【感想・ネタバレ】OKR(オーケーアール) シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法のレビュー

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Posted by ブクログ

とても勉強になる1冊。OKRを使う会社の人もそうでない会社の人も、特にチームビルドを担う前に考え方を知っていると役に立つと思います。

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2024年03月15日

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最初に例となるわかりやすいストーリーが記述してあり、どういうものかの理解がしやすかった。OKRのとっかかりを知るには、比較的すぐ読めるし、いい本だと思いました。

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2023年02月06日

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ネタバレ

四半期で達成できるかできないかくらいの
○O:定性目標ひとつ
○KR:定量目標みっつ
欲張ってたくさん立てない
毎週確認
KRの自信度は半分くらいのものであるか。上がったり下がったりしていないか。その要因はなにか。
立てるとき↓
他部門との整合
測定可能か(過去は参考になる)
タスクではなく結果を見
ゴールが達成できる方向性にする
ポジティブにする
状況報告メール↓
OKRと自信度
今週の重要項目の達成
来週の重要項目
メモ

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2023年02月10日

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OKR = Objective + Key Results
= 1つの目標 + 3つの主な結果
P1 やらなければならないこと、P2 やるべきこと
を、マトリックスの4つの箱に書いていく、シンプルな
目標管理方法です。

・KPI とは、ちがって、目標そのものを管理していることでシンプル、項目数をしぼることで分かりやすく、継続もしやすい。
・私感ですが、PDCA でプロセスを重視しているのにたいして、目標に、焦点を当てている点が大きく異なっているとおもいました。
・時間がかからないですが、深堀りはむずかしく、別の機会を必要とするので、サマりとしての道具かと。

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2021年09月05日

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ネタバレ

すごい。やりたい!!

【A書評】
- マネージャ視点でリーダーとのOKRをこの本の通りにやってみる。

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2021年01月22日

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OKRは表面的にはチュートリアルやRPG、ミッション型のゲームのようだ。
「村を助ける」という目標があり、「洞窟の最深部で怪物を倒してくる」ことができれば、報酬として「ゴールド」が手に入る。

OKRとはObjectives and Key Results(目標と主な結果)の略で、目標と目標が達成できたかどうかを判定する指標がある。
そして、それらが極めて容易に理解できるように、忘れ去られないように短い言葉や明確な数字で定義し、週次で「やるべきことを洗い出す」、「評価する」、「報酬を与える」というサイクルをこなすようになっている。

これだけでは、多くのツールや方法とさほど変わらないが、OKRの1番の意義はモチベーションを維持してやるべきことにフォーカスすることで、短期間で成長を促すところにあると感じた。
そのために目標はストレッチ・ゴールでなくてはならず、達成できなかったことが失敗とは言い切れない。

本書では、最初にOKRの設定方法についての物語があり、非常にとっつきやすい。
また、OKRの仕組みや失敗例などが端的な表現で説明されており、具体例も豊富で分かりやすい。
企業や組織向けの内容になってはいるが、1番おすすめなのは、解説の方も仰られているように個人で導入すること。

この本で学んだことを実践して、スキル向上に役立てたい。

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2021年01月06日

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コーポレート部門の目標設定について考えていて、読みたくなった。

前半のストーリーがリアルで心をつかまれた。笑
「世界を変えるために存在して、世界を再生産するためじゃない」は刺さった。

肝心の本論も分かりやすく、OKRそのものの意味と運用のイメージがだいぶ湧いた。
KGI/KPIとの違いは①事業目標ではなく、目的で始まる②経営指標ではなく、個人まで落として共有できる③達成度は6~70%を目指す
ことから、評価ではなくモチベートと能力を高める仕組みであること。

googleがOKRではボーナスを決めないと言っていたのも、その存在意義からなんだろうな。

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2019年08月25日

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会社でチームのマネジメントをする立場になり、本書では参考になる部分がいくつかあった。


今の会社では、KPIを用いて半期ごとに個人で目標設定を行い、それに対する評価面談を行っているが、いつの間にか皆が期首に立てた目標を見失っていることが多い。
日本の多くの会社でも同じような感じかと思う。


