【感想・ネタバレ】彼女を愛した遺伝子(新潮文庫nex)のレビュー

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Posted by ブクログ

これまでの人生で恋愛とは無縁に生きてきた大阪の大学で遺伝子研究を続ける主人公の柴山教授は、学会に参加するために訪問したロサンゼルスで出会った女子大生のハルカに好意を持ちます。それを知った研究室の松永が失踪します。松永も恋愛とは無縁の人生です。そんな松永は「愛は遺伝子が決定する」と、中学時代の同級生が勤める京都の大学病院で一心不乱に研究を進めていました。そしてその研究により、柴山とハルカが結ばれる可能性は0%という結果が出ます。
理系の恋愛小説で、難しい言葉が出てきますが、DNAが愛情も決定してるとの仮定は興味深く、基本的にまったく同じ遺伝子を持っているという一卵性双生児のエピソードも面白かったです。

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2020年05月05日

Posted by ブクログ

人生が遺伝子によって決められているなんて信じたくないと思っていた自分には逆に興味深いテーマであった。自分の仮説を肯定するためにどんどんエスカレートしていく松永がどんな結論をだすのかが気になって最後まで一気に読めました。ただ、終わり方が若干消化不良でした

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2020年05月17日

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