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思ってるよりすごい
タイトルからしてこの作品は冒険ものかと思いましたがそんな軽はずみな予想を超えていく展開に鳥肌が止まりません。
Posted by ブクログ
内容説明
沖縄のさらに南にある最果ての島・羽照那島。一風変わった離島で始まる少年達の友情そして冒険!マンガ大賞2位『大東京トイボックス』のうめ、待望の新作!
都会からやって来た少年が出逢う、南の島と島民達とのお話。
これは流石にマンガ大賞になるだけあるなって思うほど、面白かったです。
小学5年生が主人公だけれど、物語に登場する少年少女は、それぞれに悩みを抱え、同年代の人間に、大人たちに、自分を取り巻く環境に対峙していきます。
ハイテクで便利な都会から、まるで時代に取り残されたような『何もない島』にやって来た主人公、狩野千晴は、なかなか難しい性格だという同級生リンドウと仲良くなります。
慣れない島での生活と、そこで対面する初めての経験。
自然と人とが一つに流れていくような世界で、千晴はどんな成長をしていくのか。
続きがとても楽しみです。
ヤギを捌くまでのシーンは、銀の匙で八軒が目の当たりにする生産者たちとの感覚の違いのようなことを千晴も感じていたり、彩りの綺麗な魚を食べるか飼うかの価値観の違いとか、小さなことかもしれないことが、都会で育った千晴には驚きの連続だったりして。
千晴とリンドウとの繋がりが、島の歴史、伝統の秘祭、そして島の創世伝説へと関連を見せ、そしてこれから起こるであろう島の将来や生活と自然のあり方などが、事件と通して語られていくことでしょう。
目の前にある時間とは別に動く、大人や社会の動向や思惑に翻弄されつつ、島の謎やリンドウの夢、千晴の生き方がどんな結論へと導かれるのか。
沖縄諸島には、この漫画に出てくるような秘祭を行ったり、神の聖域として存在する島があったりと、琉球王国の歴史を色濃く引き継ぐところが沢山あるそうです。
そういう史実と照らし合わせながら、フィクションとして存在する島で成長していく千晴たちに、最後まで付き合って読んでいきたいな~と思える漫画です。
2巻が楽しみ!
機会があれば、是非読んでみて下さい。
Posted by ブクログ
おもしろいね。
子供達の好奇心や気持ちを中心にを中心につつ民俗学上な謎を絡めた物語になるのかな。終盤で大きな転機を見せつつ「つづく」のはストレスなのではよぉ2巻を!
とこりで自分は波照間には何度かいったことあるのだけど、こういう民族的な面って、ただ行っただけじゃぁわからないもの。うめさんのストーリー作りにワクワクさせられてます。期待大です。
Posted by ブクログ
今すぐ南国へ行きたくなるようなストーリー!
話が進むごとに、どんどん登場人物みんなを好きになっちゃう。
これからさらに島のおじいとか、おばあとか、いい味だしたキャラとかでてくるんじゃないかと期待。
Posted by ブクログ
沖縄本島のさらに南西500km、最果ての島・羽照那島(はてな)を舞台にした物語。
「銀の匙」の沖縄版みたいな作品なのかな?と思いならが読み始めたけれど、6話の民俗学の話ぐらいからトイボを彷彿とさせる熱い展開に!
「東京トイボックス」ファンはもちろん、南の島、民俗学なんかが好きな人にお薦めの作品です。「銀の匙」が好きな人にもササルかも?
Posted by ブクログ
想像以上に面白い!
うめ先生の書く夢を追う大人って本当にかっこいいですねー。
南の果て、沖縄離島の羽照那島に来た主人公の少年チハル、島の子のリンドウ、祭祀の孫で訳ありのナミ。そして小学校の先生のスズ先生。
この四人を中心にゆったり南国スローライフ!が繰り広げられるなんてことは無く、彼ら四人はみなそれぞれに事情を抱えている。
本土とは違う島の生活の中で少しづつわかる彼らの心のそこにある思いがどうなるのか楽しみです。
一巻は物語の導入といった感じで、離島暮らしをして地区のが面白い。そんな中でも心が早熟なチハルの妙に達観した視点や、大人になっても夢を諦めず追い続けるスズ先生なんかは魅力的なキャラクターでした。
Posted by ブクログ
架空の沖縄方面の島を舞台にした物語。
設定などがリアルで良い。
本州から来た主人公のチハル、ぶっきらぼうかと思えば懐いてくれるリンドウと
鉄板設定だし、他のキャラもそれぞれたっていて好きだ。
先生が言っていた好奇心の壁というのが良かった。
ネットに載っていることはもう誰かが調べたことで、
そこを超えるか超えないかは自分次第。
自身が研究者であるからこそ納得の言葉だった。
ヤギがうまくてかわいい、のもちょっと笑ってしまった。
あとがきに写真もあってちょっと動揺したが(笑)
食べられていないということで安心した。
Posted by ブクログ
よく調べたなーというのが、率直な感想。それだけ、沖縄という土地に興味を持って調べてきた人が、たくさんいるんだなと思った。
少年の成長が物語の中心だと思うけど、ナミのお父さんの「ここは日本なのか?それとも沖縄なのか?」という言葉から察するに、沖縄という土地の歴史や文化、未来までも書こうとしているのかと思われる。
もしかしたら、人間の気持ちを描くというよりは、土地の運命のようなものを描こうとしているのかもしれないと感じる。個人的な感情も入ってるけど。
Posted by ブクログ
わけあって沖縄県羽照那島に転向してきた主人公・チハル。慣れない島生活や島文化にとまどいつつも、島の人間で同い年のリンドウやナミたちと共に、この島での生活に慣れていく。
「島」の雄大な自然と、島で暮らすことの良さや難点などを、登場人物たちのエピソードを通じて描き出す、島生活コミック!
