし、個人的に日本ファンを増やす役目も果たしてると自負がある。残りの人生もすごく豊かではなくても心の豊かな人生が送れると思ってるし、未来の子供への投資は続けて行きたい。

0
2019年04月07日

Posted by ブクログ

日本の明るい未来を作るためのいくつかの提言。主に少子化を克服するため何をすべきかと言うこと。海外の成功例などを参考に、不可能ではないことが力説されてます。著者のメルマガで述べられてる内容をまとめた一冊です。メルマガ同様、改行も多用されているのでとても白い本。あっという間に読み終えられます。メルマガ読んでたら特に新しい内容はありませんが、無料メルマガへの応援として購入してもよいかも。

0
2018年12月08日

「社会・政治」ランキング