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Posted by ブクログ
いったい何回読みながら「こわ〜〜い!」と叫んだことか。
とんでもないですよ、この作品は。
加速度的にホラー要素が増しますよ!下巻!
新しいアシスタントの一祝が登場して、福介が仕組んで笑吉と対立させようと画策。笑吉を孤立させて居場所なくしてふたりで独立ルートを目指す福介。店に迷惑かけてるんだからなおさら辞めるわけないじゃんと、仕事と美門さんが依然いちばんの笑吉が面白くない。自分が一番じゃないと、唯一じゃないと。
そのやり方がね、ほんとに、孤立しかけてるところを見て笑顔になったりする福介を見てると、
えっこれってほんとに好きなの?
好きな人が不幸で楽しいの?
そもそも愛ってなんだっけ?
自分の手でだけ相手を幸福にしたいってことだったっけ?
結果として相手を変質させてもいいわけ?
そこまで強く執着して我を失うことを愛と定義してるの?
これ恋愛なの?こんな独りよがりなものが?でも恋愛ってたしかに多かれ少なかれ独りよがりなとこあるよね、
みたいな、思考のループで吐きそうになり、
つまりなにが言いたいかっていうと、
ものすごく気持ち悪いのに、こんなもんは恋じゃないとは言い切れない、のが気持ち悪くて、脳がグラグラしてきます。
そんな混乱状態のなか、福介の行動はエスカレートし、
一方では女装の麗人後輩スタイリストりくくんが、上巻からずっと福介の真意を見抜いていて、下巻ではガシガシ邪魔をかけに入ります。
かっこいいよ!りくくん!
そんなりくくんの動きもあって、笑吉はいままでの行動が全部福介の企みによるものだと気づくのですが、
そこからの電気責め(まあ予想ついてたよ)⇨屈服⇨かわいそう(は???いまさらどうした??)⇨土下座(怖い(白目))の怒涛の展開。
もうこっちのライフはゼロですよ。
特に福介が笑吉をサイコーに下衆な手段で脅して屈服させてレイプしかけての「かわいそう」は、今年度最高のはぁぁぁ?を記録しました。
どの口でおまえ・・
そんなんやる前に普通わかるでしょ、あっ、わかんないからサイコパスって呼ばれるの?それともそういう恋愛のはじめの、浮き足立った状態のこと冷や水ぶっかけにきてんの?はらださん??と、かなり動揺しました。
そして最後まで読み終わってですね、終着点として、
私、ホントおかしいかもしれないんですけど、
「描き方とやりかたが極端だからとんでもない物語に見えてるけど、恋愛でこういうことって(相手の尊厳をふみにじって相手を思うままにしようとする試み)誰でもやってるかもしれないよな」
と、思ってしまったんです。
人ごとじゃないぞって。だからこれは、サイコパスの、どこか遠い場所の物語じゃなくて、私の物語であって、道行くそこの彼の物語かもしれないぞって。これは愛についての物語じゃないかって、そう受け止めました。
名作だと聞いてはいましたが、その評判にまったく負けない、鮮烈なインパクトを残してくれました。
いまさら私がいうまでもなく、傑作です。
BLだとかどうだとかそういうの取っ払っても読む価値があります。
Posted by ブクログ
サイコパスがしょーくんを手に入れる為になりふり構わなくなってきて、怖かった・・・というか新人君を巻き込んで、仕事のミスを連発させて美門さんの店辞めさそうとするとか(そして自分が拾う)エグ過ぎ。焦ってしょーくんに乱暴をしてしまって怯えられてしまったから、きっと本当の意味で福介を好きになる事はなくなったんだろうなぁ。笑吉の優しさにつけこんで、本当はメンタルが弱い自分を演じて彼を手に入れようとするけど、それは同情さてるだけだし彼を本当の意味で手に入れる事は出来ないと思うし、なりふり構わず過ぎて酷い。そしてリクも良いだけ引っ掻き回して、最後は傍観しててホントいいキャラしてるわー
埋もれない執着攻め…
執着攻めの美味しいところいっぱい味わえた。
受けにネチネチ粘着したり、でも受けの心を掴みきれなくて焦ってしでかす攻めも、その後攻めザマァ(但し受けもダメージ…)展開も、それでも諦めない執着も、とっても素晴らしいです。