そしてOKRとは「達成すべき目標と達成のための主要な結果」という、一見KPIと似たようなフレームワークだと最初は感じたが、目的やプロセス、目指すべき達成度などが異なることが理解できた。

OKRの目的は、目標を達成することではなく、チャレンジングな目標に対して会社全体で挑戦していくことで、個人やチームのモチベーションを保持すること。
KRを自信度50%(頑張れば達成できそうなストレッチした目標)に設定し、四半期後に結果が出なくても評価に関係しない(逆に100%達成してしまうと設定が甘かったことになる)点が、達成度100%を目指し、人事評価にも影響するKPIとは特に異なる点だと思った。

そして、アイゼンハワーのマトリックス「緊急ではないが、重要なタスク」に時間を割くようにしようというのも出てきたが、目の前のタスクだけではなく、本来達成すべきミッションを常に意識するためにOKRの手法は有効だと感じた。


また、毎週月曜日にチームで行うチェックイン・ミーティングは取り入れたいと思った。

4つの枠(OKR自信度、今週の優先事項、今後4週間の予定、健康・健全性)をもとに毎週共有することで、目指すべき目標と現在の状況をチーム全員が把握できるという取り組みである。
これにより、チームでやるべきことが常に明確になったり、チーム内での風通しが良くなったり、色んなメリットがあると感じた。

毎週金曜日に各個人の成果を発表し、それをみんなでお酒やお菓子を持ち寄ってお祝いをするウィン・セッション。これも面白い取り組みだと思うが、なかなか普通の企業では難しいと思われる。しかし毎週金曜日の退勤時に状況報告メールを送るという取り組みは実践できそうだ。


最後に、本書でもしばしば述べられていたが、OKRのフレームワークは仕事だけでなく、個人の生活でもかなり使えると思った。
年始に張り切って立てた色んな目標がすでに実行できていないので、本書を参考に組み立て直してみようと思う。

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2024年01月31日

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一章が物語形式でOKRとはなんぞやをキャッチアップしやすい構成になっている。物語を読んでるうちに徐々に情報が入ってくる。続く二章でOKRの手法について体系的に説明される。
物語読むので、で体系理解まで時間はかかるが総じて読みやすい本だと思う。最後のあとがきにも大変良いことが書いてあるので読むのをオススメする。

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2022年06月19日

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春になり読書を再開することとした。
OKRを学びたくて、まずは一冊読んでみた。
前半、物語調で読みやすく学べました。もう一冊別の読みます。

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2022年04月03日

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具体的な進め方になってくると、
「あー出来るかなあ」と思ってしまったが、
考え方としては、とても参考になった。
前半部分が物語仕立てだったのは、
良かったようなイマイチのような…

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2021年08月19日

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OKRとはなんぞや、の理解には十分。実践としてなかなかうまくいかないので他書籍も読みたいのと、トレーニングがやっぱり必要。

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2021年07月06日

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OKRとは何かは分かったが、OKRでなければならない理由が特徴的に理解できるものではなかったので、他の書籍やメディアを参照に理解した。

スタートアップに焦点が当てられていて、OKRの設定mtgや評価mtgあたりがかなり具体度高く書かれていたので、すぐに実践に落とし込めそう。

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2021年05月06日

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OKRを実施したあと、セオリーと実践を比較して振り返りするのにとても役に立った。
進捗の把握のためにも、自信度の概念を取り入れ、毎週確認するという工程は忘れがちだけど結構大事だと振り返ってみて感じた。

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2021年03月30日

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OKRの要点は掴める。
ただ、実際の理解というと、やってみて自分で試行錯誤するしかないのかな…
悩んだ時にまた読むと理解が深まるのかも。

前半部分は、人によって好みが分かれるのでは。
物語形式なので読みやすいが、少し回りくどい印象。
OKRについて目的意識を持って読むと、後半部分で十分かと。ただ、物語によって腹落ちする部分もあるのでなんとも、、
後半部分だけだと物足りないし、もう少し深掘りしたい。
最初に手に取る一冊ならおすすめ。

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2021年02月28日

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OKR クリスティーナ・ウォドキー
・OKR (Objective 目標・Key Results主な結果)の略。
→Oは成し遂げたいこと。KRはそれを実現できたかどうかを判断する指標。
→数字にこだわない人を鼓舞して動かすのがO。数字にこだわる人に対してOの現実味を示してくれるのがKR。

