【感想・ネタバレ】翻訳できない世界のことばのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「カフネ」が載っていると知ってから
ずっと読みたかった一冊。

世界中から集めた52語のことば、
その意味、著者の解釈とイラスト…。
10分程度で読めてしまうけど、
その短時間で一気に
心を動かされてことばの魔力を感じる。
そして何回でも読み返したくなる。
誰かに話したくなる。
.
KILIG
.

0
2024年04月24日

Posted by ブクログ

とても素敵な1冊。個人的には日本語の『ツンドク』が紹介されてるのが壺。"ubuntu"の語源も初めて知った。
"Warmduscher"にならないように"szimpatikus"であるようにいたい。

0
2024年04月05日

Posted by ブクログ

すばらしい。
世界を旅してるような、それでいて言葉の深い世界に入り込んだような。
日本から「ぼけっと」も入ってることが面白かった。

0
2024年03月31日

Posted by ブクログ

札幌ブックコーディネートの尾崎さんにオススメいただいて、でもタイミングが合わず、10年越しくらいで目を通しました。

すごく良い。
10年前じゃきっとわからなかったな、この感情のひだに触れるような言葉たち。

日本語の「切ない」も誇れるし、他の国のそれに準じる言葉たちもすごく良かった。
改めて、自分は言葉フェチなことを再認識。

0
2024年03月24日

Posted by ブクログ

面白かった、言葉って素晴らしい(人間にとって)
と改めて自覚。世界の独自の言葉をたくさん載せてる!ハワイ語で「‘A K HI」です!どういう意味かというとね、えふふ。読んでみてくでせぇ。(ウザかったら、ごめんなさい。{お辞儀})

0
2024年03月24日

Posted by ブクログ

2024.03 下呂観光ホテル

湯上がり読書サロンにて
その土地でしか表す必要のないもの、みたいなものからそんなものを単語にしたんかというものまで色々とあり面白くすぐ読み終わった

トナカイが休憩せずに移動できる距離の単位、を表す単語があるというのが印象的
ちなみに約7.5kmらしい

手元に置いておいてパラパラと読みたくなるような本

0
2024年03月13日

Posted by ブクログ

世界にはこんなにも素敵なコトバがあふれてる。
キュンとしたりクスッと笑ったりちょっとゾクッとしたり。そのニュアンス伝わるー!って、とても興味深く読めた。
日本語も、ちらほら。
「わびさび」とか「ツンドク(積読)」とか日本語もなかなかイキなコトバがあるよね。
積読は〝大いなる遺産〟だって。最高。

0
2024年02月16日

Posted by ブクログ

あんまり頭使いたくない、寝る前とかにパラパラ見るのにちょうどいい◎
見開きで各国の言葉と意味、イラストも素敵で絵本みたいに読める。

日本語もいくつか出てきて興味深い気持ち。

旅行前の期待と不安が混じったドキドキみたいな気持ちをスウェーデン語の名詞が一言で表してくれた笑
今度からその単語だけ言えばいい?

0
2024年02月15日

Posted by ブクログ

私は常日頃から、伝えたいことをできるだけそのまま言葉にできるように、というのを心掛けています。そのために会話をするときは、ゆっくりゆっくり、言葉を選んで話します。読書をするのも、私が感じるものを言い表してくれる言葉をより多く蓄えるためだったりもします。

「言葉は、真実を、人の心がうつしだすわずかなものに減少させてしまう」 のだとしても、やっぱり言葉にすることを諦めたくない。だって、言葉にすることでしか、私たちは互いの想いを伝え合うことができないから。

本を読んでいると、「この表現、日本語でしか表せないよな、、日本人で良かった、、」と思うことがよくあります。けれど、この本で海外の言葉にも触れて、「日本語以外にもいい言語、たくさんあるやん!」ってなりました。言葉って素敵。

0
2023年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

日本では、時間や距離を表すのにバナナとか、トナカイは登場しないよなぁと思った。言葉から、そこでの生活がにじみ出ている。
「積ん読」や「ぼけっと」など紹介されている日本語は、いつも何気なく使っていたけど、この本で見るとすごく素敵に見えた(「わびさび」は日本人でもよくわかっていないけど……)。洋画を観ていて、「日本ではこれを木漏れ日というんだよ」とニコニコしてしまった。
イラストもシャレていて、見開きで一つの言葉で読みやすい。プレゼントにもすてき!