ただね、この攻めさん、ハピエンで終わるような本の攻めと違う。受けのことはモノ扱いて、上巻から始まるしんどさとは別の苦々しさが読んでて感じる。
執着攻めを読み漁ってるけど、これはその本たちに埋もれない物語。
けどなぁ、やっぱ辛いな…
夜中に一気読みして明け方ストーカー2人に絡まれる悪夢が初夢だった。読む本間違えた。
怖すぎなくて良い
なかなか堕ちない笑吉に焦って福介の計画に綻びが出始めます。
思いの外メリバではなく、どこか明るく希望のある終わり方でした。
笑吉が完全に堕ちる絶望エンドも見てみたかったです。
一気読みしました
読後が重い・・・。これに尽きます・・・。何もかも計算で動いているので、もう逃げられない・・・と思わされる包囲網が怖すぎです。一度離れてから起こる本当の共依存、これからの二人がどうなっていくのか色々と想像させられます。
BL史に残るサイコパス攻め
欲しいものは絶対に手に入れたいサイコパス攻めの計画的行動(もはや犯行)の数々。とにかくすごいです。上巻でも追い込み方がすごいなと思っていましたが、下巻だとさらに加速(まだ先があるとは…)。これまで読んできたBLの中でもぶっちぎりで印象に残る作品です。
ホラー
度が行き過ぎたホラー展開に、ストーカーの方がまだ可愛い。笑
サイコパスな執着が見ててゾクゾクしました。
2人のその後見てみたい…(´・ω・`)
Posted by ブクログ
美容業界を舞台にした、王子系スタイリスト×糞真面目流され不憫系スタイリストの完結編。
最後まで強烈インパクトなストーリー展開でした。
上巻の流れからいくと、HENTAIなノリのかわいい系イチャラブに落ち着くのか?とも思ったけど、そこはやはりはらだセンセ。一筋縄ではいかないですよね~
これだけでは終わらない、福ちゃんの闇深い脳内がさらに明らかになっていて。
せっかくのしょーくんとラブラブな今の幸せなのに全然満足できてない、強欲バチ当たりなんですよ。しょーくんと仲良くする奴みんな俺の敵!みたいなwww
ライバルから完璧に遮断しないと我慢できない心理状態の福ちゃんは、汚い手を繰り出しまくってしょーくんに疑われると、堂々と開き直り監禁して緊縛プレイに至っちゃうわけですね。そんなことしちゃダメじゃん!と思いつつ、エロエロHENTAIプレイに目が釘付けになりました…
まあこういうところだけクローズアップすると、福ちゃんまさに鬼畜極まりない外道になっちゃいますが。
だけど、りくに「王子様からご主人様になりたいんですね?」と軽蔑されてもめげずに、あれこれ汚い手を使いしょーくんを自分だけのものにしようと強引に行くしかないのは…
実は不安で心配で、愛が満たされていないからなんだろうなと思いました。
しょーくんは福ちゃんに溺愛されてるからといって依存したりせず、無自覚ナチュラルに対等な立場であろうとしていて、とてもプライドがある男の子。
手強い相手です。BLの受にありがちな弱々しさが見当たらないですw
なので、福ちゃんの所有欲はまったく満たされず…なんですよね。福ちゃんとの力関係がほぼ一緒。だから、しょーくんが緊縛された場面もそれほど痛くは感じなかったかな。
むしろ、つけ入ろうと汚い手を使いまくるしか技がない福ちゃんがかわいそうになってきましたwww
王子キャラなのに、本気になると見事になりふりかまわないところとか、ちょっと哀れ。
最後の最後まで福ちゃんこじらせ策士のまんまでしたが、ほっとけない慈愛の持ち主のしょーくんにずっとかまってもらって、ぜひぜひ幸せになってほしいと思ってしまいました!
あとは、ストーリー中でりくの存在(ものすごい解説者感)が思った以上に大きくなったこととか、一祝くんが思った以上に何にもわかってなかったこととか(笑)、鬼原さん再登場とか!!
色々面白かったです。
最後まで先が読めないストーリー展開で、ドキドキが止まりませんでした。センセはこういう話描いたらもう天才的!
2転3転
読んでいて感情が2転3転します
2人でイチャイチャ可愛いから笑吉くん可哀想、福介怖い、福介可哀想、やっぱり怖い!
