【感想・ネタバレ】死刑にいたる病のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。
死刑囚に心を奪われ操られる話。
一気読みした。
知能指数が高い榛村死刑囚に雅也がマインドコントロールされて行く。ルックス、イケメン。
映画も見てみたいと思った、

0
2024年05月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画を途中まで見て、断念したのもあってあんまり期待していなかった。
何より、この作品にたどり着くまでに同作者の作品を何日も続けて読んでいて、作者の傾向?みたいなのにちょっと飽きつつあるときに読んでしまった。だからほんとにあんまり期待はしてなかった。

でもめちゃくちゃ面白かった。ナニコレ!早く教えてよ!

自分の好きな作品の傾向にどんでん返しとか、後味悪いとか、人間怖い!とかがあるんだけど、そのすべてに当てはまる作品だった。
騙されないぞと思いながら読んでいるはずなのにだんだん騙されていくのが怖かった。最後もしっかりゾッとした。
自分は結構読んだ作品の内容とか時には犯人すら忘れることが多いけど、これに関しては忘れる気がしない。それぐらいの衝撃的な内容だった。

映画も見ようかな。最後まで。中途半端に観たせいでずっと阿部サダヲの顔が思い浮かんでしまったのだけが残念(?)だった。

0
2024年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

櫛木作品、初読み。9人の殺人の罪で裁判中の榛村大和。しかし、その1人は殺していないと訴える。榛村は自分の店に通っていた雅也に手紙を出してその冤罪を晴らしてほしいと懇願する。雅也は榛村の生い立ちを調べる。そこで彼自身も変わっていく。何故か榛村への親和性が高くなり、似てきてしまったのだ。雅也の母親の秘密から榛村との関係が明らかになり、榛村の正体が明らかになる。この作品、徐々に榛村と雅也への印象が変わっていく。ラストでレンズの焦点完全に合い、そこで分かるサイコキラーへの恐怖、洗脳による恐怖がピークに達した。⑤

0
2024年01月26日

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ホラー

話に引き込まれる
最後のどんでん返しが圧倒的
序盤から中盤は主人公がまともだったのにどんどんと犯人に洗脳されていく過程が怖かった
腑に落ちない終わり方も非常にはがゆい

#怖い #深い

0
2022年05月20日

ネタバレ 購入済み

一気読みしました。

雅也が大和に飲まれて行き過ぎて犯罪を犯すのではないか・・と、ヒヤヒヤ。
雅也と大和・・パン屋の客よりも親密な関係性があるのでは?と予想はしていましたが・・・
最後の面会で、やはり殺人犯は殺人犯なんだな・・・と。自分をしっかり持つ事って大事ですね。

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2022年05月06日

S

ネタバレ 購入済み

引きずられる

一気読み。変な吸引力と言うか、読まずにいられなくなってしまいました。雅也がボーダーラインを超えるか否かがとにかく気になって、ぞわっとした怖さと共に私も支配されてしまったのかも......

2
2022年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリアルキラーもの。
ゾクッとするシーンがけっこうあります。
犯人に魅せられてしまう気持ちはわかると思いました。
環境が人を変えるのか、人が環境すら左右してしまうのか、この犯人に出会った人はもれなく人生を狂わされてしまう、そんな気持ちを抱きました。

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2024年05月26日

ネタバレ 購入済み

良い後味の悪さ

バッドエンドやホラー系が好きな私ですが、この本の終わり方には震えました。殺人犯と関わるうちに性格や行動が変わっていく主人公、最終的には素の生活に戻り、平凡ながら幸せな暮らしをしていくのかと思いきや、、
映画を先に観ていたのですが細かな違いがあり、どちらも楽しむことができました。

#怖い #ダーク

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2024年05月16日

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ネタバレ

中盤から終盤にかけての主人公の心が犯人と同化されていくのが自然で面白かった。こうやってマインドコントロールされていくのか、、と不気味さを感じながら読み進められました。
灯里も息がかかっているけど、次は榛村の主任弁護士なのか、、続編か長編で読みたい1冊でした。

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2024年04月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画を初めに見たがグロ描写が多く見れなかったため、読んだ。


