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Posted by ブクログ 2021年01月24日
評価は5巻を通してのもの。
様々な三国志の中でも特異な世界観の三国志。この第5巻は、流石に主だった登場人物も物故して、孔明の切れ味も鈍りがちになるが、最後にキラリと光り輝いて歴史に名を残します。
中国人にも判官贔屓ってあるのかな。現代の中国人にはない気がしますが。
案外、初めて三国志を読む人に...続きを読む本書はおすすめかもしれません。語り手(作者)が時折入れるチャチャが的を得てる気がします。
流石に全巻読破すると充実感はあります。その分星0.5プラスかな。
Posted by ブクログ 2020年08月29日
劉備亡き後のお話はどうなんだろう? と思いながら読み始めましたが、南方成敗も滅法面白かったです。
結局最後まで読むスピードは衰えませんでした。
最後の方、しんみりしてしまうのは仕方がないですね。
Posted by ブクログ 2022年11月27日
この最終巻では、劉備の遺児、劉禅を戴き、南方への遠征、そして五度に渡る北伐の末に、孔明が落命する件が描かれる。
私にとっては、マイ・ファースト三国志。
出師の表はかろうじて「聞いたことがある」レベル。
五丈原の戦い、「死せる孔明、生ける仲達を走らす」はこのことであったか、という体たらく。
第四部...続きを読むがなかなかしんどかったこともあり、読み通せるか心配だったが、冒頭の「ラーメン屋三国志」によるここまでのあらすじのおさらいで助かった。
劉備死後の孔明は、自分の柄に合わないことをやらざるを得なくなっている感が強い。
普通(!?)の三国志ものを読んでいたら、孔明の晩年はなかなか読んでいて寂しく、つらかったかもしれない。
が、酒見版では、天才軍師も変態軍師として、徹底的に戯画化される。
孟獲との七たびに及ぶ戦いも、どこか面白いお話として楽しめてしまうのだ。
どうしよう、もう他の三国志になじめないかもしれない。
Posted by ブクログ 2020年09月18日
これにて終わりにそろ。
三国志はやっぱり、面白いね。ここまでぶっとんだ設定でも、劉備は劉備で、曹操は曹操で、孔明は孔明として生きて、舞台から消えてゆく。
これからも「孔明のヨメ。」を読んでいくし、三国志から完全に離れるわけじゃないけど。
まずは酒見さん、お疲れ様でした(^^)