最終的にどの福介が、本当なのか分からなくなりました💦
ただ笑吉くんを手に入れたいってそれだけなんですかね
色々読者に考えさせる余韻が凄いです
最高に楽しめました👍
りくくんの話も少し気になりましたー
スピンオフでもいいので、続き是非欲しいです
めちゃくちゃ良かったです。
福介、怖いけど必死でなんか可愛いんですよね。大好きです。
描き下ろしも良かったです。
いつか2人でお店やって同棲してほしい…
すごい対照的に描かれてますよね。きれいな上下巻の表紙はもちろん、笑吉くんと福助くんの性格、黒と白の作画の構図。
サイコパスで、やり方も精神的に追い詰めたりと、ドキドキハラハラする内容でしたが、シンプルだけど、深い。面白いです。さすがこの作家さんです。何回も読んでます。
あと、これはほんとに言いたい。笑吉くんがもうほんとに可愛くて仕方がない^ ^ こんな可愛い人そうそういないと思う。
福助くんの元に行ったらダメだよー(>_<)って思うけど、この後恋人同士になったら、笑吉くんどんなふうになっちゃうの?って思ったらたまらない♡^ ^ 短編でもいいので出してほしいです!
Posted by ブクログ
お、面白い…
最後まで展開読めなかった
福介のハッピーエンドは程遠そうだけど
期待の持てる終わり方も良い…
ページが減るのが悲しいと思える漫画は久々だったなぁ
すごい!
笑吉にバレてもう後がないのかと思いきや、その後の流れも全部計算通りとはー!!
福ちゃんはキングオブ執着ですね。
ここまでくると、笑吉は絆されてそばにいるのが幸せなのでは?と思ってしまう。
この後の2人がどうなったのか気になるー!
最後までハラハラ
はらだ先生ダークサイドの真骨頂。サイコパス攻めが怖くて、追い詰められる受けが不憫で、最後の最後までハラハラドキドキできました。上下巻でボリュームたっぷり読み応えアリ。
カラーレシピ 下
依存具合がほんとにたまらんです
福介がしょーくんしょーくんってデレデレしてるときと、りくに見せる裏の顔とのギャップがすごい好き
しょーくんが怯えてるのもすごいかわいいし…
続きが気になる終わりでした!
Posted by ブクログ
絶対に手に入れたい(なお手段は選ばないものとする)を地でいってる
上巻ラストでサイコパス追い込みをりくちゃんに見破られて、でもばらさない(りくちゃんもいい性格してんな)ってことで終わりかなとは思ったけど
そうよな、福ちゃんの最終目的は最初からいってたもんな「独立して一緒に店をやる」
そのためにこのまでするとは
ただあの鬼原さんが戻ってきたのと、りくちゃんのさり気ない妨害(?)が予想外だったんだな
一祝も地味にいい仕事してくれてるし
終わりがはじまり
ここからさらに追い詰めるんだろうか
下巻で終わりだけど、このあとの笑吉と福はどうなるんだろうね
怖かった・・・
上巻読んで、かなり恐怖したのですが、人間怖いモノ見たさってあるもんなんですね。漫画でも。
下巻は更に怖かった。「こええええええええ」って、何回も声に出ましたが。サイコパスの人って賢いんだなとリク君との会話で理解しました。チェスで世界制覇できそう・・・。
BL漫画って、1巻分や2巻分で纏まっているのが多く、探すと傑作が結構あるもので・・・。
(高いのが難点ですね・・・カート見て躊躇します)。
個人的には笑いを求めていますが、泣けるものもありますし、ヤンデレ系も主にBL小説を幾つか読みましたが(サイコパスは2作目かな)、
比べ物にならないくらい怖かったです。
作者買いで纏め買いしたいところですが、また次回かな。
はらだ先生の作品は画力・ストーリーとハイレベルですが、キャラクターが魅力的なので愛着がものすごく湧くんです。
どのお話でも。
自分の周りにいたら困るような、精神のネジがぶっ飛んでるやつらをコミカルに、かつ魅力的に表現するのがとても上手
1番最後「お前がグラス割っただろ」ってツッコミが心をもっていかれました
相手のサイコパス的思考が改善されたわけではない
でもそれを知ってるからこそ言えるツッコミ
しょーくんの人柄も多いにあるけど
そんなセリフを当てられる先生がものすごく好き
もうさいっこう
色々ひどいことしてきたし、現実的に考えてくっつくことはないだろうなと。仕方ない。。
本当に読了感やばい漫画でした。
今までで一番好きな漫画になりました。
見返したいし、心理描写が素敵で、受けの子は本当にアホっ!ですね笑
かわいい〜またこの作者さんの漫画買います!
流石
はらださんほんとに流石としかいいようがないです...この2人はなんやかんやあったけどラブラブになる気がするな〜なってほしい!え、そこで終わる?!って感じで終わったので続き気になる〜!
