血のつながった兄と弟の禁断の関係を描いた、闇の腐女子垂涎の一冊！ 不倫をした父親の蒸発、それが原因で精神を病む母、自分の部屋に引きこもる末の弟――不幸の連鎖が止まらない中で、どうにか「家族」を維持しようとする次男の尚人ですが、長兄・雅紀と母親の情事の声を聞いてしまい……という、絶句するしかない闇展開。物語に救いがなければないほど興奮する性癖の方なら、「読まない」という選択肢はまずありえません。
序盤で描かれる「誰もが羨む幸せ家族」だった頃とのギャップがまた良いんですよね。ほら、どんなものでも、高いところから落としたほうが、派手に気持ちよく壊れますから（暗黒微笑）。
そんな篠宮家の中で一番美しくて誰よりも汚れている、最も家族を思っていたがゆえに壊れざるを得なかった男、雅紀の魅力はまさに悪魔的……！ 円陣闇丸先生の美麗タッチが雅紀の美しさと恐ろしさを完璧に表現してくれています。そして、美しき悪魔の手が、どこまでも清らかな弟に伸びるインモラルでスリリングな展開。心が痛いのにページを捲る手が止まりません。どんな目にあっても汚れない、尚人の清廉さすら恐ろしく感じられてきます。
本作は、2001年から続く、人気BL小説『二重螺旋』シリーズ（徳間書店Chara）のコミカライズ。原作のほうはすでに13巻まで出ているので、物語の行く末が気になる方はこちらを読み始めてみてもいいかもしれません。小説版のイラストも円陣闇丸先生が担当で眼福です！
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辛い
読んでてクソムカつくことばっかりで心折れそうでしたが今回も何とか完走。元凶の親父と不倫相手が絡んでなんかめっちゃこれから問題起きそう。武道家お友達いい感じ。次巻が待てません。
匿名
止まらない不幸の連鎖
前巻は、怯える尚人の緊張を雅紀が少しずつ解いていくある意味甘い時間が描かれてましたが、本巻は被害者意識旺盛な父親の不倫相手の妹がきっかけとなって巻き起こる事件。。自分のことしか考えられない子供はどっちだ！？と怒り心頭ですわ…。
続巻早く…半年は先ですかね。番外編？でもっと先のエピソードが既にコミカライズされてるようだけど、ちゃんと出して欲しい！！
常にハラハラドキドキする展開でページをめくる手が止まりません！
父の不倫相手の妹が接触してきた事で、今まで苦労し過ぎたナオがキレた時は安心しました。本当に苦労したら。あれくらいキツく言っても悪く無いと思う！
ナオと不倫相手の妹のやり取りが原因で、ナオと同じ高校の生徒が何人も襲われたのは辛かったです。
あと桜坂くんがなんか好きです(^^)
匿名
相変わらずナオくんをどっぷり溺愛するまーちゃん…最高です…！しかし弟くん、二人のあのシーンを覗いたあと、そういう反応になるとは…！とりあえず家庭崩壊再びにならず、良かったです
でも出ていった父親の不倫相手の妹、ほんとうざいですね…！しかもその知り合いの勘違い野郎のせいでナオくんが悲惨な目に……！許せん
ナオくんがまーちゃんの弟だって世間にもバレちゃったし、これからどうなってしまうのか……気になりすぎて、続きが待ちきれない…泣
これはもう小説買うしかないですね…！
先が気になる
なんでこうもナオにいろいろのしかかるのか…
マジで父親にイライラしてしまった。
友達がいいやつでよかったけど、その友達でさえまーちゃんは許さないかもしれないと言う恐怖がある…
毎度ハラハラして先が気になります。
最高
面白い、最高です
ガチ兄弟の兄からの執着はたまらないです！！
内容は正直、シリアスで明るい訳ではないですが
兄のジワジワとくる執着がストーリーの面白さを引き上げてきます！
早く続きが読みたすぎます！
とても絵に描いたような幸せ家族が
あっという間に散り散りバラバラ、、、
尚だけが、最初から変わらず家族を守ろうとして
居る姿に胸うたれます。
まさき兄との関係や、引きこもりの末っ子、
高校での友人達、、、
3巻の最後で尚が大怪我をした所から
どの様になっていくのか？
待ちきれません。
尚に幸あれを祈ることしか出来ない
！
あまり得意ではないドロドロ系だけど一気読みしてしまうほど入り込んでしまった…。
尚の友達2人がめちゃくちゃ良い子で、桜坂もめっちゃ良い子やん。そして続きが気になる…
ドロドロとした群像劇
各話で視点となるキャラが変わって面白い。
マサキ→ナオへの執着は相変わらずヤバいレベルだけど、ユウタ→ナオの歪んだ感情も描かれていて、ナオくん……
そのナオ自身も、他人の視点の中で本心を吐露する場面に、キミもか……と。
衝撃的なシーンで終わったので、続きが気になります！！
