【感想・ネタバレ】数はふしぎ 読んだら人に話したくなる数の神秘のレビュー

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Posted by ブクログ

副題の通り「読んだら人に話したくなる数の神秘」だった、まさに。
特に素数の話、約数の話、πの話が面白かった。双子素数とか、不足数、過剰数、完全数とか、πの求め方の考え方とか。いやそういう発想する?っていうくらい、数学者とか哲学者って発想豊かな人達なんだなと思いました。
何百年、何千年かけても、まだまだ予想止まりの証明されていないことが、身近な数字にこんなにもたくさんあるんだなというのが分かって不思議な感じでした。
量子コンピュータで解ける問題もあったりするかも知れませんね。(軽くググった感じ、数学者が量子コンピュータは実現しないって言ってる話しかヒットしませんでした。)

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2018年12月26日

Posted by ブクログ

自然数、整数、有理数、無理数、実数、虚数などの数の概念、ゼロの意義、素数、円周率、図形数(集合・確率との関わり)、対数の意味など、数は身の回りにあり生活に深く関連しているものでありながら、まだまだ証明されていない予想もあることがよく分かった。
フィボナッチ数や黄金比、音や色の周波数との関わりなど、本書で触れられていない分野にも自分の興味があることを感じた。
18-182

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2018年12月22日

Posted by ブクログ

数学の専門家が「数」についてわかりやすく説明した本。数字の基礎を整理できた。素数や三角数の特徴や円周率π、自然対数の底eなど、興味深い内容も多かった。数字のマニアは、かなり頭が良いとは思うが、社会にどれだけ貢献しているのかは不明。
「数学の歴史の中には、重大発見が数多くありますが、0の誕生ほど、数学の発展に大きく貢献したものはないでしょう」p32
「「0」: ① 数の大きさとしての0。3-0=3など。② 数字の空位を表す記号としての0。2053など。」p34
「新世紀の始まりは、西暦の下1桁が1の年から始まるのは、紀元後が西暦1年から始まっているからです。当時は0の概念そのものがなかったために、必然的に1年から始めざるを得なかったのです(紀元前1年との間がない)(数直線的におかしくなる。ビルが1階から上に2階、3階といって、下に地下1階、地下2階といくのも同じ。イギリスはグランド階あり。)」p48
「関孝和が、内接する正131072角形の周の長さを求め、3.14159265359という値を得ている」p144
「ルドルフ・ファン・コーレンは正2(62乗)角形を使って、πを35桁まで求めた」p147
「自然対数の底e: 複利計算の受取れる元利合計と同じ(複利回数を無限回にする。年利→月利→日利→時利→分利→秒利としていく)」p182

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2020年10月26日

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