皆さん、「倫理」の授業の記憶はお持ちでしょうか?
私は比較的鮮明で、当時ほどには無いにせよ、大まかに記憶はしています。私が教わった倫理の先生も、このマンガの高柳先生ほどでは無いですが印象的な人でした。
主人公は題名にある「倫理」を教える教師、高柳。クールで、特に目立った印象を受ける人物ではなく、生徒からの覚えも普通。そんな彼が、生徒と向き合い、問題を解決していくという作品。
高柳は熱血教師でもなく、また面白い授業をするタイプの教師でもありません。そんな彼ですが、きちんと芯を持っており、生徒に向き合って諭していきます。
個人的には、「合コン」のくだりの先生が人間くさくて魅力的。
「倫理」の記憶がある方も無い方も、今一度「倫理」の授業、受けてみませんか?
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Posted by ブクログ
新しい生徒たちとの交流が始まり、
それぞれの事情、それぞれの価値観がわかってきて
これから彼らの生き方を考えるストーリーが始まっていく。
幸せってホントなんなんでしょうねぇ
Posted by ブクログ
すっと解決していく事柄ばかりではないけども、これもまた良い。高柳先生が良くも悪くも生徒たちに影響を与えてて絶妙に良い。学校にいて欲しい先生だよ。
Posted by ブクログ
一言でいうと「難しい」。
7巻まではそれぞれの話に対して方向性みたいなものが見えていた気がするんだけど、8巻ではほぼ見えないので「難しい」。
特に「#41 滅びるように生きる」での国近さんのその後が気になったけど、続きが無くて別の生徒の話に移ってモヤっとしました。(9巻でその後が描かれるのでしょうか?)
唯一救いが感じられたのは「#39 信じること」の長野(ちょうの)君の話かなー。
8巻でも哲学者の言葉がちりばめられていますが、個人的には高柳の台詞の方が印象に残ります。
例えば「#42 魂の平穏」で「(自分が)”持っていないもの”を数えるより”持っているもの”を数える方が難しい」と言う台詞は、短所より長所を見つけるのが難しいと解釈しましたが、それに対する結衣の反応が私には斜め上過ぎて、「そう解釈する?!」とこれまたモヤってしまった。。
なので、私には難しかったです。