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Posted by ブクログ 2012年10月06日
待望の三羽さんの新刊。おバカな男子を描かせたら天下一品。
読後感が良いのは、根底に人間に対する愛情があるからだろうと思います。しょうもなくても、救いがある。
『公園で逢いましょう。』を読んだときにも思った、三羽さんはカトリックに接したことがあるのかな? キリスト教を知っている人という気がします。
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Posted by ブクログ 2013年02月10日
男って(自分も含め)ホント馬鹿だ。この馬鹿さ加減は一生なおらないだろうな。まあ仕方がない。それを抱えて生きていくだけだから。そしてそんな馬鹿の傍らにも寄り添ってくれる人がいるんだから。
本作は女性にはオススメしづらい内容も含まれてはいるが、女性が読んだらきっと「まったくもって、男ってやつは…」と少し...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月23日
6編の連作集です。
最近の三羽省吾はイイですわ~、ちょっとしょうもないフレーズがツボです。
例えば…「褌トランス」の中で、アメリカ大会の時バッジョでも「元気だせよ」と慰めそうな勢いで…って判ります?
94年サッカーワールドカップアメリカ大会のブラジルVSイタリアの決勝戦のPK戦でイタリアのエー...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月23日
期待が大きかっただけに少し満足度は低いが、所々胸に迫るものがあった。「帰る場所と待ってる人だけじゃ足りないんだよな。おまえ自身が必要とされるに足る人間にならなければならない」「贖罪しているつもりでいる。取り返しの付かないことをしておいて、なんとか取り返しを付けようとしている。様々な欲望を抑え込んで潔...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月09日
小説「宝石」などへ掲載された作品に、書き下ろしの1編を加えた短編集。
冒頭の4編は、いずれもつながりのあるチェイン・ストーリー。あちらの作品の舞台となった居酒屋が次の作品でも登場したり、そこの常連客の故郷の物語が語られたり、、、
汗臭くて青臭い、そんな男たちの行き場のない人生が次から次へと展開さ...続きを読む
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