・アクションをゴールに紐付ける
→緊急と重要なマトリックスを想定した際、重要で緊急はすぐやる。その次に、心理的に重要ではないが緊急に手をつけたくなる(心理的にも)が、緊急ではないが重要に納期を設けることで緊急(優先順位をあげていく)にしていく。

・チームが常にゴールを目指せるようなシステム
①人を鼓舞し、効果を測定できるようなゴールを設定すること
②やることがほかにどれだけあっても自分とチームが常に望ましい最終形態に向けて進んでいること
③チームのメンバーが目標を忘れず、かつメンバーが責任を持って自覚できるような習慣をもつこと

・週の初めにOKRを確認する。そして、全てをストレッチゴールにする。自信度という指標を設けて、あえて10分の5にする。
・不可能なゴールは人を憂鬱にするが難しいゴールは人を鼓舞する
・OKRは、自分が推し進めたいことであり、フォーカスして向上させたいただ1つの領域。
・OKRに加えて、健康・健全性指標は監視し続ける重要な点。OKRと同じなら意味がない。
・もとの習慣に戻らないようにOKRが引き留めてくれる。安全地帯に戻りたい気分になってもOKRが約束に縛り付けてれる。
・俺らは互いに、会社に、ゴールに対してコミットしなけばならない。あとはがむしゃらに実行するだけ。

・OKRのマトリックス
①右上:OKR→自分が推し進めたいことであり、フォーカスして向上させたいただ1つの領域。自信度も記載する。
②右下:健康・健全性指標→健康・健全性指標は監視し続ける重要な点。2つ程。OKRと同じなら意味がない。青・黄・赤で表現する。
③左上:OKRを押し続けることができる、影響を与えられる大きなこと3つ~5つ。結果を出すための仕事に時間を使えているか確認できる。
やることはたくさんあるかもしれないが、インパクトが高くやらなければならないことを忘れないためのものである。
P1はやらなければならないこと、P2はやるべきこと
④左下:予告。今後進める予定になっている最重要項目。これからの4週間程の予定を記載していく。

PDCAでかつ、チームのシステム設計もなされていた。これを突き詰めれば強いチームになりそう

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2020年03月08日

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ネタバレ

目標設定のフレームワークOKRを物語形式で紹介してくれる本でした。
本の中では、おいしい紅茶を顧客に届けるベンチャー会社を立ち上げ、
売り上げ目標とヴィジョンの達成の間で苦しむ会社が、OKRを通じてどのように軌道修正していったかが書かれていた。

ビジョンと直結した目標をKRで具体的な数値に落とし込んで進めるところは良いなと思った。
ただ、この物語での例はベンチャーであったが、
実際に使う場合はカスタマイズする必要があるかと思う。

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2020年02月19日

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MBO(Management by Objectives)、目標による管理。このコンセプトは2つの基本原理に基づいている。
1.伝えるべきは、どうやるか。ではなく、何を求めているか。
2.パフォーマンスは結果で測る。

OKRとは、Objective 目標、KR Key Results 主な結果。つまり、Oは成し遂げたいこと。KRはそれを実現できたかどうかを判断する指標。

やり遂げられない理由
1.ゴールに優先順位をつけていない。
目標ら一つだけ。その目標を測定するKRは三つだけ。
2.熱意を持ち、もれなくゴールを伝えていない。
3.やり遂げるためのプランがない。
意思力に頼らない。
4.重要事項のための時間を開けていない。
5.繰り返さずにやめてしまう。

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2019年12月05日

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最初に架空のスタートアップが如何にしてOKRを導入することになったか、OKRを導入してどうなったかが描かれていて面白いです。ただ、後半は同じようなことが繰り返し書かれていて退屈でした。P200あまりでサクッと読めるのと、OKRそのものは仕事でもチームでも個人の目標でも導入出来るようなので参考になりそうです。

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2019年08月06日

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Objective一つ四半期
KR key results 3つ 四半期
週間進捗 P1 p2 4つまで。

