【感想・ネタバレ】これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

ビットコイン ブロックチェーン
 
名前は 知っているけれど

詳しくは 知らない。

ちょっとは わかるかなと思ったけれど

難しい。

分かりません。

将来は お金が いらなくなるかも。

ホントかよ。

現実的には 考えられません。

でも あり得るかも。

今の常識が 未来の 非常識ですから。

何が あっても 不思議なことは ありません。

ホリエモンさんの 本は 

目からうろこですね。

私には 理解できないことも 多いですが。

未来が 見える人には 見えるのでしょうね。

だから 参考にしています。

まだまだ 自分は 井の中の蛙ですね。

でも まだ 自分が 知らないということを わかっているだけ 救いがあるかもしれません。

0
2020年12月30日

Posted by ブクログ

仮想通貨がこれからだと言うのは期待も込めて、納得している。リップルはまさに動き出したばかりで、他の通貨もこれからの存在だ。
この本で思ったことは、仮想通貨について書いてはいるのだが、結局時代の変化に乗り遅れるな!もっと言えばそれに抗うな感じろと言ったところかもしれない。
仮想通貨に関しては初心者向けの本です。

0
2019年01月19日

Posted by ブクログ

2018.17th
この本を手にとったきっかけは仮想通貨の事について詳しく知りたいと思ったからです。ブロックチェーンの仕組みについては、相変わらずよく分からないままですが、この本は単なる仮想通貨の解説本ではなかったことは最後まで読んで分かりました。
西野亮廣「革命のファンファーレ」でも書かれていた「お金よりもこれからの時代は信用」の意味がこの本を読んでよく分かりました。仮想通貨とか、トークンは信用を指標化したものの一つに過ぎないのだと。
自分も含めて大多数の日本人が経済を全て円を中心に考えているけど、今後どのくらい、この価値観が変化していくのか、世界的な価値の転換と日本の価値観の乖離が進んでいくのか…。
ページ数は少ないけれどとても読み応えのある良書でした!!

2020.14th
2年ぶりに再読。
思いたって読み返してみました。一時期大流行りした仮想通貨も少し落ち着いてきた感じでしょうか。
この本で堀江さんが激推ししてたvaluはすでにサービスを停止しましたね。
今後もフィアットが日本人の思考の中心であり続けるのか、仮想通貨とそれによる経済圏がどう進化していくか…気になるところです。

0
2018年09月02日

Posted by ブクログ

理論的なところは詳しくは理解出来ていないと思うがざっくりとこれからの時代の流れを大雑把に把握するには十分分かりやすい内容でとても良かった。最後のイケてないおじさんに対する「あなたはそんなにいけてないわけじゃないんだよ」というのが希望になったし、黒沢を見習って(てか漫画を読んでみよう)これからも動いて失敗していきたい、いや生きたい。遊んで暮らせるなんて絶対嬉しいじゃないか。そんな時代が来るのが待ち遠しい。

0
2018年07月20日

Posted by ブクログ

ほりえもんっぽさ全開で、マウント取ってる感は否めないが、暗号資産の歴史から学べる点では勉強になる一冊。
最後の方は暗号資産とは脱線するが、ホリエモンの筋は通ってるこれからの未来についての考え方を覗ける。

0
2021年11月22日

Posted by ブクログ

3年前に書かれた仮想通貨の本だけど、これから仮想通貨を始める人にとってちょうどいい。それだけでなく、そもそも通貨とは何なのかとか、江戸時代に米の先物取引が行われていたことなど、日本はもともとフィンテックの素地があった歴史にも触れられていて、興味深い。

0
2021年03月20日

Posted by ブクログ

仮想通貨に纏わる諸々なこと(わかりやすいし、復習になるし、勉強になる)と、著者の思いがつらつらと記載されている。正直、TVその他での著者は好きではないが、こうして著書であれば、取り敢えず言いたいことは伝わってくるし、なるほどとうなづけるし、共感しなくもない。