0
2023年11月27日

Posted by ブクログ

有馬温泉にある旅館にて。ライブラリースペースという、緑溢れる景色を眺めながら読書できる素晴らしく贅沢な場所があり、その場所にて読みました。タイトルの通り、言葉にできない感覚や現象を世界の言葉でどう言い表すかという本。ロマンチックな言葉から、少し怖いものまで様々。イラストも可愛く、見ていて飽きません。面白い。日本語の「侘び寂び」「木漏れ日」が登場して、改めて日本語の美しさも実感しました。

0
2023年11月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

絵本じゃないと思うけど、絵がとても素敵なので「大人向け絵本」に分類しました。
以前から欲しかったのを中古サイトで見つけたので購入。
日本語では「こもれび(名詞)」「ぼけっと(副詞)」「わびさび(名詞)」などが紹介されています。
恋にまつわる微妙な気持ちや、トナカイが休憩なしで疲れず移動できる距離を表すフィンランド語の名詞とか、絶滅寸前のオーストラリアの少数民族の言葉とか、興味深い言語が紹介されています。

0
2023年10月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こういう本を読むと、私はどうしようもなく文字とかことばが好きなんだなと感じます。五感で感じるものや、感情、動き、状態、そういったものをどう文字やことばで表現するのか。
自分の語彙力のなさを痛感するとともに、ことば達にふれて、感じていたいとも思う。
COMMUOVERE(イタリア語) 涙ぐむような物語にふれたとき、感動して、胸が熱くなる
MANGATA(スウェーデン語) 水面にうつった道のように見える月明かり
SAMAR(アラビア語) 日が暮れたあと遅くまで夜更かしして、友達と楽しく過ごすこと
GEZELLIG(オランダ語) 居心地よいだけじゃなくて、ポジティブであたたかい感情
KILIG(タガログ語) おなかの中に蝶が舞っている気分
うーん、書ききれませんね

0
2023年09月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

美しい大人の絵本
言葉に表された、その国独特の感性に触れることができます

なぜその感性が言葉になったのか

考えることでその国の人びとのココロを垣間見ることができます

ちなみに日本語は以下の4つが掲載されています

木漏れ日KOMOREBI
ボケっとBOKETTO
侘び寂びWABI-SABI
積読TSUNDOKU

0
2024年04月03日

Posted by ブクログ

イラストが素敵で眺めるだけでも楽しい一冊。
恋愛系の言葉のチョイスが多いなぁと思ったら著者が二十代と言うことで感性が瑞々しいなぁと感じた。
日本語からも4つ選出されていて、木漏れ日があったのは嬉しかった。
あと印象的なのははポルトガル語のサウダージ。日本人はあの名曲があるのできっとニュアンスが理解しやすい言葉だなぁと思った。

0
2024年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

絵本形式で見開き2ページで一つの単語の説明がしてある。
サクサク読めて楽しい。

日本語も混ざっているのは意外だったけど、楽しめた。ただ、発音などは書いてあるままではない場合もあるかもなとか、意味が若干違うモノもあるだろうなとは思うので、そのまま信じるのは注意かもしれない。
私は単に『読み物』として面白いなと思う。