いい意味で気持ち悪い
鬼畜探して読みました。読み進めるほどに胃がモワモワして ウッ…となるような ねっとりとした世界。とても良い気持ち悪さを持った作品です。
最高
ゾッとする表現が沢山あるのに、なーんか読みながらニヤニヤしちゃう感じ。
私には、攻め君はどこまでが演技で、どれが本心の言葉なのかが分かりませんでした。けど、確かに分かるのは受け君を“愛している”ってこと。その愛の形が、ぐにゃぐにゃに曲がってたり、真っ直ぐだったりしている。だから読者側も、ゾワゾワしたりドキドキしたり、色んな感情で読むことが出来る。
2人を取り囲む、りくやスタッフ、お客さん達の表情までもが繊細で、人間関係の黒いドロドロ〜としたやつがぐわんぐわんと頭に廻り廻る感じだ。
読み終わった後の、なんとも言えない感じがすごい。言葉にならないとは、まさにこの事。ただひたすらに、うあああーすごい、ってなりました。
剥がれた仮面
とうとう福介の本性が!!りくちゃんがとてもいい仕事してる、大好き(笑)
最後までサイコな感じあるけど、必死になって笑吉を欲しがる福介嫌いにはなれない終わり方です。
カラーレシピ
サイコパスBLハマりそう…
はらだ先生の作品は全部読みたいと思いました。
絵が綺麗でサイコパスみが強い。
BLではなかなか味わえない恐怖感がよかった!
Posted by ブクログ
最初はケンカップルぽい感じで落ち着くのかと思えば途中から伏線に気づき始めてりくと福介のネタバラシの会話でもうそこからはゾワゾワが止まらない。
本当にこうゆう話が、天才的すぎるはらだ先生。
怖い怖いと思いながらもページをめくってその後どうなるんだっていう期待とが永遠にやってくる。
最初はサイコパスだなと思っていた福介も実際陥落したしょーくんに優越感より可愛そうが勝り充足が満たされない様子を見て嫌悪感を抱く人もいるかもだけど自分的には意外に人間味もあってまだ救われました(笑)
まあそこから優しく義理がたいしょーくんを再び情で落とそうとする姿やしょーくんを手に入れるためにミス誘発させる姿はクズすぎましたが(笑)
主役以外の美門さん、りく、一祝、鬼原さんの面々の人間性もしっかり描かれていてすごくストーリーしっくりきたし、ハッピーにもバッドにも展開予測不可能なエンドも良き終わりだったのかなと!
とりあえず読み疲れました!(笑)
おもしろい
見事なまでの執着独占欲!読んでていつのまにか応援してました。笑いいぞもっとやれーって。笑多少かわいそうなシーンがあるけど、読んでて胸が嫌な感じに苦しくならないのがはらださんの作品の凄いところ。攻めがイケメンでコミュニケーション抜群で女の子にもモテるっていうハイスペックっていうところがまた良いですよね。
Posted by ブクログ
まず、私はディアプラスに移行する前からこの作品の一巻を読んでいました。その時の感想にも書いてあるのですが、最後の最後でゾワッとくるのがこの本の良さです。
一巻の最後では鬼原さんへのスケープゴート、福介の笑吉への執着心が描かれていましたね。二巻では福の計画の綻びが描かれていきます。
私は福介の性格について、一巻を読んだ際に『完璧主義で自分の思い通りに絶対させるサイコパス』と認識していました。しかし、二巻を読んで『サイコパスを装い、自分の思い通りにさせたいものの計画に甘さの見られる実に人間らしい人』と認識を改めることとなりました。
私はリョナ的表現が好きなので、中間部分の笑吉への計画の綻びから笑吉を監禁するあたりはとても好きでした。はらださんの好きなところとして、やはり闇の部分が挙げられます。普通、監禁されたらそのままバッドエンドに進んだり、共依存によるメリーバッドエンドが考えられますよね。しかし、はらださんはきちんと監禁された後の怖さ、相手への恐怖を笑吉に与えました。
その後、二人の関係は解消され「二人で美容院を経営する」という夢から遠ざかってしまいます。これには賛否両論ありますが、実に現実性を含んでいて私はとても好きです。
今後二人の関係がどう転んでいくのか、それが読者に託されているのですね。
Posted by ブクログ
面白かった。
面白かった…んだが、最終的に仕切り直しなんだーという…バラしたことによって決定的な変化があれば、話としては完璧だったんじゃないかと思う。上巻の繰り返しに感じてしまった。
それでも☆4なのははらださんの漫画の上手さだと思う。
とりあえず、りくくんがぼっこぼこにされる(どちらかというと精神的に)スピンオフください。
ガタガタ・・・
凄い怖い! 怖さ倍増です!
