【感想・ネタバレ】スペリングの英語史のレビュー

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Posted by ブクログ

英語のスペルには秩序がない、と思われがちだけれど、背景を探っていけば、英語が関わってきた諸外国語に触れてきた歴史の結果であり、それぞれの語源を知れば何故そうなるのかがわかる。英語が持つ無秩序性こそが、英語の歴史の長さと深み。スペリングの簡素化を進めようとした向きもあるようだけれど、それは味気ないような気がしてしまうな、non-nativeの私でも。

それに、何でもかんでも簡素化・合理化していったら、そもそも言語が分かれていることすら批判の対象に行き着くのでは。通訳がいらないのは理想かもしれないけど、なんだかつまらない世界に思えてしまうな。

というわけで、私はスペリング改革不要派。

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2018年12月19日

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