気になった単語。+感想
:コンムオーベレ(イタリア語):
涙ぐむような物語にふれたとき、感動して、胸が熱くなる。

+物語の言葉はすごく気になる。一緒に描かれてるイラストも好き。

:キリグ(タガログ語):
おなかの中に蝶が舞っている気分。たいてい、ロマンチックなことや、すてきなことが起きたときに感じる。

+お腹の中に蝶……うん。わからないけど、ワクワクした感じなのかな。

:ティーマ (アイスランド語):
時間やお金があるのに、それを費やす気持ちの準備ができていない。

+お金や時間の大切さ故なのか、ケチみたいな意味なのかと思ったけど、解説は前者っぽい感じだった。

:シュリマズル(イディッシュ語):
不運としか言いようのない人

+黒猫の絵も描かれてるけど、ご愁傷様みたいな感じかな。

:ウブントゥ(ズールー語):
本来は、「あなたの中に私は私の価値を見出し、私の中にあなたはあなたの価値を見出す」という意味で「人のやさしさ」を表す。

+いいなと思う。お互いの中にお互いの価値を見出す。素敵。

:マミラピンアタパイ(ヤガン語):
同じことを望んだり考えたりしている2人の間で、何も言わずにお互い了解していること。(2人とも、言葉にしたいと思っていない)

+阿吽の呼吸みたいな事だろうか。

:ヤーアブルニー(アラビア語):
直訳すると「あなたが私を葬る」 その人なしでは生きられないから、その人の前で死んでしまいたい、という美しく暗い望み。

+重い……重すぎるその感情に言葉があるのすごい。

:ゴーヤー(ウルドゥー語):
信じ切ってしまうこと。すばらしい語りを聞いて、「まるで」ではんく、全くの真実に感じられることを言う。

+現実を忘れてしまうような物語や語りという意味らしい。わかるような、わからないような……。ゴーヤーって苦いアレが浮かぶ。

:ナーズ(ウルドゥー語):
だれかに無条件に愛されることによって生まれてくる、自信と心の安定。

+これは親子間でもありの感情なのだろうか?恋人のように他人限定の感情?


中々、面白かった。『積読』があるのは……どうなのかなとは思ったけど。これ、いつからある言葉なの?と思う。

言葉の数は多くないけど、絵と言葉の説明と解説がついていて読みやすいのはよかった。
満足な一冊。

0
2024年03月10日

Posted by ブクログ

プレゼントしてもらった本。
面白くて一気読みしてしまった。
ふふっと共感して笑ってしまうことばや、
生きていく上で大切にしたいと思えることばまで。
もっと多くの言語に触れて、表現力を身につけ、
生活をより豊かにしていきたいなと思えた。

0
2024年02月14日

Posted by ブクログ

ひとことでは訳せない世界のことばの中に突然「KOMOREBI」を見つけて、一瞬日本語と分からなかった。誰が作ったことばなのか、そのことばで光景が浮かんでくる素敵な名詞。日本人に生まれて良かったと感動。
イラストとことばが見開き1ページにあり、背景の色がそれぞれとても合っていて何度でも飽きずに見ていられます。
それぞれの国の言葉は、ユニークだったり何故かとても思い当たるところがあったり、その国の人がどんな場面で、どんな発音でこのことばを使うのか知りたくなりました。
個人的にはアラビア語の「GURFA」に興味を惹かれました。「片方の手の平に乗せられるだけの水の量」って・・みんな手の平の大きさ違うのに。

0
2024年01月14日

Posted by ブクログ

異国の知らない言葉でも、その気持ちわかるなとか、こんな言葉が日本にもあったらいいのにという気持ちになり、世界とのつながりを感じた。
日本特有の言葉が載っていて、普段使う言葉が日本独自の感覚という事を客観的に感じることができた。日本人らしい感覚を大事にしようと感じた。

0
2023年11月02日

Posted by ブクログ

著者の、エラ・フランシス・サンダースさんは、イギリス在住のライター、イラストレーター。
2016年発刊の本には20代とあるので、今は30代であろうか。
いずれにしても、まだ若いのだが、色んな国に住んだことがあるようで、その影響で言語に興味がでたのだろうか。

取り上げた「翻訳できない」ことばは、数々あるだろうし、更にユニークなものもあるだろう。
とは言え、取り上げられた単語は、やはり日本語で一言で言い表せるものは思い浮かばない。
PISANZAPRA はマレー語で、バナナを食べるときの所要時間。PORONKUSEMAはフィンランド語で、トナカイが休憩なしで疲れずに移動できる距離。GURFAはアラビア語で、片方の手のひらにのせられるだけの水の量 なんか、お国柄が見事に出ていると感じた。
ちなみに、日本語から選ばれているのは、「木漏れ日」「ボケっと」「わび・さび」「積ん読」。
この選び方も、著者の感性が表れているようだ。

