感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2024年04月14日
好きな作品だった。短編で読みやすい。
前の短編で脇役で出てきた人物が、次の短編で主人公になる構成。誰かの人生の脇役であるように感じてしまう瞬間もあるけれど、みんな自分の人生においては必ず主役であり、それぞれがそれぞれに悩みや葛藤を持ちつつ生きている、というメッセージも感じた。
Posted by ブクログ 2024年04月10日
悩んだり落ち込んだり、気持ちが落ち込むこともあるけれど、そんな時、ちょっとしたことが前を向くきっかけになったり、明日へと続く一歩を踏み出す力になることもある。偶然の出会いや偶然の一言…偶然でもあり必然でもあったり。そのちょっとしたことに気づける気持ちをいつも持っていたいと思った。
Posted by ブクログ 2024年03月27日
めーーーーーーっちゃ良い話だーーーー。
登場人物多すぎて混乱だけど。
1人1人の話が短くても心に来るものがどこかにあって、共感して。女性として生きる、私の今、過去、そして未来を精神面や気持ちや色々な事から独立して自由にそして独立して歩む。素敵な言葉がたくさん詰まっていた本。再読したい。
Posted by ブクログ 2024年03月17日
どのお話もよかったけど、「魔法使いの涙」は子育て中の自分と重ねてしまい泣いた。
登場人物がさりげなくリンクしている作りも面白く、最後に初めの登場人物の話に戻り他の話の登場人物たちが集合するところで胸が熱くなった。
原田マハさんの本は、読んだ後の満足感がすごい。
Posted by ブクログ 2024年03月09日
一つ一つの話がちょうど良い長さで、文体も軽やかで読みやすかった。
別の話に名前だけ出てきた人が別の話では主人公になっていたりと、全体を通して繋がりが感じられるのも素敵。
色々な年代の女性にスポットライトが当たるので、どこかしらで感情移入できる話があると思う。
ライフステージごとに読むとまた違う話が刺...続きを読むさったりしそう。
生涯手元に置いておきたいと思える作品だった。
Posted by ブクログ 2024年02月01日
また素敵な本に出会ってしまった。
みんなそれぞれ一生懸命生きてるんやなぁ。
いろんな人の素の部分を覗き見したみたいでおもしろかった。
いま悩んでる人にプレゼントしたくなるような本!
Posted by ブクログ 2024年01月16日
原田マハは長編も短編もどちらにもそれぞれの良さがあるが、短編は彼女の引き出しの多さと文体の美しさが際立って素晴らしい。
どの話も優劣付け難いほど愛おしく、「独立記念日」がどう言った意味を持つものなのか理解した瞬間に胸がいっぱいになる想いだった。
Posted by ブクログ 2024年01月11日
「独立記念日」の章で鳥肌がヤバ。すごい本。
先日、成人の日でこの本はそんな成人する方々にプレゼントするにはピッタリな本。
大好きなゴッホの装丁。
「花咲くアーモンドの枝」=「新しい命の誕生」「再生」ピッタリじゃん。
人と人との繋がりも、なんて素敵なんだ。
Posted by ブクログ 2023年12月31日
読みながら、次はこの方の物語?とか考えながら、どんどん読み進めてしまう。原田先生、流石です。「バーバーみらい」「ひなたを歩こう」「幸せの青くない鳥」が特に好きです。
Posted by ブクログ 2023年11月26日
自分もこんな時あったなぁ
今がこの時だなぁとか共感できる部分がたくさんあった。
「独立」には単なる親から独立する、起業する、という意味ではなく
精神的に自由になるという意味で描いていった原田マハさんはすごいなぁと思った。共感できます。
Posted by ブクログ 2023年11月19日
原田マハさんのことばがほっこりしていて
日常使いしたくなる綺麗な言葉
読みやすい文章
宿の話が好きだったけど、年齢や人生経験によって好きな話が変わるかもしれない
Posted by ブクログ 2023年10月22日
小さな独立を繰り返して人生は進んでいくし
成長していくんだって。
時にその独立は自分の望む形のものじゃないかもしれない。でも、それを前向きに捉えることはいつだってできる。
もし全部失ったとしてもまた何もないところから一から始められるなんて最高に楽しいじゃない
超かっこいいね。
独立っていうのは自由に...続きを読むなるってこと。そう考えたらすごく自分の気持ちも晴れてて勝手に前向きになれてきた。
独立してステージが変わることで起こる様々なこと。出会える人々。
そういう一つ一つの独立記念日を私も大事にしていきたいな。
また素敵な本と、作家さんに出違うことができました。
読むのに時間がかかってしまったけどそれでも全てのお話が思い出深い。
Posted by ブクログ 2024年05月01日
短編で読みやすく、前の物語に出てきた人物がその後の物語でも出てきて楽しかった。