0
2020年08月30日

Posted by ブクログ

仮想通貨の仕組みなど、初心者にはやや難しかった。でも、他書でも感じた通り、彼は一貫して、他の人には生み出せない価値を持った人になれと言っている。仮想通貨は評価経済社会(お金にできない評価を多く集めた人が残る社会)と親和性が高い。これからは通貨の価値は無くなっていく。金があるとか、年収とかではなく、人間的魅力のある人が生き残る。ホリエモンは、テクノロジーを信じ、自ら社会実験をしながら新しい経済圏での可能性を探っている。本当に既成概念にとらわれず新しい未来を切り開いて行く人なんだなぁと思う。賛否はあれど、すごいと思う。

0
2020年02月13日

Posted by ブクログ

賛否両論あると思いますが、私は良い本だと感じます。
お金とは何か?その本質を追求した時に仮想通貨の立ち位置がどこになるのか?
紙幣=価値?そこを考えさせられました。

これからの人生を円建で考えるのか?それとも違う通貨なのか?暗号通貨なのか?信用なのか?

個人的にはこれからの社会は評価に重きを置かれる社会になると感じているので、この本に賛同します。

0
2019年05月20日

Posted by ブクログ

最初の仮想通貨のところは難しかったが、全体を通してホリエモンの優しさが滲み出てる。万人向けではないが。

響いた言葉の引用
目指すもの定めるのではなく〇〇でこんなことができた!というワクワクを楽しんでいきたい。

0
2019年02月02日

Posted by ブクログ

特に最近の堀江さんの本を読んで思うけど、この人は本当に優しい。ダメなものははっきり言うし、好き嫌いもはっきりしている。今時これだけハッキリとものを言う人はそうそういないでしょう。

仮想通貨の本というよりは、堀江貴文の信念を知れる本だと思う。

0
2019年01月14日

Posted by ブクログ

堀江さん(@takapon_jp)のお金のお話。
「社会実験を楽しもう。
テクノロジーを信じよう。」

この言葉が本書の完全な要約。

仮想通貨を2年前から所持しているが、
バブルが弾け手放そうか迷っている時に読み売るのをとどまりました。

お金に関しては今はまだ時代がテクノロジーにまだ追いついていない現状。
インターネットが世界をフラット化してきたように、仮想通貨が国家を基軸とした中央集権型の通貨システムをぶっ壊すことができるのか。今後の未来を考えるとワクワクしてきます。

0
2018年11月03日

Posted by ブクログ

これからを稼ごう

・2014年 マウントゴックス事件
ビットコイン取引所経営破綻

・2016年 第2のマウントゴックス事件
The DAO事件 イーサリアムのトークン盗難

2009年
仮想通貨=ビットコイン+アルトコイン
BTC=ビットコイン
BLH=ビットコインキャッシュ
LTC=ライトコイン 取引早い/世界初 4位
→プルーフオブコンセンサスPoC

イーサリアム=スマートコントラクト 2位
リップル 3位 スムーズ
→2種の法定通貨の両替の手間を減らす
ブリッジ通貨

・2018年 コインチェック NEM盗難
保有口座を分散

★ダークウェブ
IPアドレスを匿名化する技術により構成されたインターネット

★マネーロンダリング=資金清掃
犯罪によって得たお金をあたかも正当な方法で得た資金と見せかけて、市場で使っても身元がバレないようにすること
追跡できるのは送金の流れとアドレスのみ
追跡できない匿名コインに交換すると不可能

★ホワイトハッカー
コンピューターの高度な知識や技術を善意の目的で使うもの

〈通貨の三要素〉
価値の尺度
価値の交換
価値の保存

・レバレッジ
他社の資本を使って自己投資利益率を高めること、保証金はゴールドや現金

国際金本位制
(通貨の価値を一定量の金と結びつける)
→固定相場制の金為替本位制
→1971年 ドルショック(ニクソンショック)
変動相場制の金為替本位制
不換紙幣の登場とレバレッジの無限性

・フィアット
国が発行した法定通貨(円やドル)
=不換紙幣(金や銀との交換ができない政府の信用で流通するお金)

