【感想・ネタバレ】中国奇想小説集のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

牡丹灯籠の奴とか、白川静先生の本に出て来る「現実の人間より純情」なのが出てくるやつとか、武田雅哉先生が支那の「オーラルな文化」を説明意する際に出したあれとかが入ってゐて便利。
 娘さんの部屋にある如意ってふと、あのー。説明がないのはいいっつうか悪いっつうか。
 面白かったですはい。

0
2020年07月19日

Posted by ブクログ

愛想のない表紙とタイトル(スミマセン)で、どうかな〜読めるかな〜と思っていたが意外や意外。不思議な話、奇妙な話がたくさん入っていて面白かった。
中でも、書生の口から美少女が、美少女の口から若い男が、若い男の口から20歳くらいの女が…という『籠のなかの小宇宙』は入れ子話の中でも秀逸では。

ドッペルゲンガーあり、かなわぬ恋ゆえの怪異あり、異界あり、異類婚ありと、中国の1500年以上に渡るお話の懐の深さ、豊かさを垣間みる思い。

0
2019年05月22日

Posted by ブクログ

大変面白かったです。六朝から清の時代までの選りすぐりの物語が紹介されています。途中に挟まれる解説も興味深く読めました。『牡丹灯記』など、日本に渡ってきて他の創作の元となった話も多く収録されており、それらが元となった話もまた読みたくなりました。

0
2019年03月26日

「小説」ランキング