グーグルやインテルも、採用している目標達成のための手法。

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2019年07月10日

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ネタバレ

チーム毎に運営ルールをカイゼンし続ければいい。
カイゼンの数だけ愛着が湧き、それが日々の行動力になる。

弊社では、週末のWin-Sessionでは自分の、チームの「できたこと、よかったこと」などポジティブな、褒めてもらいたいことを共有して互いの一週間をねぎらう。
互いのしていることを理解して興味を持つまでの儀式みたいなものです。

週末は自身、チームの一週間を厳しい目線で振り返って、問題解決のためのインプットと仮説を時間の許す限り行い、週明けのチェック・イン・ミーティングで仮説を共有し、メンバーの意見も取り入れて今週の計画を決めている。

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2019年10月04日

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目標管理システムOKRに関する数少ない書籍。本書は、前半では目標管理にまつわるシリコンバレー起業家の物語を、後半ではOKRフレームワークを紹介する。

OKR(Objective & Key Results)はインテルで始まったシステムで、これまでにグーグル、ジンガ、リンクトインなどが導入して迅速かつ継続的な成長を実現している。

従来型の目標管理MBO(Management By Objectives)の課題を克服する形で生まれた。MBOはチームや個人の目標が、会社や部門の目標と結びつかず、個人の目標達成が部門の求める課題解決に繋がらないことがしばしばあった。

OKRは3つの理念のもとにできている。
1.人を鼓舞し、効果を測定できるようなゴールを設定すること。
2.やることが他にどれだけあっても、自分のチームが常に望ましい最終形態に向けて進むようにすること。
3.チームのメンバーが目標を忘れず、かつ各メンバーが責任を自覚できるような習慣を作り出すこと。

目標を立てているにも関わらず、なぜやり遂げることができないのか。
1.ゴールに優先順位を付けていない。
2.熱意をもってもれなくゴールを伝えていない。
3.やり遂げるためのプランがない。
4.重要事項のための時間を空けていない。
5.繰り返さずにやめてしまう。


■ Oの基本
・定性的で人を鼓舞する内容にする
・時間的な縛りを作る
・各チームが独立して実行できるようにする
例)
・サウスベイ地区で法人向けコーヒー小売り直売市場を勝ち取る
・すばらしいMVPを立ち上げる
・パロアルト地区におけるクーポンの使い方の習慣を変える

■ KRの基本
Oで決めた感覚的な言葉を定量化する。どうすればOを満たしたと言えるかというシンプルな問いを立てる。ストレッチゴールにすること。
例)
・40%pのユーザーが1週間に2回以上再訪する
・製品を勧めたいかどうかのスコアとして8を獲得する
・コンバージョン率15%

ー以下、メモー
ティービー社のストーリーはケーススタディに有用そうだ。
1.目標管理が機能していない事例として取り上げられているが、他の解決策はないのだろうか。
2.自分の身の回りで目標管理が機能不全を起こしていないか。
3.自分のチームに取り入れるとしたらなにが障害となるか。

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2019年02月11日

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会社で使っているOKRをちゃんと運用することを考えて、読んでみました。物語と実用の二部構成。前半は、OKRでスタートアップが成功していく様子がおもしろく、わかりやすかったです。後半であるように「Oはメンバーを鼓舞する」「人事評価と切り離す」というのはできていないと感じました。たしかに、数字よりも組織の成長とモチベーションを高めて、結果的に達成できるようにするべきです。来期のOKRにおいては、フォーカスの意図を込めたメッセージにして定期的に経過を伝えるようにしてみようと思いました。

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2023年01月06日

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OKRのストーリーと解説の本
ストーリ仕立てのビジネス本は海外が主流かな。イメージしやすくて良い。短いけどもとがシンプルなのでしょうがない

objective:成し遂げたいこと、 key results:できたか判断するための指標
達成できない理由①ゴールの優先順位がない②ゴールを伝えてない③プランがない④時間を用意しない⑤再挑戦しない
難しいが不可能ではないKRを作る

①今週の優先事項:やるべき仕事を3,4個
②今後4週間:周囲に知らせるべき予定
③OKR自信度状況:自信度50%からの変化
④健康健全性指標:結果達成の間に守りたいもの

