【感想・ネタバレ】大家さんと僕 これからのレビュー

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大家さんと矢部さん

泣かずに読める日が来る気がしない 大家さん、矢部さん、ありがとう

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2019年07月29日

ネタバレ 購入済み

じんわり‥

上品な大家さんと素朴な矢部くんのお話の第2弾。
お亡くなりになったと矢部さんがテレビで話していた時のお顔が本当に寂しそうで、悲しそうで。

その後いかがお過ごしか気になっていました。
ハッピーエンド、ではなかったかもしれませんが、またきっとお会いできますよね。

皆さま、お幸せに。

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2019年07月25日

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ネタバレ

年明けに虫歯が見つかった。歯医者さんに前作『大家さんと僕』があって、行くたびに待ち合いで読んでいて、まだ途中なのに、虫歯の治療が終わってしまった。どうしても続きが読みたくて、気がついたら続編まで読んで。

なんとなくニュースで、顔と名前は知っているカラテカの矢部太郎が漫画を描いて売れた、ということは知っていた。そして数年後やはりニュースで、その大家さんが亡くなったことも知っていた。だけど、大家さんがもういないことが、読んでいる最中はどうもピンとこない。

矢部さんは作中、大家さんとの日々が終わることにだんだんと気がつかざるを得なくなっていく。その描写の中で一番胸に迫ってきたのは、大家さんの病室に矢部さんが長くいられないシーン。ここ、そう、そうなんよな、うまく言えないけど、わかる気がするよ。
他に二冊通して印象に残っているのは、初めて病院にお見舞いを持って行ったけど親族が多過ぎて足りない、と後ろ手に隠すシーン。家を買います、と言ってしまった後に、言ったことを1人で反省するシーン。自分は相手のことをわかっている、と思っていたのに、わかってなかったと気づいて恥ずかしくなる。矢部さんは大家さんに恋をしていたんだと思う。

(大家さんが見るだろうから)テレビにもっと出たい、できればドラマに、と願った矢部さんが、毎週日曜日に平安時代を描いたドラマに出演されている。矢部さんは大家さんに見て欲しかっただろうな、と思う。でももしかしたら、多分大家さん見てくれてますよね、と思ってるかもしれないな。矢部さんは、そういう人な気がする。

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2024年02月01日

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ネタバレ

これから…

大家さんの体調不良…リフォーム、引っ越すことになる、亡くなったこと。寂しい…
でも素敵な出会い。良かった

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2023年09月06日

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ネタバレ

再読。
初めて読んだときには、悲しい展開を警戒しながら読み進めたが、悲しくなりすぎないような描き方だったので、ほっとしたことを覚えている。矢部太郎も、大家さんの体調が思わしくない状況での続きは描けないと思っていたけれど、大家さんのために描くことにしたらしい。「これから」というタイトルをつけられるのは、すごい。
大家さんは上品なだけでなく、クールというか毒舌というかマイペースというか、自分の価値観をしっかり持っているところが素敵だと思う。大家さんの家を買って大家さんを待とうとする矢部太郎、「全然足りないわ」という大家さん。この場面にはグッときた。全然恥ずかしくなんかないです。
かつての職場の後輩えみちゃんとの関係がまた素敵で、えみちゃんが「えい えい」と泣くところがしみた。
また読もうと思う。

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2023年08月17日

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人との出会いは時に自分の人生を豊かにしてくれる。お金とかそんなんじゃなく、人として豊かになれる出会いに、私は気づけるだろうか?

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2023年02月16日

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評判だったのは知っていたが、読む機会がなく、今回も偶々手に取った。全体に矢部太郎さんの優しさが溢れた作品だった。若いのに、年老いた大家さんの気持ちに寄り添ってその魅力を単純な絵の中に織り込んでいるのはすごい才能だと思う。賞をもらったのも頷ける。矢部太郎さんが下宿しなかったら埋もれていただろう大家さんの人生に光が当たってよかったなと思った。

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2023年01月21日

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著者の優しさが出ており、読んでいるこちらまであったかくなる本。
笑いあり、涙あり。
大家さんのお育ちが良く、時代に染まっていない。純粋な乙女でした。

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2023年01月09日

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ネタバレ

一冊目よりこの二冊目の方が良かったかも。

よりこなれた感があって、

フィクションとして読みやすくなっていたように思います。

大家さんが亡くなったのは残念だけど、

生きていることにして続けていくという性質の漫画でもないし、

これで良かったのだと思います。

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2022年12月20日

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前作に続けてほっこり、くすり。でも、今作はそれに加えてどこかさみしい。老いていく大家さんとの思い出をやさしい著者ならではの視点でコミカルに描いている続編。血の繋がらない親戚みたいな関係って、、、素敵だなあ。

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2022年12月02日

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「大家さんと僕」の続編です。
前作同様暖かい気持ちになる本です。

個人的にはこちらの方が好きかも。

職業柄「リハビリ」というタイトルの話が個人的には好きです♪

ラストもステキです。

オススメ!