自分の年代に近い人物や、上の世代の登場人物には自然と心を寄せてしまったし、家族や恋人など身近な人にも読んで感想を教えてほしいなと思った。
Posted by ブクログ 2024年04月10日
原田さんの作品を見たのはこれで2冊目。1冊目は本日はお日柄もよく。先生の言葉は温かく心に染みる言葉や表現で読んでるとき涙腺がつい緩んでしまう。
独立記念日、誰にでもあるような苦悩や焦燥、他者に対する憧憬に縛られてる女性たちが描かれている。人は自分の目に見えてないことがほとんどだと思う。そりゃあ誰にで...続きを読むも悩み打ち明けたり曝け出さないよなぁと改めて思う。かくゆう自分もよく他人を羨ましがったり、生きていくだけで努力することが多すぎて、みんなやすやすとこなせるのに自分だけこんな頑張らないと生きれないの辛すぎるな…とか思うことはあるけど、輝いて見えるけど実は色んな苦悩があったりするもんだ。「隣人も苦悩している」とあるように。自由になるということを、精神的開放、独立するというのはとても良い表現でありそういう捉え方があるのだと思った。また解説で語ってあるように先生はやりたいことに対して実に積極的であり行動力があり「自己開拓能力」という言葉はとてもしっくりきてすごいなと感嘆した。なかなか行動にうつしたりするのは難しい。歩き出したら障害物があって、それに敗北し心折れてしまったり、しかもそれが時間と労力のかかったものならなおさら。停滞するのは簡単で代わり映えない方が楽なのかもしれないし、そうしていたい。
でも人生生まれちゃったからにはやりたいことをやって死ぬまで生きてみたい。そうなると歩まずにはいられないのかなと思う。私もよく悩み考えすぎて眠れない夜がある。
みんなから気にしすぎだの考えすぎだの言われる。自覚はある。だからそういう考えすぎる自分と上手くやっていけるようにこうして本に頼って考え方を変えることで私の活気になり安心へと繋がる。
「1からはじめられるのはいいじゃない」こと言葉に救われた男の人のように、私も先生の紡ぐ物語に救われる。
現状は変わらないかもしれない、でも心が軽くなって自由になるのだ。とても晴れやかな気持ちになる、これが独立であり自由なのかなとこの独立記念日を通して思った。
とても良い作品で巡り会えてよかった。
Posted by ブクログ 2024年04月06日
原田マハさんらしいあったかい短編集
ちょこちょこ繋がっていく感じはあるが、話が多いので無理矢理感もあるかなっていうのが正直な感想!
帯にもある、明日を信じて少しだけ前へ 私も大事にしたい。
Posted by ブクログ 2024年03月18日
様々な年代、立場の女性たちが前を向き進み始める24篇のお話。
どれも別々のお話だけど、あるお話で脇役として出てきた人が別のお話の主人公としてでてきていたり、ゆるやかに世界がつながっているところがとてもおもしろく次は誰のストーリーかな?なんて楽しめました。
誰かのストーリーは、少しずつ繋がって、誰かに...続きを読む影響を与えながら私のところまで繋がっているのかな、なんて。
人生って不思議。
ひとりひとりがしがらみや不安や悩みから解放され進み出すことが「独立」。
自分で決めて進みだすって素晴らしい。
Posted by ブクログ 2024年03月09日
原田マハさん、初めてだった。WOWOWでドラマ化されたたものや映画化されたものは見た。「総理の夫」って原田マハさん原作なん…?と驚いたものである
24篇の短編集でさまざまな年代や立場の女性たちのお話なんだけど、24篇のうちひとつは自分のびびっとくるのが見つかると思う。自分で自分のなかの何かに折り合...続きを読むいとつけたりけじめをつけられる人は強くてまぶしい。ひとつひとつがけっこう短いのにこんなにすっきりまとまるんか…すご…と思いながら読んでいた。心が温まる話ばかりなので、本を読みたいが長編や展開が苦しいものはきついっていう人にも
Posted by ブクログ 2024年03月02日
なにかをきっかけとして、少しずつ強くなっていく人たちの話がたくさん詰まってた。
章と章の登場人物が繋がったりもしていて、いろんな人の人生を覗き見できた気分。
バーバーみらいと、魔法使いの涙がとても好きだった。
家族や友人など近しい人に救われることももちろんあるけど、見知らぬ誰かに救われることもあるよ...続きを読むなあ、と。
↓好きな言葉
「どんな物語にも終わりがある。なぜなら、物語には命があるからだよ」
「命あるもの、終わりがあるから、いとおしく思えるんじゃないかな。」
Posted by ブクログ 2024年01月15日
2024年1月14日
それぞれ一人称がとってもリアル。
乱暴な子を持つ母親の閉塞感、認知症の母親を持つ第一線で働くこと、パワハラを人にも言えず悩む人。
いかに独立するか。
道は細くて見つけるのが大変だったけど、この道を選んだのは自分。きっと明るく照らされる道。
独立だ。
Posted by ブクログ 2024年01月05日
誰もが抱えている何かを、手放したり、抱え直したりして、ゆるやかに関係を繋いでいく、それぞれのインデペンデンスデイの話。
