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刑事の息子が綴る、本邦初の警察家族小説!
キャリアの兄とノンキャリの弟は、
刑事だった父の汚名を雪げるか?
警察庁の刑事局組織犯罪対策部薬物銃器対策課に所属していた高岡剣は、異動で故郷・津之神市に戻ってきた。着任初日から連日、県警本部の資料室で資料を読み漁っている剣の目的の一つは、津之神市で過去に起こった銃と麻薬密輸に関する事件を洗い直すこと。もう一つは――15年前に殉職した父、高岡敬一郎の死の謎を探ることだった。津之神署の刑事となった弟の守は、昔からそりの合わない剣の帰郷を歓迎できずにいた。
本邦初! 刑事の息子が
万感の思いを込めて綴る、
“警察家族”小説!
Posted by ブクログ 2019年09月06日
また良い作家さんを見つけました。三羽さんの他の作品も読んでみたいですね。子供の頃から確執のあった兄弟が警察官になり事件を解決。ちょっとモヤモヤッとする解決ではあったけど…警察官の家族の物語としても読める作品でした。三羽さん本人が警察官の家族だとと知って納得です。警察官の奥さんもそれなりの覚悟が必要な...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年09月08日
刑事の父を持ち、地元警察の現場のたたき上げの刑事となった弟の守と、キャリア官僚となった兄の剣。剣は県警の不正を疑い地元に戻るが、もう1つの目的は殉職した父の死の謎を探ることだった。そりが合わずにいた兄弟だったが、父親の死の真相を探るべく次第に協力するようになり...
ミステリーの要素はもちろんあるが...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年08月02日
三羽さんのくせに、なんだか佐々木譲みたいなタイトルの小説を書いたなぁ…と思ったら、本気で結構真っ当な警察小説だった。意外に思った反面、心配だったのも事実。
警察小説の秀作は意外とたくさんあって、古くは松本清張あたりから、前述の佐々木譲、横山秀夫、誉田哲也…外国の作品まで入れるとキリがないくらい。そん...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月21日
プルーフいただいてだいぶ前に読んでたけど、感想書くの忘れてた。警察小説ってふだんあまり読まないんでよう知らんねんけど、警官の家族、官舎をメインに据えた小説って初めて読んだ気がする。ただ、家族の描写が表に出すぎて、戸籍ロンダリング事件とか頭に入って来んのよね、オイラだけかも知れんけど。もっと小さい事件...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月09日
親子三代の刑事一家。
刑事としての想いが脈々と引き継がれている。と言う訳ではない話。
三代目は兄弟で頭脳派、体力派と分かれて、また相互に理解し合えない状態。
そんな中、兄が弟の働く県の県警本部に異動となり戻ってくる。お互いに相手を理解しようともしないところから始まるも、ある事件が起こり、その解決する...続きを読む
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