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2022年10月17日

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ネタバレ

前作が大好きだったので今作も楽しく、でもラストに向けては切なく読んだ。
歳を取ることは素敵なことだけど、でも体の老いは逃れようがなくやってきて、終わりは次第に近づいていく。
それは素敵な大家さんにも…。

大家さんが看護師さんに矢部さんのことを「血のつながらない親族」と言ったとき、お手洗いに行くふりをして病室の外で涙する矢部さんに私も泣いた…。
あと出かけられなくなった大家さんと矢部さんが病室を抜け出して二人で伊勢丹に行くイメージの場面も涙が出た。
大家さんと矢部さんの特別な場所、伊勢丹に。

矢部さんの書くお話は優しいながらもいつもどこかおかしみと一緒やな哀しみ(大家さんの言葉を借りるなら「ペーソス」)があって、好きだ。
そして言葉や説明は少ない分、余韻を残す書き方をされるのが本当に上手い。

しばらくの間、余韻を噛み締めながら大家さんと矢部さんの素敵な交流の軌跡を想いたい。

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2022年10月17日

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矢部さんって思いやりある優しい人だなぁ。
大家さんの人柄が矢部さんを引き寄せて、そして、矢部さんもいろいろ変わって行ったのだなぁ

80歳を過ぎても丁寧に生きている「大家さん」
そんな「大家さん」に私も出会いたい

大家さんの思い、矢部さんの思いに泣ける
ひとりごとが 詩的なの

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2022年09月24日

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大家さんの人生の最期が、矢部さんできっと良かったのだろうと思います。
昔のこともポツポツとお話しされるあたりは、少しずつ矢部さんに魂を置いていくようで、きっと深く信頼されていたのだろうな、と感じました。
ひとつひとつのエピソードにくすっとしつつも、寂しいというか、儚く切ない気持ちになりました。

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2022年09月16日

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「大家さんと僕」の続編。
前作よりボリュームアップして、より大家さんのお人柄や四季、など前作のラストに矢部さんが描きたいと言っていた内容が描かれています。

ただ…ラストに向けては大家さんとの別れが近づいてきて、ほのぼのした感じよりも向き合う辛さや悲しみが漂ってきます。作風が変わっている訳ではないのですがこんなに悲しくなるのかと、、、悲しさや辛さの表現は様々な方法があるんだなと思いました。

「血の繫がらない親族」の言葉に涙腺が崩壊しました。おそらく、矢部さんも…
矢部さんの新しい生活を頑張ってほしいです。きっと大家さんも応援してくれていると思います。

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2022年09月05日

自然に涙がでました

実は、ペーパーベースの本を今日購入して読みました。
終わりの方で、涙がポロポロ出てきました。
読み終えて、心が洗われた気分でした。

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2020年02月24日

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作者はよく淡々と描けるなあと感心しました。大家さんはしっかりとしたブレないものを持たれていますね。最後の方では涙が出て来ました。

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2024年03月28日

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ほんわかしてるようで、しっかり毒も吐くところが大家さんの人間味がでていていい。
気弱で優しい矢部さんとの穏やかな日常が楽しげで、こんな晩年が過ごせた大家さんがうらやましい。

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2024年03月14日

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前作同様ほっこりするんです。

でも、お年を召した大家さん。
いづれは別れが来るよなーと、感じるふしぶしがキュンと切なくなります。
子供も大人も楽しめます。
絵も素敵です!


※本の概要※
日本中がほっこりしたベストセラー漫画、涙の続編いよいよ発売!
季節はめぐり、僕と大家さんとの楽しい日々に少しの翳りが見えてきた。
僕の生活にも大きな変化があり、別れが近づくなか、大家さんの想いを確かに受け取る僕。
感動の物語、堂々完結。

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2024年03月01日

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ネタバレ

前巻が本として出版されて賞を取ったり大家さんが入院したりと色々な変化がある様子が描かれている。「これから」とあるものの、もう大家さんが亡くなっているようなのでこれが続かないと思うと切ない。

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2023年08月12日

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ほっこり。
大家さんが死んじゃうんだろうな、そんなの読みたくないな、と思いながら完読。
人付き合いってめんどくさいことも多いけど、ないとこういう関係も生まれないよね。

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2023年05月06日

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2017年10月に発売された『大家さんと僕』の続編。

前作に続き、本作も二人のやり取りに思わず噴出したり、しんみりしたり、心が柔らかくなるような読書時間を過ごす事が出来た。

大家さんのビッグなお裾分けに驚き、中国語に笑う。

新宿伊勢丹をこよなく愛し、嫌味のないマイペースさとチャーミングな言動に愛らしさを感じる。

大家さんが亡くなられた事を知った上での読書だったので、途中からは少しずつ近づく別れの時に想いが飛び、寂しさで胸が一杯になって行った。

年齢差と性別を超えた素敵な縁に人との出会いの奇跡や素晴らしさを感じる。

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2023年02月15日

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ネタバレ

大家さんが亡くなり、矢部さんがついに大家さんと過ごした家を離れることに。
大家さんと矢部さんの微妙な距離を保ちつつ、お互いに思いやってることがわかる、なんとも温かい関係が好きだったので、寂しさが残る。