「東京トイボックス」のうめさんの最新作。南国の特徴が随所に出てて非常に良かったです。次の巻では登場人物たちの設定も詳細が明かされていきそうなので、楽しみです。
Posted by ブクログ
どうにも表紙の左側の子が、サマーウォーズのカズマに似ている気がして仕方ない。実際並べるとそうでもないんですが。巻頭のカラーが美しい。沖縄未踏が悔しくなる。
Posted by ブクログ
うん、おもしろい。架空の南国の島を舞台にケモノのような少年と都会から留学(?)してきた少年の交流。
ただ、ちょっと小学5年生にしちゃ、二人とも変な意味で大人びているのが、ひっかかるが、まあ気にならない。さきが楽しみ。
Posted by ブクログ
見知らぬ土地に一人なんて、ありがちな設定なんだけど舞台の作り込みとじわじわと沁みだしてくる冒険の匂いが世界へとのめりこませる。
これは布教したくなる漫画。
Posted by ブクログ
面白かった。東京から羽照那島へ「いちばん遠くだから」と転校してきた千晴。ディープな羽照那島を千晴と体験できる。はず。
沖縄からさらに500キロもあるのか。余所者を心底受け入れるまでは遠いよね。しかしジジイむかつくな!
千晴を始め、登場人物に暗い影があるのがいい。小学生が主人公なのに軽くない。
先生のニライカナイ説がどうなるか気になる!
地元っ子のリンドウかっこいいな♡
ヤギのひーじゃー汁。香りの表現に笑ったw
Posted by ブクログ
素直に面白かったです!
この方の作品は初見ですが、お試し版が面白かったので買って見ました。
沖縄の離島に東京からやってきた少年と、現地の少年と少女と先生とおばあと・・・の物語。あんまり癒し系ではありません。むしろ伝記系・・・に近いかもしれない。なにか、過去の因縁とかありそうですね。
今後の展開に期待です。
Posted by ブクログ
うめ新刊ということで購入。離島で起こる様々なことにたいしてチハルたちが関わる話。離島ならではの話から、うめ節によるキャラクターたちのかっこいいセリフ。
1巻だからまだなんともいえんけど、これからが楽しみな作品です。
しかしこの表紙ちょっと狙いすぎじゃないかなw
結願祭が長い
波照間島を舞台に少年達の冒険や友情を描いた漫画。沖縄の神話や祭り等の民俗学が中心なので勉強になる。
沖縄の文化や民俗学をテーマにした漫画は中々ないので、面白い。
ただ、結願祭の話が漫画の半分近くを占めているので、少し退屈だった。
リアルとファンタジーが
リアルとファンタジーが仮想と現実が奇妙に入り混じった世界のお話である。スマホを駆使した現在の話と古代からの伝統の話が混ざらず並列で描かれているところが目新しい感じがする。本土には殆ど残っていない古来からの伝統の重みと閉鎖社会の排他性を感じた。
Posted by ブクログ
穏やかな沖縄の話のハズが妙な焦燥感がある気がします。それもこの作品の隠された謎の一つなんでしょうか、掟とか、習わしとかの縛りによるものだとは思いますが。目的はまだちょっとわかりませんがなんだか魅かれる作品です。絵はあんまり上手くありません、そしてアングルも稚拙です。ですが背景が非常に綺麗でいいですね。僕にとって、この作品はまた新たな世界ですね
キャラが×
キャラクターがイライラする。
主人公はヘタレだし、相棒の男は無愛想で感じ悪い、ヒロインはヒステリックで常にイライラしてる。
メインの3人がコレなのでキツいです。
ストーリーも退屈で眠くなります。