原田マハさんの短編集、ハズレがない。
Posted by ブクログ 2023年12月16日
さすがマハさん、やっぱりマハさん。短編だけど唸った、感動、そしてウルウル。女性の独立していく話しだけど男性も楽しめた。さすがマハさん、勇気がでます。特にお気に入りは、イジメを扱った作品「真冬の花束」。武者小路実篤の「生れけり死ぬる迄は生くる也」のやり取りのシーンは心に刺さった。サクサク読めるけどジー...続きを読むンときます。
Posted by ブクログ 2023年12月13日
さまざまな年代の女性たちが、恋愛や結婚、キャリア、別れ、死別と向き合いながら前に進む本。
前章で脇役だった人が、次章で主役となり、見え方が変わる面白い短編集でした。
限られた時間を大切にしたい。
何をして過ごし、誰と過ごしたいのか、迷っている時間はない。
今日まで隣にいて当たり前だった人は、もう明...続きを読む日いないかもしれない。
映画や小説でしか見聞きしない出来事が、明日は自分の人生になるかもしれない。
迷うなら進んでみて進む道を変えてみる、とにかく貪欲に自分の人生を楽しみ尽くさないともったいない、と思わせてくれる本。
ドラマチックな独立もあれば、ぬるっと夜明けを迎えるような独立もある。全部が泣けます。
忙殺されている人、新しい気持ちになりたい人、人生の岐路に立っている人におすすめしたい本です。
Posted by ブクログ 2023年11月17日
恋愛、結婚、人間関係など迷い、悩みながらも前向きに生きていく女性の短編集。短編だけど話が繋がっている箇所もあった。呪縛から逃れ、自分なりの生き方を見つけ独立していく。職場で午前中だけ働き午後は自分の自由時間にする人がいてこれも独立なのかと思った。ん-マハさんの文章はほっこりして好きだ。
Posted by ブクログ 2023年11月09日
主人公が次々とリンクしてた
◎真冬の花束
生れけり 死ぬる迄は 生くる也
(武者小路実篤)
◯いろはに、こんぺいとう
◎メッセンジャー
◎幸せの青くもない鳥
かまえず、気取らず、がっつかず。
Posted by ブクログ 2024年04月07日
24編の連作短編集。直前の短編で登場した女性が次の短編の主人公になり、またその短編で登場した女性が次の短編の主人公になり…、という流れを繰り返し、最後の短編で再び最初に戻るという面白い構図の作品集。
それぞれの人にはそれぞれの人生があり、区切りもそれぞれ。ただ、みんな何かに頼りながらも独立してい...続きを読むるのだということを実感できる作品。独立するためには、ある意味依存できる何かがないといけない。独立と孤立は違うということも、この作品を読み進めるとわかる。
どこにどんな繋がりがあるのかわからないから、人生は面白いのかも。そうした繋がりがいろいろできる新生活の始まる今に読みたい作品な気がする。
Posted by ブクログ 2024年03月16日
誕生日に友人がプレゼントしてくれた本②。
存在は知っていたものの読んだことがない作者さん。折角プレゼントしてくれたので読み切ったけど、なかなか私には刺さらず、時間がかかった...。
ボリューム軽めの短編が続いて、中には重めのテーマもありながらどの話もあんまり入り込めないうちに何故か丸く収まった風...続きを読むになり、「あ、終わった...」という気持ちになってしまった。語り部的には気持ちが上向いたようだけど、その実それって何も解決してなくない??と思ってしまうお話もあり...。前の話に出てきた人が主人公になる、という形式上、読み進めるうちに「ここで唐突に名前が出てきたってことは次の短編の主人公なのかな...」なんて雑念も混ざる。
文体とか風景の描写は好きで、北国の宿のお話は気に入った。人間の営みをすごく綺麗に切り取る作者なんだなと感じた。面白くなかったというわけでは決してなく、私の読み方と相性が良くなかった。
Posted by ブクログ 2024年03月05日
大きいも小さいもない、
大事な一歩を踏み出す人たちの話。
生活って、決心の積み重ねなんだよなあ。
人と人とのつながりも感じられてじんわりあったかくなる一冊でした。
Posted by ブクログ 2023年12月20日
恋愛、結婚、子育て、死別、キャリアなど、様々な悩みに対して、それぞれが迷いながらも立ち上がり再スタートを切る。そんな自分の殻を破り、さらに大きくなって独立していく様を描いた短編集。
Posted by ブクログ 2023年11月03日
原田マハさんは長編、それも画家や絵画にまつわる小説に圧倒的な力をみせる人だと思う。それにしても作中に出てくるシャトーマルゴー2001年を「ホットワインで飲むか!」と私には信じられない設定であった。
一つ一つは、ほんのりほっこり。それをたくさんたくさん重ねた短編集です。
ひとつの話が短くて読みやすいので、スキマ時間に少しずつ読みたい時には良いかもしれません。
が、「今日は読むゾー」って日に連続で読んでると飽きます。