感情タグBEST3
熱い
二人のスティーブ、アップル社の、を描いた作品だが、もともとこのあたりの歴史が熱いのもあって、最高の作品になっている
Posted by ブクログ
[単なるスティーブ・ジョブズの漫画ではない]
タイトルからも分かるようにこの作品はスティーブ・ジョブズだけを描いているのではなく、もう一人のスティーブ、ウォズニアックにもフォーカスしている。それだけではなく、Apple創設期のメンバー、ファウンダー、取引先等を含めた壮大な群像劇。伝記やドキュメンタリーは大抵ジョブズ視点で描かれていて、ウォズ以外のキャラはほぼモブだけど、この作品は全てのキャラが立っていて、皆それぞれ魅力的だ。
そして雑な漫画ではなく、複数の資料から丁寧にリサーチしている。それが緊張感と説得力を与えている。
有名なジョブズの「現実歪曲フィールド」を格闘漫画の闘気的に表現するケレン味を加えてはいるけど、それが逆に70年代後期シリコンバレー黎明期の熱を上手く伝えている。
"Revolution in the Valley"に近い。
燃えるApple漫画。こんな感覚は久しぶり。
Posted by ブクログ
ファンタジー分多大なジョブズ伝。現実歪曲フィールドを可視化するのはさすがにどうかと思ったが、それだけのことはあるマンガのハッタリで先に進むほどアツいのし上がりストーリーになって読むのが止まらない。”Apple ][“の設計とかオタクなネタがやけに詳しく、また分かる人には震えるように描いてあってそういう点でもたまらない。
ファンタジーエンタメ伝記
ヤマザキマリさんの類書が、自伝に忠実な漫画であったのに対して、こちらはファンタジーなエンタメ作品。
伸びやかな画力と、テンポの良いコマわりで読者を引き付け、楽しませてくれる。
ジョブスの短所、どうしようもない短期で独善的なところさへも、爽快感を感じさせる。
ジョブス本人に興味を持ったら、ヤマザキマリさんの漫画を読んでほしい。
Posted by ブクログ
アップル伝説をコミカライズ。専門知識が無く技術の凄さがわからなくても、マンガらしいキャラ化と外連味でパーソナルコンピュータ創成期の熱量が伝わります。
ノンフィクションとして読むならヤマザキマリの『スティーブ・ジョブズ』だけど、エンタメとして読むなら断然こっち。
個人的には演出過剰だな〜と思って、冷めてしまうところもあるのですが。
Posted by ブクログ
「うめ」氏の力のあるスタイリッシュな絵が、ジョブズのキャラクターと合っていて良い。
ジョブズがビジネスマンやホームブリュー・コンピュータ・クラブの技術オタクと対決していくストーリーもかなりディフォルメが効いていて、その試みは成功している。
「うめ」氏の前作、大東京トイボックスでは敵キャラの存在が迫力不足なところがあったけれど、今回はビル・ゲイツが極めて恐ろしいライバルとして描写されるみたい。巻末に一瞬登場した彼がどのように牙を向くのか、続編が待ち遠しい。
Posted by ブクログ
あまりにも有名なアップルの創始者話。詳しくは知らなかったがスティーブの自信はどこからきたのかと思いたくなるくらいの強力さ。
ビルゲイツも登場するあたり面白くなってきそうな感じがする。