・投機=短期的に利益を得る
投資=長期的に資金を投じる

・ボラティリティ
価格の変動率

・ホエール
大量の仮想通貨を保持する投資家

・ライトニングネットワーク
高速で少額手数料支払いの技術

・FXとは、 「Foreign Exchange」の略で、正式名称は外国為替証拠金取引

・草コイン
アルトコインの中で時価総額や技術的新規性、知名度の近いマイナーコイン

・マネタリーベース=日銀の通貨供給量
日銀の発行高+当座預金残高+貨幣流通高

・人口ボーナス
総人口に占める働く世代が増えて経済成長すること

・実体経済
→金銭に対して具体的な対価が伴う経済
資産/金融経済
→資産の移動によってもたらされる利益や利から派生して成り立つ

〈ビットコインの仕組み〉
=分散型台帳技術
10分ごとのデータがブロック→検証

→マイナーに報酬支払って通貨発行される
①公開鍵暗号方式
共通鍵暗号方式=公開鍵+秘密鍵
②P2P
サーバ同士が繋がるのではなく、コンピュータ同士が分散して繋がる(ノード)

・プルーフオブワーク PoW
仕事(マイニング)をした人が報酬を受け取れる
膨大なデータ量の計算によって改ざんが不可能な仕組み

・トランザクションフィー
送金手数料

●ソフトフォーク
旧仕様も使えるまま新仕様にする
ルールの厳格化
●ハードフォーク
旧仕様を無視して新仕様にする

・ハッシュパワー
マイニングにおけるコンピュータ処理能力

・カウンターパーティーリスク
相手が煩わすリスク/円やドル
↔︎自分のリスク ビットコインや現物資産

・アセットアロケーション
資産配分、資産の割合調整

・リアルマネートレーディング(ど)
オンライン上のゲームなどで現実の通貨で売買する行為(アイテムやキャラクター)

・セルフゴックス
ヒューマンエラーにより自分の口座にアクセスできなくなり、仮想通貨の売買や出金が出来なくなる状態の

・ホワイトペーパー
ICOに必須の目論見書や事業計画書

・JPYマイニング
日本円をマイニングして対価として日本円を得ること

・ディセントラライズド
分権化
↔︎TTP(trustrated third party)第三者機関

・スキャム
騙す

・ゴックス
何か惨事が起きたときに使う

・トラストレス
信頼の最小化・信頼しなくても成り立つ

●IPO
新規株式上場
株式を発行し、証券会社が介入して投資家に販売
●ICO=トークンセール/パブリックセール
新たにトークンや仮想通貨を発行する際に、すでに市場に流通している仮想通貨で資金を集めること
トークンを発行し、仮想通貨で投資家に販売
→議決権がない
→この方法で資金調達しても買収できない

〈ベンチャーの成長段階〉
シード
→スタートアップ(アーリー)
→エクスパンション(ステージA)
→グロース(ステージB)
→レイター(ステージC)
シード:準備段階
スタートアップ:立ち上げから5年程度の軌道に乗るまで

・NEM=中国版イーサリアム
スマートコントラクト/多機能
POI→参加者の重要度によって報酬を受け取れる/流動性を高めた人を評価対象として報酬を支払う

・ROE
株主資本利益率
資本金を使ってどのくらい利益を得て、株主に還元できたかを図る経営指標

・プライベートセール
一定上の資金力を持つ投資家にのみトークンを売却
パブリックセール

・エンドツーエンド
通信を行う二者の経路全体

・スプレッド
買値と売値のの差/売買差益
小さいほど利益が大きい

・アーンアウト条項
買収実行後特定の期間において
買収対象とされた事業が特定の目標を達成した場合、買手企業が売手企業に対して買収対価を追加で支払うこととする規定
買収側のリスク分散

