感情タグBEST3
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謎のうずまきによる、ある恐ろしい呪いのために
『うずまきタウン』と化してしまったとある街の物語。
この狂気の街からの脱出は不可能で、
足を踏み入れたが最後、
出口を求めて歩けど進めど
結局はうず、に誘導され
その中心部へと
<集められて>いるだけ、というゾクゾクするよな閉塞感に
思わず背筋も凍ってしまった。
潤二先生の妄想パワーが炸裂。
思わず目を背けたくなるよな
ファンタジー(?)な幻獣も多数登場。
(全3巻完結。)
ミステリアスな模様うずまき
うずまきを題材にしたミステリー&ホラー
とある町の住人がうずまきに取り憑かれてしまう話
皆がその神秘的な模様の虜になり
正気を失うさまは滑稽であり恐怖すら感じる
漫画を読んでいるだけでうずまきを
見たくないと思ってしまう
そしてこの話のメイン秀一と桐絵は
この町の呪いを解きうずまきの謎に迫ることが出来るのか
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ホラーなんだかギャグなんだか…笑
だんだん力技でうずまきにもってくので
最終的に秀一くんの「うずまきだ…」だけで笑える始末
伊藤潤二の描く女の子はかわいいなあ
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伊藤潤二に出てくる主人公はかっこいいよ。線が細くて好きだな。話も面白いけど、しばらくうずまき状のものを見れなくなる。最後がちょっと物寂しい終わり方で、余韻が残る。
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ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる
町中うずまき。
カタツムリ人間とうずまき長屋がキモイ。
主人公2人の純愛も良い。ラストには切なくなりました。
関係ないですが、ヒロインの『桐絵』という名前がとても好きです。
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私が大好きなホラー漫画家の伊藤潤二氏。なんていうか、ホラーっていうより、ホラーユーモア。氏の作の中でひとつ薦めるなら、この「うずまき」。
主人公の恋人の父親がうずまきにハマり出すのをきっかけに、なんだか町の中にうずまきが溢れ出す。水の渦、壷の底の渦、死体を焼いた時の煤が巻く渦、そのうち指紋や耳の中、つむじにまでノイローゼになる人、…最初はうずまきを中心とした、毎度毎度のキッツイブラックユーモアなんだけど、うずまきの呪いが明らかになって以降は人間の弱さとか残酷さとかが浮き彫りでリアルな怖さになっていく。
最後の話は追加されたものらしいのだけれど、この話があってこそ終わっているような気もする、不思議感が好き。「死人の恋わずらい」も一緒なことが言えるかもしれないけれど。
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最初は『ギョ』の方が面白いかな〜、と思いながら読んでたけど!この話はウチの中で 漂流教室以来のヒットです。この先何年間か渦巻きに支配されること間違い無。
恐いんだけど、魅力的。たまらないワ!
ヒトマイマイはトラウマです。
読んだのは結構前ですが、レビュー書いていなかった事に気付きました。
インターネットで『傷跡』のとある衝撃的な一コマの画像を見て気になり、一気に全巻購入しました。
相変わらず伊藤先生は美人を描くのが上手いですね。桐絵ちゃん、めっちゃタイプです。『巻髪』で解決策として髪を切ってしまったのが残念でしたが。
何が一番怖かったかと思い返すと、やっぱり終盤でヒトマイマイになった途端食料にしようとする心理が気持ち悪かったですね。ヒトマイマイに変化するのを待ってるんですもん。食べるために。
桐絵ちゃんが、弟がヒトマイマイ化しかかっているのを他人に気付かれないようにする場面では、読んでいるこちらも緊張しました。
あとはヒトマイマイの交尾ですか。
カタツムリは雌雄同体だからとか、先生(教師)ツッコミそこじゃないんです!(笑)
ヒトマイマイ化して、いじめられっ子(デブでノロマというテンプレ)がいじめっ子(どちらも人間の時は少年)を○しているという状況が気色悪いんです!(ある意味、いじめられっ子の恨みは果たせた?)
あれは精神的にキました。結構リアルに吐き気を催した思い出。少年時の人間関係の設定がなければ、そこまでじゃなかったんですけど。
他には、長屋にみっちりヒトマイマイとか、とにかくヒトマイマイがトラウマに。
ラストは若干ギャグっぽく思えました。
遺跡とか、無理に壮大な話に持っていったな〜。イトジュン先生らしいっちゃらしいけど。
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ほんとにキモ怖いです。
全てが“うずまき”に飲み込まれ、事態は最悪へ向かってく・・・。
でんでん虫人間あたりから、
自分がこの作品に病みつきになってしまったと気づいた。
でも映像化はすべきじゃなかったよね。
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伊藤潤二さんが好きです。
うずまきはおおざっぱにくくると偏執狂+お得意の変形ネタ。
だんだん常識離れしたありえない話になっていくのはいつものことで、ヒロインその他のツッコミが厳しいのもいつものこと。
ホラーとギャグは紙一重だと、この人に教わりました。
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「富江」でブレイクした奇才・伊藤潤二の、電波度満点恐怖コミックス。
(何だその紹介は)
このひとの作品を読むと、漫画という媒体はかくも凄いものか、と思わせる。白と黒だけで表現される二次元の世界に、捩れた空間を現出させる手腕。
全ての作品に言及できないのが残念(でもいつかは必ずここで書く!)だが、今回はこの作品について語りたい。
ひとことで言うならば、「うずまき」に囚われた人々と街の顛末。
吹く風もうずまきなら、火葬場の煙もうずまき、死体さえもうずまき。主人公は可憐な女子高生だが、ボーイフレンドとともに「うずまき」に立ち向かう。だが、だんだんと全てが「うずまき」に侵食され、狂っていく。
端正な絵柄でリアルに描かれるが、本当にまじめに描いているんだろうか。
だって、「うずまき」だよ?(笑)
しかし、ともすればギャグになりそうな荒唐無稽な設定を丹念に描き込んで、読者を恐怖のどん底に陥れる、それが伊藤潤二のすごいところ。
この作品じゃないけど、「淵」というモデルをご存知の方はいるだろうか?
・・・いずれここで語ろう。冨樫義博の「HUNTER×HUNTER」にもこっそり登場した、国民的モデルである。(それはどうだろう)
Posted by ブクログ
ホラー漫画…。うずまきに関する怪事件が町を襲ってゆく。読み終わった後は、うずまきに異常反応(笑)真面目なんですがちょっとギャグっぽい秀一くんのリアクションで雰囲気が和む(笑)個人的にヒトマイマイとびっくり箱が…orz
Posted by ブクログ
初めてこの絵を見たときは気持ち悪すぎて夢に出てきたぐらい!でも、どんどん伊藤潤二さんの絵にはまっていった!というか、自分自身もうずまきにのめりこんでいった。話がむちゃくちゃすぎてすごいキモイのにおもしろい!てか、ギャグ漫画?完成度がすごく高いと思う。そしてやっぱり絵がきれいですごく丁寧で好き!
Posted by ブクログ
ギャグ漫画に入れようか恐怖漫画に入れようかカテゴリーでかなり悩みました。
美しく禍々しいうずまき。
町全部がうずまき。
人もうずまき。
怖いのですが恐怖通り越して
笑えます。
Posted by ブクログ
「うずまき」だけをテーマにこれだけのものを描ける人は伊藤潤二以外にいないのではないだろうか。とある小さな町を舞台に、うずまきの呪いにに取り憑かれた人々を描くホラー。このテーマであと2巻続けられるなんて……。