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2021年11月24日

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会社で取り入れようということで読んだ。

今までも様々な手法を取り入れようとしてきたが、なかなか継続できていない。ブームのように始めて気が付いたらフェードアウト。この繰り返し。

このOKRはどうだろうか。
手法自体が魔法のように効果を出すことはない。いかに自社に定着させ継続させられるかが問題だと思われる。

書かれていることは当たり前のこと。目標に向かって何をなすべきか。特に目新しいことではない。当たり前のことをやる事がいかに難しいか。

前向きに取り組んでいこう。

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2021年08月11日

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前半はある企業でベンチャー企業を導入した際の様子が小説式で書かれている。
後半はOKRそのものの解説だ。
「Measure What Matters」も各企業のOKR例を出してくれていたが、本書は1社のみ。
しかも架空のベンチャー企業を題材としていた。
そういう意味では、「Measure What Matters」の方が現実的だし、説得力があった。
一方で、架空のベンチャー企業の物語は、それはそれでアリかもしれない。
おそらく数々の企業のエピソードを総合して物語として完結させたのだろう。
このとあるベンチャー企業の起業の様子が、違和感なく想像できたのだ。
本当に会社を運営していくのは大変だ。
そういう意味でサラリーマンというのは、何と楽なことか。(誤解を恐れずに表現してみた)
経営者というのは、胃がキリキリする思いで、毎日を過ごしているのだろう。
何でこんな思いしてまで会社経営しなければいけないんだ、と自問自答しながらの日々。
部下は想像以上にポンコツで、仕事への意欲もない。
渾身の商品も顧客にはそっぽを向かれ、売上が立つ見通しもない。
そんな日々から必死で抜け出すために、藁にもすがる思いでOKRという幻想を追い求める。
そんな頼りないものでもすがってしまうほどに、経営者というのは孤独なのだろうと思う。
しかし、決してOKRはすべてを解決する魔法の呪文ではない。
必死に前を向くため。
ともすれば忘れてしまいがちな理想の形をハッキリとさせるため。
脇目もふらずに真っ直ぐ進んでいけるように。
心が折れないように。
そんな願いが詰まっているのがOKRというものなのだということを、この本書で見ることが出来た。
だから、OKRをただの制度として取り入れようとは思わない方がいい。
そこに「思い」が無い限り、OKRは形だけのものになってしまうだろう。
不思議なもので、企業は生き物である。
根性論は否定されがちであるが、人間が集まって共同で成し遂げようとしている集団的生き物に、「思い」はものすごく大事ではないだろうか。
それら「思い」を案外と分かりやすく形にしたのがOKRなのだと思う。
だからこそ、経営トップがOKRにコミットしなければいけないし、経営トップこそがストレッチな目標を追い求めないといけない。
サラリーマン社長で、出世が人生のゴールになってしまっている経営者が、果たしてOKRを正しく運営できるだろうか。
正直難しいと思う。しかしながら、これらストレッチな目標を頑張って追い求めていける企業でないと、今後は絶対に生き残れないだろう。
これだけの時代の変化が激しい中で、一歩でも二歩でも意地でも前に進んで行ける気持ちがない限りは本当に負けるぞ。
本書を読んでそう感じてしまった。
つまり個人の人生にとっても、OKRは非常に必要なツールなのだと思った。
(2021/7/14)

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2021年07月20日

Posted by ブクログ

OKRとは何か、その効果は何かについて分かりやすく説明されている。特に物語形式の第一部は読みやすく、比較的理解しやすい内容だった。

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2021年06月26日

Posted by ブクログ

・KRに純増数を入れるのをやめたい
→リソースの分散が起こる
・GM週報に簡単にOKRを載せる →週次での情報更新
・自信度は月毎に変更する
・達成=素晴らしいことを成し遂げた、が基準

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2021年06月08日

Posted by ブクログ

Objectives + Key Results
・週頭に目標確認して、週終わりに今週できたことを祝う
・自信度50%の目標値を設定する
の2点が印象に残ったので、やってみよう

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2019年09月27日

Posted by ブクログ

OKRの考え方、やり方自体はすごくシンプルで、検索記事の情報で十分かもしれない。
この本は米国の本特有のストーリー仕立ての章があり具体例が豊富なため、実際に実行するときの助けにはなるだろう。

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2019年09月23日

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