【感想・ネタバレ】刑事の血筋のレビュー

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Posted by ブクログ

また良い作家さんを見つけました。三羽さんの他の作品も読んでみたいですね。子供の頃から確執のあった兄弟が警察官になり事件を解決。ちょっとモヤモヤッとする解決ではあったけど…警察官の家族の物語としても読める作品でした。三羽さん本人が警察官の家族だとと知って納得です。警察官の奥さんもそれなりの覚悟が必要なのですね。警察官の家族が壊れていく小説が多い中とてもほのぼのとした家族に楽しく読めました。

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2019年09月06日

Posted by ブクログ

111良いテンポで、登場する人物のキャラクターもいい感じ。ストーリーはありきたりな感じもするけれど、兄弟父親の関係がいい。不幸な女の子のラストもいいね。

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2018年08月31日

Posted by ブクログ

04月-25。3.0点。
刑事の父を持つ兄弟、兄はキャリアで弟は所轄の刑事。
管内のマル暴の安定収入の動きと、兄の秘密調査。

サラッと読める。父の死の原因も含め、調べていく。
ま、よくあるストーリーと言えばそう。

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2021年04月30日

Posted by ブクログ

刑事の父を持ち、地元警察の現場のたたき上げの刑事となった弟の守と、キャリア官僚となった兄の剣。剣は県警の不正を疑い地元に戻るが、もう1つの目的は殉職した父の死の謎を探ることだった。そりが合わずにいた兄弟だったが、父親の死の真相を探るべく次第に協力するようになり...
ミステリーの要素はもちろんあるが、団地などの描写がリアルで警察家族の話としても楽しめた。読後に知ったが、この作家さん本当に刑事の息子だったのか。

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2018年09月08日

Posted by ブクログ

三羽さんのくせに、なんだか佐々木譲みたいなタイトルの小説を書いたなぁ…と思ったら、本気で結構真っ当な警察小説だった。意外に思った反面、心配だったのも事実。
警察小説の秀作は意外とたくさんあって、古くは松本清張あたりから、前述の佐々木譲、横山秀夫、誉田哲也…外国の作品まで入れるとキリがないくらい。そんな中で三羽小説の特長を生かせる作品ができたらそりゃ嬉しいのだが、簡単になりあがれそうもないジャンルだしなぁ、と。

で、やっぱり警察小説の中でも無類の傑作!、というほどの出来にはなっておらず。といっても面白くないわけではない、健闘しているとは思うのだが。ストーリー展開、登場人物の設定、扱う事件…どれもどこまで読んだことがあるようなネタで、既出感が激しくて。

後半、ある人物をワナにかけて、違法な自白を強要する部分があるんだけど、そこはとっても三羽作品らしかった。あとオオラスの道場のシーン、それとすき焼きのシーン、ゲーセンでの会話。
これら含めて、良かったと思う描写・シーンがすべて、三羽らしい反面、これだったら「ぼくのおばさん」シリーズでも使えるやん…なんばっかりなのが惜しい。

今後書き込んだら、エエ警察小説書けるかも。筆の力はあるんだし、期待しておきたい

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2018年08月02日

Posted by ブクログ

プルーフいただいてだいぶ前に読んでたけど、感想書くの忘れてた。警察小説ってふだんあまり読まないんでよう知らんねんけど、警官の家族、官舎をメインに据えた小説って初めて読んだ気がする。ただ、家族の描写が表に出すぎて、戸籍ロンダリング事件とか頭に入って来んのよね、オイラだけかも知れんけど。もっと小さい事件で連作短編とか書いてくれたらええのかも。

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2018年03月21日

Posted by ブクログ

親子三代の刑事一家。
刑事としての想いが脈々と引き継がれている。と言う訳ではない話。
三代目は兄弟で頭脳派、体力派と分かれて、また相互に理解し合えない状態。
そんな中、兄が弟の働く県の県警本部に異動となり戻ってくる。お互いに相手を理解しようともしないところから始まるも、ある事件が起こり、その解決する為にお互いにそれぞれの立場から最善を尽くす。
それを通じてお互いの考えを理解するようになり、さらには父親の想いなどを共有しあい、刑事としての成長をお互いの中に見ることができる。

なかなか手の込んだ錬金術であり、非常に興味深い。
が、人として手を付けてはならぬと思うのだが、こんな事も本当にあるんだろうなと思う一方、こんな事に巻き込まれたらどうすればいいのか想像もつかない。

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2018年03月09日

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