イラストは可愛いく、色使いもマッチしている。

それにしても、元は同じアフリカから移動してきたヒトが、これほど多様な言語と感性を持つとは、面白いものだ。

0
2023年10月30日

Posted by ブクログ

この本を読んでみて、「あ、たしかにこの表現を一言で表す日本語って存在しないな」と気づくことが多く面白かった。逆に木漏れ日、積ん読など日本語だけでしか表せない語句もあり、他にもこのような語句がないのか気になった。面白い表現や愛の表現など様々で、世界の人達はこのように物事を感じることもあるのか、と気づくことが出来た。

0
2023年08月14日

Posted by ブクログ

いちばん心にドンピシャだったのは、
イディッシュ語(名詞)の
TREPVERTER(トレップヴェルテル)

やはり、ドイツ語に近いな

以下、引用-----
直訳すると『言葉の階段』。あとになって思いうかんだ、当意即妙な言葉の返し方。

くやしいことに、その場を去ってから、一番いい返し方が思いうかびます。皮肉でいじわるで、思わず笑えるようなのが。角を曲がってしまってから、もしくは階段を下りきってしまってから、思いつくのです。-----

まさにそんな毎日だなぁー、と思いまくり

0
2023年06月30日

Posted by ブクログ

長男が「面白そうだから買ったんだけど読む?」と持ってきてくれた本。
置いておくだけでも素敵だし、たまに適当にめくって読むだけでも癒されそう。

次男がドイツ語選択なのでドイツ語もいくつかあって嬉しい。

あとパソコンのOSの「UBUNTU」の意味を知れて良かった!
あなたの中に私は私の価値を見出し、私の中にあなたはあなたの価値を見出す。

0
2023年06月27日

Posted by ブクログ

『翻訳できない』のではなく、『一語では言い表せない』『翻訳しづらい』といったところかと。ネイティブ以外の人が、ネイティブ特有のニュアンスを感じ取ることの難しさがよくわかる。

0
2024年03月26日

Posted by ブクログ

日本語では「木漏れ日」「ぼけっと」「わびさび」「積読」が紹介されている。
読んでもあまりよく分からない言葉もあり、感覚的に兼ね備えている言葉を言い換えて伝えるのは難しいのだろうなと実感する。

0
2024年02月07日

Posted by ブクログ

日本から「こもれび」「ボケっと」が入っていて良かった。「サウダージ」が入っていたことにはちょっとニヤけた。

0
2023年10月15日

Posted by ブクログ

子どもと一緒に。
世界の言葉に興味を持つきっかけとして面白い切り口。

大学の第二言語で学ぶような言葉から、アフリカの民族まで様々。もちろん日本語も。
数は決して多くないけれど、言葉の意味や、なぜその言葉があるのかに考えを巡らせると、
自然とそれぞれの国の文化や国民性のようなものが感じられて興味深い

例えば、世界の言葉で、それを日本語に翻訳しようとすると様々な形容詞を使ったりする。
それが1つの言葉として存在するのって、その国の人々がそれを大切にしている証だな、とか。
他のシリーズも読んでみたい。

0
2023年09月03日

Posted by ブクログ

TREPVERTER
トレップヴェルテル

あとになって思い浮かんだ当意即妙な言葉の返し方。


私、これ、ものすごくあります笑

0
2023年07月28日

Posted by ブクログ

木漏れ日とか積読とか日本語が印象深かった。外国語では、水面に映る月の影道 なんて言うかは覚えてないけど、そんなのに名前あるんだ。ロマンチックだなあって。覚えてないけど笑

0
2023年07月16日

Posted by ブクログ

SL 2023.6.27-2023.6.28
"ことば"は文化の要請に応えて生まれ、変化し、残り、消えていくもの。
お互いに翻訳しきれないことばがあるのは当然のことだけど、なかなか興味深く読めた。
イラストも素敵。

0
2023年06月28日

「雑学・エンタメ」ランキング