やっぱ、これはメリバですかね? どちらともとれる・・・。
続き欲しい、仕切り直して欲しいです!
怖いけど読んでしまった
とにかく怖いと言うのが正直な感想。
こんな人と関わると心も体も参ってしまうと思う。
エンタメでもちょっとキツめのお話なので。
過去にDV経験を持ってる人は避けた方が無難かも。
Posted by ブクログ
カラーレシピ(あすか版)を読んだときの衝撃と気持ち良さの余韻に浸っているうち、下巻を読むまでにとても時間がかかってしまいました。
語りたいことは多くありますが、やはり、切実に続編を希望します。この一言に尽きると思います。
良かったです
はらだ先生の漫画は「にいちゃん」だけ読みました。正直仄暗い悍ましさや狂気は「にいちゃん」のが断然上かなと思います。
かなり覚悟しながら読んでいましたが「にいちゃん」を読んでからだとそこまで怖さを感じませんでした。多分笑吉に一寸の病みがないからですかね。ちょいちょいギャグもあるしね。
それにしても福ちゃんみたいな人っていますよね。狙った獲物を手に入れるなら周りがどうなろうが…みたいな人。周りから獲物を孤立させて弱くなったら一気に仕留めに行く人。
獲物をズタズタにしたにもかかわらず引いたように見せといて実は手ぐすね引いててまだまだ仕掛けてある人。
とうとうあんなに傷つけられたのに獲物からまた擦り寄ってしまう魔性の人。
僕もきっとそういう人いたらハマるよ。
絶対いつか福ちゃんは笑吉の心も手に入れちゃうと思う。
あんなされたのに「あいつには俺がいなきゃ駄目だと思う」って言わせちゃう魔性だよね。
美門さんも理玖も良いキャラしてましたね。
理玖いなかったら話が進行しないよな笑
あと願わくば鬼原さんに転勤先でまた素敵な恋人が出来たら良いな。恋人出来たら無茶苦茶大事にしそうだからね。実は僕の1番の推しなんですよ彼。
ゾッとした。あそこまでして振り向かせたいサイコパス。最後はもう可哀想に思えてきました。
変な回りくどい事しないで普通に気持ちを伝えたりした方がよかったのでは…。
執着系は嫌いじゃないけど怖いなって思いながら読んだ。
最終的にハッピーになれるのかな…?
しょーくん逃げて
途中から母みたいな目線でしょーくんを見守ってしまいました。
ちょろいしょーくんが心配で心配で…。
上巻のサイコを遥かに超えるサイコで恐ろしかったです。
「カラーレシピ」というタイトルの意味がわかってゾッとしますね。
ただ、上巻ほど、可愛いしょーくんの泣き顔がなかったのがちょっと残念で、星一つ減らしました。
話は面白いです。
さすがのはらだ先生。あっぱれです。
さすがはらだ先生
サイコパスすぎて怖いんですけど面白すぎて読んでしまう…
そしてしょうちゃんが可愛すぎます!!
怖がってるしょうちゃんが可哀想で可愛い…
はらだ先生の作品は毎回キャラがぶっとんでてほんと面白い!!
はらだ先生ぶし炸裂です。得意の暗くて拗らせているお話です。これぞサイコパス。読後、ゾワっとする感じが癖になります。上下巻、どっちも展開が全然読めなくて最後まで楽しめました。
Posted by ブクログ
ひぃん。
読み終えた。
このお話のキモはりくさんだよねぇ。
解説役と、福介のやり過ぎを阻止する役。
福介は泣いてる笑吉に勃たなくなったけど、このあとこの2人はうまく行くのかなぁ。
結局福介の空回りで終わりそう。
相変わらず怖いお話で面白かった。
Posted by ブクログ
真面目だけど不憫な笑吉と、度を越した彼への執着を露わにする福介。
キャラクターの心の闇を大袈裟とも言えるくらいに描ききり、不安定な人間関係をドラマチックに描き出しています。
ヤンデレものが好きな方は気にいると思います。
やはりはらだ先生はどこかが危ういキャラクターを描くことが本当に上手いです。
今までの作品よりキャラクターの行動に不気味さがあり、読んでるこっちまで血の気が引いていくほど物語に没入していました。
そういった一癖あるキャラクターを読者に印象付けさせる手法というか、キャラクター同士の醸し出す雰囲気の作り方が本当に巧みで、上下巻通してこの話を読んでいるときは、まるで映画を見ているかのような濃密な時間でした。
よくもまぁこんな作品を生み出せるものだと感銘を受けます。
読者だからこその時視点で彼らの顛末を眺めることが出来て本当に良かったです。
シリアス系です
1巻が面白くて買ったのですが1巻と同じノリで買うと少し「うっ、、」っとなります
最後もハッピーエンド、?という感じでシリアス系が好きな方にはとてもおすすめな作品です!!
