【感想・ネタバレ】ヒポクラテスの誓いのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ヒポクラテスシリーズ第一弾。
基本的には繋がっていない短編のような話がどんどん続いていく。
、、、けど最終的にはどーんと繋がってくるから面白い。
誰がどう見ても死因が明らかな死に方でも
実は裏を返したら全然別の結果が隠れているかもしれない。
生きている人は嘘をつくし、自分の思うように
ことを操作しようとするけれど
死人は嘘をつかない。
光崎教授の態度は部下だったら心が折れまくるだろうけど
仕事に対する、ご遺体に対する真摯な向き合い方がかっこいい。

自分が信じていた、きっと尊敬していた?人に裏切られるのってつらいよね。
マコト先生が可哀想ー。

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2023年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ドラマになっていたのは知らなかった。確かにドラマ性はある。方医学を扱ったドラマは他にもあったが、この作品は細かいところまでよく描いてドラマに仕立ててある。
私のような一般の(医学関係ではない)人間には、そんなことが起こりうるのか?と思いながら読み進めた。

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2024年05月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公は内科医を目指す研修中の真琴。
教授の勧めで法医学教室で学ぶことに。
法医学の権威である光崎教授と解剖好きのキャシー准教授。キャラ設定がわかりやすい。
構成は5部になっており最後に共通する真相が、、、

病死、事故死として扱われるような事案を解剖による死者との会話で解き明かす。

主人公の心的変化も面白い。
続編もあるのでよんでみようと思います。

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2024年03月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

解剖のシーンが克明でグロい。胃が気持ち悪くなるような感触があった。
最初の事件はオチがあっけなく、解剖シーンのリアルさに対して肩すかしを食らったような気分になった。

読み進めていくと、良い所と悪い所が極端に出ている感じを受けた。悪い部分が大きいので4点にはならない感じ。

「母と娘」での論理と感情に関しては作者の感覚とは相容れない。
サイエンティストはサイコパスではない。個人の感情を介さないために「身内の手術をしない」のようなルールがあるはずで、すべてにおいて理性的であるのが理想と考えるのは間違っている。人間である以上どうにも出来ないことがあることを認め、その部分を注意深く取り除くのが正しいやり方。親友の解剖について感情的になることを責めるのでは無く、感情面を排除できないから関わら"せない"のが正常な判断。感情を排除させようとする教室の人間はサイコパス。こんな教育では、そりゃ育たないわ と思う。
また、「これはミステリーなのか?」と本作の分類に困るほど話の展開にひねりがない。始まってすぐに話のオチが見えてしまう。登場するキャラクターもすぐに死ぬことがわかるし、単調な感じがする。

最後の解説で作者の事が嫌いになったので、2点にしようかと思ったが、
最終話は面白かったと言える(ひねりはない)し、多少の違和感はあるにしても取材していないことを感じさせないすごさはあったので3点にした。

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2024年02月16日

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