高齢で一人暮らしながら、店子の矢部さんのことも気にかけつつ、自分時間も友だちとの時間も楽しむ大家さんの生き方も素敵。大家さんみたいなおばあちゃんになりたいかも。

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2023年02月01日

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 大家と芸人との関係が、徐々に親しくなり、その体験を基にして創作した漫画。
 それにしても令和の、人付き合いが軽薄な時代に、借主貸主との間でこういった親密な関係を築いていけているのは、作者の真摯さと、大家さんの時代に流されない優しさがあるからなのだろう。
 作品としては前回よりも、大家さんの戦争時の体験や老いて体力が低下してしまったことに多少頁数を割いた感があり、切なくなりつつも、作品全体としてどこか心温まるような仕上げとなっている。
 これで大家さんとの物語はお終いか・・。

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2022年12月17日

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この本、シリーズで120万部も売れているそうだ。
すごい。
前作の終盤から続くエンディングに向けてのあれやこれやが悲しくて、
だけど悲しいだけじゃなくて。
なによりマンガがかわいい。
矢部氏にはこっち方向でもがんばってほしいです。

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2022年11月29日

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ネタバレ

一巻と同じくほのぼのとしたストーリー。
矢部さんが等身大の自分を描かれているように見え好感を持ちました。

最期の大切なところをどう描くのか気になっていましたが、良かったと思います。

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2022年09月29日

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前作で手塚治虫文化賞短編賞を受賞した矢部の続編。やがて来るだろう「別れ」を予期させながら、しみじみと深い余韻を残す。しかしこれは、「ほっこり」ではないだろうと思うんだが。

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2022年09月06日

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続編。

大家さんと矢部さんのほっこり感が良い。
お金の話は出てこないけれど、
相当な資産家なんじゃないかと思う。

連載途中で亡くなってしまったとのことだけれど、
本にしてもらえて、幸せだったんじゃないかな。
これほどの生きた証はない。
描き方によって受け手の印象も変わるけど、
矢部さんが素敵に描いた大家さんは
ずっと生き続けていくんだと思うから。

病院で大家さんが矢部さんのことを紹介した一言、
あれはグッときます。
こういう歳の重ね方ができる人間になりたいと思う。

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2022年06月02日

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ネタバレ

鉛筆は元気な人しか使えない道具だと知りませんでした。うっと詰まってしまう。一緒にお茶を飲んだということがどれだけ幸せだったか。

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2022年06月02日

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「大家さんと僕」の第2弾。
クスッと笑えて、でもなんだか泣けて、ゆるい絵と大家さんと著者のあたたかい繋がりに癒された。

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2021年09月11日

Posted by ブクログ

続刊を待ってたけど、大家さんが亡くなってしまってから出た作品なのでしんみりするかと思いきや、独特の間でクスリと笑えました。
お年寄りががついつい昔語りをしてしまう場面は、若い人からすると「また始まった」と思いがちですが、矢部さんはそこをうまくストーリーにしている。特に戦争の話は何と応えたらいいか分からないけど、2巻目は更に増えているところが、大家さんが年を更に重ねているのが伝わってきて、「東京オリンピックまで生きたい」という言葉でちょっと切なくなりました。でもちょっと真面目すぎる矢部さんと大家さんのいいコンビと、脇を固める面々がが湿っぽくなり過ぎずいいお話しでした。

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2023年04月02日

Posted by ブクログ

お別れの寂しさの中にも少しのユーモア。
大家さんみたいにチャーミングなおばあさんって憧れだな。

矢部さんのことを「血のつながらない親族」と言い切った大家さん。大家さんの帰る場所を残そうとした矢部さん。血縁でも、友情でもない特別なあたたかい関係にほっこりする。

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2023年07月24日

Posted by ブクログ

矢部太郎の4コママンガ。
「大家さんと僕」の続編。これから――と
いう言葉が題名につく。それから、ではないんだなぁ、と思う。

今回は大家さん自身のことを中心に描いている。明治生まれの大家さんは、育ちが良かったのか伊勢丹デパートが好き。
挨拶は、ごきげんよう。
でも、戦争中は疎開をしていた。
戦後のヤミ市も知っていて、靴を買って
もらったのに、左右違う靴で取り換えに行ったとか。ヤミ市などで、よく取り換えてくれたなぁと思う。

大家さんに事件が起こる。足を骨折して
しまった!お年寄りは治りが遅いと聞く。思わず母の身を思う。そして、治る頃、反対の足も折ってしまった。何と
いうことか。大家さ~ん!

矢部の居心地の良い住処に、危機が訪れる。入院生活を終えた大家さんは、施設へ入ることになった。それだけ弱って
しまったということだけど、寂しさを感じる。人は老いていく。
身に染みていることが少し辛いかな。

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2022年08月18日

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