・ノミ行為
取引きの委託を受けた者が、それをせず自分が取引きの当事者となって、取引きを成立させること

・マルウェア
マリシャスソフトウェア
悪意のあるソフトウェアを組み込んだコンピュータウイルス

●ホットウォレット
インターネットに繋いだ状態で管理されるウォレット
→ソフトウェアウォレット
●コールドウォレット
インターネットから隔離された状態で管理されるウォレット
→ハードウェアウォレット、ペーパーウォレット

・マルチシグ
トランザクションの著名に複数の秘密鍵を必要とする技術

・匿名通貨
送金元のアドレス、数量を秘匿する機能を持ったコイン

仮想通貨=
×クリプトカレンシー 暗号通貨
◯クリプトアセット 暗号資産
貨幣を通じて価値を評価できる資産

・アングラマネー
課税や法律の規制を逃れた非合法なお金

・通貨発行益=シニョレッジ
通貨発行体が得ることができる利益

〈中国〉
キャッシュレス化
ネットサービスや仮想通貨の規制
→独自のデジタル通貨
個人情報(信用度スコア)の一元化管理

●パブリックチェーン
誰もがアクセスできるブロックチェーン
●プライベートチェーン
企業間や企業内で利用する
管理者を設ける必要あり

●中央集権取引所
高速だがハッキングリスクや登録の煩雑さ
●分散型取引所 DEX
手数料高く遅いが登録不要

・アトミックスワップ
取引所などの第三者の監視と仲介が必要なくなり、種類が違う仮想通貨の取引でもユーザー間だけで可能にする仕組み
暗号の仕掛けにより相手の持ち逃げを不可能

・グレートファイアウォール
中国政府に都合の悪い情報を遮断するネット検閲システム

・冷戦を終わらせてベルリンの壁が崩壊したのは、スピルオーバーのお陰
→放送電波が目的としている範囲以外の国にも届いてしまい、情報が漏れること

・アービトラージ
業者ごとにコインの価格が違うところに注目して、商品の一時的な価格差が生じた際に、割高なほうを売り、割安なほうを買い、差額の価格差を設けること
裁定取引

・有給資産
「稼働休止資産」とも呼ばれ、企業が事業目的で取得した資産のうち、何らかの理由で稼働(使用)していない資産


〈クラウドファンディング〉
・寄付型
・投資型
収益の一部が出資者側に分配
・リターン報酬付きの購入型

・ガジェット=道具、装置、仕掛け


0
2018年10月25日

Posted by ブクログ

難しかったが
これからのお金が仮想通貨に変わりつつあることがわかった。
メルカリだけでもわ経済圏ができている。
これからは、遊びと信用が大切

0
2018年09月09日

Posted by ブクログ

仮想通貨に関するトピックを軸としながら、経済や金融に関する基本的な仕組みを解り易く説明している。仮想通貨を実際に売買したことのある人ほど面白く読めると思うし、単なる投機商材ではないことが理解できるはず。仮想通貨がその真価を発揮する世の中になるためには2018年初のバブル期は必要だった、という論にも納得。メタップス佐藤航陽氏やキンコン西野亮廣氏らと同様、テクノロジーの進化に伴い、今後は「貨幣経済」から「評価経済」へシフトしていくと説く。その「評価経済」を成立させるための最適なツールが仮想通貨だと確信した。

0
2018年07月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

うーん悪くないね。評価経済。トークンエコノミー

p182 例えばA社が「ブレスコイン」というトークンを発行する。A社のビジネスに興味のある人がブレスコインを買う。するとブレスコインに需要が生まれ、価格が上昇。A社とA社に興味がある人々の間、興味がある人の間だけブレスコインによるやり取り(物やサービスの売り買い)が生まれる。このやりとりがトークンエコノミーとなる

0
2018年07月16日

Posted by ブクログ

2018年7月になって、最近だいぶ少なくなってきましたが、電車のつり革広告で見て興味を持った本です。著者は、有名な「ホリエモン」の愛称で知られている、ライブドアを立ち上げた堀江氏です。先日のニュースで、彼が主催しているロケットの打ち上げが失敗したという報道がなされましたが、この失敗を克服して、いずれは宇宙旅行事業を立ち上げて欲しいと思っています。

