【感想・ネタバレ】ギケイキ 千年の流転のレビュー

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ギケイキとは「義経記」のこと。源義経による語り下ろしというスタイルで、その生涯をファンキーに綴った快作。
続編の文庫化が待ち遠しい。

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2018年10月24日

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地の文も会話文もリズムが良くてすらすら読めちゃう。
平安時代の雰囲気が分かりやすかった。出来事そのものよりも、何を重視していたか(寺の立ち位置や朝廷との関係)、何を気にしていたかなど。
具体的には呪術や霊威の存在が現在よりも重視されてるのが面白かった。いきなり火を吹いちゃうところとか。

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2023年12月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 義経記の現代語訳、というか町田康版。義経が千年の時を経て、幽霊なのかはたまたそのへんに魂が揺蕩ってるのだろうか、現代の視点から一人称で語る室町時代。とにかく古典なんて絶対読めない無知な私でもスイスイ読めたのは、いきなりハルク・ホーガンとハルク判官から始まるその突拍子のなさと独特のグルーヴ感のおかげである。

 全4巻を予定しているらしいが、1巻だけでも内容が濃い。義経の出生→鞍馬寺→平氏打倒を決意し奥州へ→退屈になり京都へ戻り→弁慶と出会い→ともに兄頼朝の元へ、というのが大まかなストーリー。ここからは軍記物語らしくなっていくのだろうか。

 ところで、木曽義仲は板東さんですか?町田康の天才ぷりが如何なく発揮されている。

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2018年08月18日

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ネタバレ

<目次>
なし

<内容>
町田康の作品はみんなこうなのかな?スラップステッィクな感じ。義経も弁慶もその他の人物も基本、お馬鹿で乱暴。でも当時の武士層ってこんな感じの生き方をしていたような気がする。

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2020年11月12日

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