最後加納さんも文通してることが匂わされて、どうなるのか気になった。
ほんとに誰でも良くて、自分の生い立ちを恥じるよりそれを利用して生かそうとする狂気、悪い意味で周りの視線を全く介してない感じ、雅也のことを翻弄して(最後は本人が自我を取り戻したけど)飲み込んでいって、結局無理だったら無理だったで意外とあっさり、というか他が沢山いて、
とにかく狂人で、病と呼んで正しいと感じた。

こわい。

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2024年04月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

選民意識が高く、周囲の人を見下しながらも自分を客観視でき、過去の栄光と現状とのギャップに絶望を感じている序盤の雅也も、秦村やその関係者との関わりを通して変わってきた雅也にも好感が持てました(笑)
能はないくせにプライドだけは一丁前、しかもそれに無自覚な大人って、実際結構いますよね。。
その点雅也は高校生の時点で挫折を味わって、大学でも周りのレベルが低いと思いつつも、そこでうまくやれてない自分はそれ以下ではないかと気づいているところが良かった。きっと社会に出てからはもっと味のある人間になりそう。

秦村のサイコパスっぷりと複雑に絡んだ人間関係が気になって、中盤から一気に読み進めました。
結末は、すごく面白い!というわけではありませんでしたが、全体を通して私は好きでした。

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2024年02月24日

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共鳴してしまう怖さ

映画が公開されていたので、気になって読んでみました。
共感できない主人公だったはずなのに、いつしか彼と同じ心情に陥っていたみたいです。
読み進めるスピードが上がり、辿り着いた事実に「えっ?!そうだったの…」大丈夫か自分と思わされました。
この物語は続いてしまうのか?とフィクションなのに心配になりました。
ホント、櫛木理宇さんにやられました。

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2022年07月03日

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支配

榛村に取り込まれそうになる自分がいた。金山と雅也のように、取り込まれる前に気付くことができた人がいたのかが気になる

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2021年09月05日

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ネタバレ

終わり方、気持ち悪い、というのが一番の感想。

中盤、連続殺人鬼の昔を知る人からの話しを聞く場面が多過ぎて、誰が誰だかわからなくなるので、メモしながら読んだ。
でもそこはあんまりいらなかったかな。

筆者の人は、このお話を考えて最後のまとめに持っていく時に、気持ちがせいているのが見えた。
中盤、ちんたらとインタビューばかりが続いたのに終盤に差し掛かるとあれよあれよと展開して行ってしまった。そこをもっと詳しくして欲しかった。

犯人が父親なんじゃないかと雅也が思い込んだあとに、幼女児に恐ろしい興味を持ったり、殺人に踏み出そうとしたのに、違うとわかるとあっさりと幼児に興味がなくなったあたりに人間の気持ち悪さが感じられた。また、話し方や、一人称が変わるのも、崇拝や憧れている人の魅力に引っ張られて寄っていくのも、なんかわかる、と思った。

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2024年05月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小説を読んでいると、どうしても阿部サダヲの(他の作品の)コミカルなイメージが邪魔をして、でも映画の宣伝を観てしまっていたので殺人犯=阿部サダヲがチラついてしまい、あんまりのめり込むことが出来ないまま読み終わってしまった。

映画を観てから読むか、映画のCM観る前に読みたかった…

コントロールフリークというか、支配欲が強い人間は、満足するということはあるのだろうか。恐ろしい。

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2024年03月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

魅力的な問いに対峙することで人は変われるみたいな主張かと思ったら全然違う方向に着地してた

終盤コントロール状態に陥ってしまっていたがそこから幼い女の子が気になり始めるのは解せない
憧れから好みも合わせてしまうであればわかるがターゲット層がズレてるのでそうでもない様子
どう解釈するべきか

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2024年03月10日

ネタバレ 購入済み

大人になれない病

 読み進むにつれ、榛村の語り口に魅了されます。
たった5分の面会なのに、ハートを鷲掴みにするその感じを、心地よさと判断するのか、違和感と判断するのか。難しい選択を強いられます。
 根底にある児童虐待は、どう解決し、どうフォローすればいいのか。
どうか、子どもたちが愛情に包まれて成長できる世の中になりますようにと、祈らずにはいられません。

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2022年06月21日

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