Posted by ブクログ
攻めの良心はちωこだけ…。
最後まではらだ節というか、はらださんにしては攻めに甘いような…?あんな終わり方じゃぁ、どこまでも計算だったってことになりうるじゃん!受けへの執着だけは褒めてやりたい…
ほー、単純に続き気になる
途中までまじで自分のどストライクな展開だったんだけど、受けの意思強すぎな笑 受け全然堕ちないから若干攻めに同情しちゃったよ。ぜーんぶバレちゃって街中で土下座する辺りまでよかった、いや、攻めの行動は最後までぜーんぶ良かったんだけど、このまま外堀埋められてって気づいた時には受けもずぶずぶにはまっちゃってたみたいな展開かと思いきや全くそんなことなく。読んでてしょーちゃんかっこえーって声出てしまった笑笑
でも終わり方(アフターストーリー含めた)もなんかまた爽やかな感じでいいですね。この攻防戦はいつまで続くのかなあって、微笑ましいです。はらだ先生ってダークで後味の悪い作品もあるけど、ギャグセンスもピカイチで、カラーレシピに関してはどっちも楽しめた感じ。いい感じにギャグが重くなりすぎない雰囲気作ってて、ダークなの読まない人でも比較的読みやすいんじゃないかなーと思います。
Posted by ブクログ
2018/12/03
サイコパスわっくわっく!って思ってたけどサイコパスじゃないかな…ヤンデレでもないし、なんだろう。
くそというかクズというか。私利私欲でしか生きてないくせに可哀想って…その半端さがきもい。福介を好きになれないわし。。。りくくんおって良かった。
人の優しさや甘いとこに漬け込んでエゴを満たす奴が嫌いだーー!!!
だからこのオチもバッドエンドや、、、と思ってまうし絶望しかない。
しかし話はおもろかった。重たい話が好きな人にはオススメしたい。
絵はこっちのが好き!綺麗になってた(´꒳`)
Posted by ブクログ
CPとしてはそんなに好みじゃない。
話自体が面白かった。攻めが改心しちゃったらやだなって思ってたけどやっぱ最初から最後までサイコパスでさっすがはらださん!怖い!
こんなことされたらどんな気分になるんだろうとか、情がわくもんなんだろうかとか、普段BL読んでる気分とは違ったこと考えてた。
ずたずたに傷つけられた受けは好きなんだけど、攻めに傷つけられるのは好きじゃないのか、こういう偏り過ぎた傷つけられ方は好きじゃないのか、「傷ついてる!ワー!!」というテンションではなく、「うわっ…かわいそ…ええ…」という引きのほうが勝った。
Posted by ブクログ
同じ美容室で働くスタイリストの上下巻。ストーカー?ヤンデレ?サイコパス?執着愛?いろんな意味で何度も裏切られて、面白いやら不信感でいっぱいやらで複雑な気分!
Posted by ブクログ
福介に対しては、キミは一生演技できるの?とか、そこまで特定の人間に執着するってどんな気持ちなのかな…
笑吉に対しては、あれだけのことがあったのに警戒心を緩めるなんて甘いのでは…と受け攻め両方にもやもやする漫画でした。
鬼原さんに幸あることを祈ります。
受けが可哀想。
私もヤンデレ系とか執着系すごく好きなんですけどこの本は受けが可哀想でした。
受けはいい人だし心優しいけど不器用な感じなんですがその受けが傷ついた時のシーンとか見るとすごく辛かったです。
攻めがその顔を見て興奮するとかだったら良かったけどそうでもないし、
下巻で終わらずに、3巻・4巻と続いて受けの心を手に入れたのち、お互いに依存とかハピエンとかが良かったです。最終的にどうなるかは読者の想像に任せる感じがあるので私としては後味良くなくモヤモヤしたままでした。
びっくりするほど評価が高いですが、本当にこれは好み分かれます。溺愛ではなく執着8割くらいです。
あともうちょっと受けの可愛いギャップが見たかったなー