【感想・ネタバレ】やれたかも委員会 2巻のレビュー

WEB上で話題になり、単行本化した作品です。
一話完結の物語で毎回新しいスピーカーが、ティーンズの頃に体験した「やれたかも」を語り、それを審査員が「やれた」or「やれたとはいえない」で判断します。
飲み屋でのY談みたいな感じにニヤニヤできる作品ですが、「やれたかも」の思い出を淡々と語る様はまるで上質なドキュメンタリー番組のようで、そのギャップが更に笑いを誘います。何とも言えない後悔と哀愁を漂わせるスピーカーの語り方に、どの話も「わかる~~~~!!!!」と共感しまくりです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年05月25日

ミもフタも無い感想を言いますと、「1巻の方が面白かったなあ」ってことになるのですが、いやでも、この2巻も、素晴らしかったですね。そらもう大満足です。いやでも、1巻の方が面白かったですけれども。それはあくまでも、個人の感想ですので、「2巻の方が面白い!」って人もきっとおられると思いますので、そらもう個...続きを読む人の趣味嗜好の話ですのでね。個人的には1巻のほうが面白かった。でも、トータルでいうと、この2巻も、素晴らしい。それでいいじゃないか。面白いんだから。ということで、いいんではないでしょうか、どうでしょうか。

1巻が、初期衝動で突っ走った傑作、「ななななんじゃこら!?とんでもねえ漫画やんか!ぱねえ!」という感じの作品だとしましたら、この2巻は、なんせ1巻が存在しますからね、初期衝動だけでは話はすすめられないので、内容をしっかり練りますよ、1話ごとの完成度で勝負しますよ、という感じに、こなれてきた感じといいましょうか。そんな感じがしました。勘違いかもしれませんが。

case15「大阪LOVER」
case16「完全個室隠れ家レストラン」
の話としての完成度は、スゲエなあ、とかね、思った次第です。安定度がパネえ。なんといいますか、ある意味、狙ってる感ある感じ?とかしちゃったのですが、それでも、なんといいますか、ちゃんと誠実だし、ちゃんとグッとくるし、凄いなあ、って思いましたね。バンドでゆうたら、売れ線シングルをキッチリと作ってきた感あり!という感じでしょうか?よく分かりませんが、そんな感じがしました。

そんな
case15「大阪LOVER」
ですが、Dreams Come True の名曲からのタイトル拝借だと思うのですが、登場人物が大阪弁、というか関西弁でないのは何故だろう?とか思っちゃいました。いやあ、でも、ええ話やなあ。テレビドラマ版では、是非とも俳優さんは、関西弁でドラマを成り立たせて欲しいな、とか思った次第です。

case16「完全個室隠れ家レストラン」
では、なにしろ、漫画内で自らの、まんまそのモノ、のこの漫画「やれたかも委員会」をネタにしている!おもろ!って思いましたねえ。リアルタイム感がビシバシでした。読者のかたの最新のエピソードを、漫画に反映したのかしらん?とかね、思いましたね。いやあ、ええ話だったなあ。完全個室の隠れ家レストラン、まだ一回も行ったことないです。使ったことないです。そんなものが、この世には存在するんだなあ。恵比寿、パネえなあ。

case11「映画友達になってよ」
何故に人は映画を観るのか?ということの一側面を、間違いなく見事に切り取った名作、だと思う気がします。あやのちゃんが働いていたお店の名前は「SOMEDAY(いつか)」のハズなのに、あやのちゃんが安永君に送ったメールの中では「SAMEDAY(同じ日)」になっていたのは、あやのちゃんのネタなのかマジボケなのか、どっちだ。そんなどーでもいい事が気になりました。何故か。あと、「リトル・ミス・サンシャイン」はまだ未観の映画なのですが、間違いなく観てみたいですね。

case14「リードできる人材」
能島塾長のコメント「やれたかもエフェクト」が、最高におもしろい。「バタフライ エフェクト」のもじりなんでしょうが、こうしたセリフは、マジで素敵。くう、そうきましたか~!とかね、思っちゃうんですよね。好きだなあ~。

さて、第3巻、楽しみですね。もうね、楽しみ過ぎますね。どんな感じになるんだろうなあ~。ウキウキしながら、発売日を待ちます。待ち遠しいなあ~。

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購入済み

女々しい、でも好き

2019年08月04日

一生に一度あるかないかのワンナイトラブチャンスをたくさん描いています。

どの話を見ても自分が同じ場面に遭遇したときに、同じ行動するんだろうなと思いました。

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Posted by ブクログ 2018年11月25日

"男女の出会いの瞬間と、親密になる瞬間を大事にしている漫画です。
恋に落ちる瞬間はとてもエキサイティングな経験なのだが、残念ながら何度も経験できるものではないから、他人の話を聞いて疑似体験をしたくなる気持ちを鷲掴みにしている漫画だと思いました。"

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