さて、私が興味を持ったのは、帯に書かれていたコピー「お金は変わる、そして、なくなる」でした。私達が生まれたときから慣れ親しんできた、紙幣やコインは、その役割を終えて、他のモノに置き換わることを示唆していると思います。それに関わるのは、ネットや仮想通貨、その肝の仕組みである「ブロックチェーン技術」だいうことのようです。

貨幣よりこれからは「自分の価値」をどう高めていくか、今までは社会に役立つことをすることが推奨されてきたが、これからはそれはAIがやっていくことになるので、人間はそれ以外で見つける必要があるようですね。

今まで成功してきて、資産や地位を築いて守っていきたい、それを活用していきたい人には不安な時代かもしれませんが、その逆の環境にある人には、戦国時代の「下剋上」の時代が来たようで、ワクワクする時代とも言えますね。私はどちらに属すことになるのでしょう、これも気持ちの持ちようなので、ワクワクできるように、今後も過ごしていきたいと思いました。

以下は気になったポイントです。

・国家が通貨を一元的に管理し始めた歴史は、ここ200-300年程度、そもそも通貨とは、個人間の信用を顕在化させただけ(p30)

・ビットコインが画期的だったのは、すでに存在していた、1)公開鍵暗号方式、2)P2P、3)ブロックチェーンの、3つの技術を組み合わせたこと(p63)

・公開鍵では暗号化はできるが、秘密鍵でしか復号化はできない点がポイント、送信中にデータを盗まれても内容は秘密鍵でしか読み取れない(p66)

・ビットコインには、埋蔵量を設けた点、4年ごとに1ブロック当たり採掘量が半減期が設けられたのが、ゴールドと同じ理屈である(p71)

・中国では、一般人が購入できるのは、建物とその土地を70年間使用できる権利(借地権)だから中国人が日本で土地を投資するのは合理的な行動(p85)

・イーサリアムとは、ブロックチェーン上に仮想通貨の金額や受取人等の取引情報だけでなく、契約(スマートコントラクト)を記述する仕組み、これを実装する際にERC20規格を使うので、イーサリアムはICOの基軸通貨と言われている(p103、122)

・ICOは株式の代わりにトークン(仮想通貨)を発行することで、直接投資家に仮想通貨で購入してもらう、IPOを仕切るような主幹事証券会社の存在も現状ではない(p122)

・国と国を跨ぐ送金は、海外の「コルレス銀行」との間で口座を開き、それぞれの国の通貨で支払いを行う「コルレス契約」を結ぶ必要がある。こうした銀行間のメッセージを行っているのが、SWIFT(日本国内における全銀ネットに相当)である、リップルを使えば、即時に送金・受取が可能となる(p138)

・メルカリは、2017年11月に金融サービスを行う子会社「メルペイ」を設立、スローガンは、「信用を創造して、なめらかな社会を創る」である(p148)

・政府混乱により8000%というハイパーインフレに陥ったベネズエラは、2017年12月、世界初の国家ICOが行われ、原油価格と連動する仮想通貨(ペトロ)が誕生した(p160)

・アリペイの付帯サービスである、「芝麻信用」は、資産状況・クレジットスコア・交友関係・人脈に至るまで、個人の信用スコアをゲームのパラメータのように数値化して顕在化、無人コンビニでの万引き防止に活用、個人情報の一元化管理に成功している(p162)

・パチンコは三店方式による換金(刑法の賭博罪)は生き延びているが、1990年に三店方式でカジノを運営した人は賭博罪で逮捕された(p163)

・日本には金銭に執着しないという生き方(価値観)もあったが、この感覚を一変させたのが太平洋戦争、当時の金額で1900憶円(現在価値で4000兆円)この戦費調達のために日銀は国債を無尽蔵に発行した、このため1938年には「国民貯蓄奨励局」が設置された(p177)

・シェアリングエコノミー(個人が保有する遊休資産の貸し出しを仲介する)は、分散している状態でネットワーク化した社会でのビジネスの成功例であるが、それを発展させたのが、トークンエコノミー(サービス提供したい側が、貨幣の代わりにトークン発行、それをユーザーが購入することでトークンに価値が生まれる)である(p182)

・メルカリは個人が「不要品」を売ることで、ポイントを得る、それを日本円にも変更できるがモノとも交換できる。これは「あぶく銭」なので、手離れが良いお金を生みだしたことになる(p185)

・今起きていることは、お金が価値を媒介する唯一の手段であった独占が終わりつつある、価値を保存・交換・測定する手段は、いつも使っているお金である必要はない(p196)

・VALUは、夢や目標をどう実現していいかわからない方、金銭的な理由で実現できない方が継続的に支援者を募れる場所をつくりたいという思いから開発した、有名だったり資金力のある人が勝つのではなく、自分の価値を最大化する工夫をした人が相応の対価を得られる(p200)

・仕事や機会を奪うのは、テクノロジーではなく、人々が勝手に作り出した幻想である(p205)

・お金の価値は下がってきている、そんな社会で豊かになれる人とは、「お金との交換ができない独自の価値基準を持っている人」(p207)

・ノウハウ、プレミアムなスキル、他の人が簡単には入手できないものを、装備すること、すると、お金では代替できないモテ価値が生じる(p208)

・社会にとって役に立たないことを、どんどんやった方がいい。社会にとって役に立つことは、機械に置き換えられるから(p209)

・ちょっとの勇気で、ちょっとの行動を起こす、その一歩は、見た目の何倍もの距離へ歩みだすことになる。そうした小さな変化は、また次の変化を呼び、評価・信用につながる好循環になる(p224)

2018年7月16日作成

0
2018年07月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

仮想通貨→ビットコイン というような理解しかない自分には、良い導入の本であったと思う。
・なぜ、仮想通貨はこんなに盛り上がったのか、通貨の歴史から本質
・普段何気にきく、ブロックチェーンやマイニング、ウェブマネーとの違い、他の仮想通貨の平易な説明と関係性の記述

お金→日本円という固定の考えを、改める風通しの良さ。
中国人にとってのお金、財政破綻の国の人のお金 など

メモ
仮想通貨は、非中央集権的。代表者がいない。
公開鍵暗号技術、P2P、ブロックチェーンの組み合わせ
通貨とは、金本位制とは、管理通貨とは。

0
2018年07月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

仮想通貨についての知識が全くと言っていい程無かったので読んでみました。
少し前に話題になったビットコインなどを仕組みから説明してくれていたので、個人的には理解し易かったです。ただ、知らないワードが非常に多かったので、自分自身の勉強不足も感じました^^;
非常に印象に残った言葉が二つあって、一つ目は
・サービスを使いこなして幸せを生み出すのは人の知恵

もう一つは今後AIが台頭してくることも踏まえて
・仕事や機会を奪うのはテクノロジーではなく、人々が勝手 に作り出した幻想

良し悪しを判断する時に、技術だったり物自体には責任は無くて、それを利用する人間自身に因るんだと思います。

0
2018年07月08日

Posted by ブクログ

とりあえず仮想通貨について知りたくて購入。知りたかった知識はおおよそ得られました。少し前に書かれた本ですが、そこは現実を検証出来る良さも有り、中古購入ならば損はなし。さらに、売れそうなので得かもね。

0
2023年04月13日

Posted by ブクログ

堀江さんの本は初めて読んだ。とても頭が良くて、人生を楽しんでいるダイナミックな人というイメージ、は間違ってなかった。お金の価値は下がり続けるというのもわかる気がするし、その人独自の信用と価値が大事になっていくんだろう。ほんと、上手く立ち回った人の勝ちな社会だと思う。どれだけ良い情報に触れて、それに対応して生きていくこと。昔はこんなで、もう新しいモノにはついていけないわ〜とボヤくには勿体ないなと思わせる力があった。ボヤいている間に何かしたら良い。確かにそうだと思う。
ただ、途中に登場する仮想通貨やトークンのシステム系の説明はなかなか難解だった。

0
2021年04月26日

Posted by ブクログ

ビットコインが5万ドルを超えた今読むと、ホリエモン、さすが!という内容。

投機というより、興味があって、面白くて買った人が、結果儲かってるんだろうなぁと。

ICOでのエアライン構築とか、ライブドアでの銀行業参入とか、その辺の話を聞いていると、あの時捕まらなかったら、、、アリババやGoogleに近いものになってたかも?とか、いろいろ考えた。

0
2021年02月21日

Posted by ブクログ

仮想通貨について詳細に踏み込む部分は少々難しかったが、そこをさらっと読み飛ばしてもおもしろい内容だと思います。お金の考え方がアップデートされます。

0
2020年08月25日

Posted by ブクログ

正直よくわからなかった
が、堀江さんが言いたい事は少しはわかった、つもり
既存のモノは無くなったり、常識とか変わるんだから、それを嘆くのは無駄だから、
新しいものとか、変化に対応して、楽しく今を生きれば良いんじゃない
って事かな、と

0
2020年02月12日

Posted by ブクログ

仮想通貨が今後広まっていくことを、根拠を述べながら解説している。
最後は、いつも堀江さんが主張している、「変化を受け入れ、行動を少し変化させ、遊ぶように生きよう!」というメッセージで終わる。
メッセージに勇気をもらうことができるが、仮想通貨自体には不確実性も多く、簡単には理解できないところが多かった

0
2019年11月13日

Posted by ブクログ

大部分は仮想通貨の歴史や現状、種類、構造
それに関わる人たちや事件のことや
それに対する著者の見解や実体験が書かれている。
注釈も近くにあるし、わかりやすい言い回しで
例え話も盛り込まれているが
ITにも金融にも疎い私には辛かった。
それでも、江戸時代に降旗で大阪、和歌山間を5分で
情報伝達していた等、小噺的なものを拾うだけでも
新鮮で興味が広がった。

締めくくりにはにはワクワクの共有を促すような
著者のビジョンが語られている。
ぼーっと流されていないで主体的に生きようよ、と
ハッパをかけられてるようにも感じた。
パっとしない人を切り捨てるのではなく
「じっとしてるだけなんじゃないの?」と問いかけ
「信用ポイント」を貯める仕組みにも考えを馳せていて
みんなの幸せについても考えているような面も知れて
好感が持てたし、自分もその未来に存在しうるのだと
感じられ嬉しくなった。

0
2019年07月30日

Posted by ブクログ

仮想通貨などの話題には疎いため、難しかったです。仮想通貨は、国の支配から独立した非中央集権的なシステムにより運営されている通貨だと理解しました。多くの技術者により、自由を求めて作られたことを知り驚きました。
今後、信頼=価値の流れが、より一層強まることを念頭において行動します。

0
2018年11月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

お金に関するあらゆる知見が書かれているので話が技術的なことから歴史にまであっちこっち及ぶ。
仮想通貨を持っている人やある程度の資産を持っている人には身近に感じやすい話かもしれないけど、そうでない人にとっては、読みづらい理解しづらい箇所も多い。
堀江さんの著書の中では結局何が言いたいかがわかりづらい部類の本。

0
2018年10月08日

Posted by ブクログ

20180929 なんだろう付いて行けない。働いて、給料貰って、日々生活していく。たまには旅行したり、映画見たり、趣味はなくても農業体験で野菜作る事に幸せを感じたり。そんな日々が好きな人ではいけないような気にさせる。結局、ドングリ預金と一緒なのか?その方が理解しやすい。

0
2018年09月29日

Posted by ブクログ

堀江貴文さんのトークンエコノミーに対する見解が書かれています。仮想通貨は万能ではないかもしれないけれど、世の中の様相を変える革新的な技術だとしています。評価経済社会についても触れられており、楽しみながら価値を生み出す存在になるために、まず微動でもいいから一歩を踏み出しなさいと読者にエールを送っています。

0
2018年07月16日

「ビジネス・経済」ランキング