感情タグBEST3
Posted by ブクログ
"読過しタイトルに腑に落ちる"
タイトルで敬遠していた作品です。
一年温存し、友人からオススメされて重い腰をあげ読みました。
命は平等じゃないかもしれない、でも時間は皆平等にあって、それをどう使うかは自分次第でいつ死んでも良いように、同じ人生を繰り返してもいいと思えるように生きようとと思える作品でした。
毎日が選択だらけの人生で、今この瞬間も自分の意思で生きていて、そういうのがすごく素敵だなと思いました。
終盤。主人公の"お門違いですが、もう泣いてもいいですか?"の部分で我慢していた涙がこぼれ落ちました、、、。小説で泣いたのは初めてでした。
人に興味がない主人公がヒロインと過ごしてきた日々を思い出しながら涙を流していた。彼も変わったな、、、と誰やねん目線ですが、、、。
これがデビュー作、、、!?と驚きましたが、高校生の頃から執筆していたのか!?と言う点にも驚きました。
生涯大好きな作品です!
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よく流される~って他力で生きてる感じが強いけど、それも自分で選び取ってるカードなんだってのは新しい視点。
【〜なクラスメイト】くんの「君」に出会ってから人生が彩りを持ってゆく心情が緻密に描かれてて、物語に入り込めた。自分しかない者が誰かを必要とすること、逆に皆の中で作り出されていた物が誰かの存在によって自分を見つけること、人との関わりって愛に満ちたものに触れられる尊いもの。私もその人がいるうちに自分の思いを行動に移せれば、強くなれるんだろうな……
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桜良は幸せな人生を送ることができたのだろ うかと考えてしまう。
最後の主人公の彼女が残りの人生を全うでき るものだと思い込んでいたという所で人生の 終わりは誰にもわからないと実感できた。
この作品が泣ける理由は死ぬのが本当は怖い 女の子がそれでも楽しく元気に残りの人生を 生きようとしている所に見ている側は自分の 生き方と比べ罪悪感を感じ泣けてくるのだと 感じた。
映画を見て泣きました。
同著者の青くて痛くて脆いもオススメです。 感情が震えました。タイトルを見てなるほど な~と深い溜め息。
Posted by ブクログ
当たり前に明日が来ると思って生きていることに気付かされた。
当たり前が当たり前じゃなくなってしまったコロナ禍を経験した私たちに刺さる本だと思う。
Posted by ブクログ
映画を見て知ったのですが、何度読んでも感動します!クラスの人気者だが、周りの人には秘密にしたまま膵臓の病気で長くは生きられない桜良と、人と関わることを避けていた僕、の二人が共に人間として成長していく物語。最後、桜良は通り魔によって亡くなってしまいますが、桜良との思い出は僕の中や、みんなの中で生き続けると思うし、桜良自身も亡くなった後も日々は残り続けると思う。みんなが生きている限り、桜良はみんなの中で生き続ける。最初、題名見たときは怖いなと思いましたけど、ストーリーは怖くなくて良かったです(笑)再読したい。
また、人はいつ死ぬかわからない、明日死んでしまうかもしれないし、明日大切な人たちが自分の側から急にいなくなるかもしれない。いつ何があるか未来は誰にも予測できないからこそ、生きている一瞬一瞬を大切に、大切な人たちと一緒にいれる今を大切に、これからも生きていきたいと思う。加えて、言えるときに自分の思いは伝えておいた方がいいことにもこの作品を通して気づくことができた。この本に出会えて良かった。
Posted by ブクログ
「女子高校生が膵臓の病気」っていうだけでも聞きなれない中で、秘密を知ったことで声をかけられた仲良しくんは強かったんだと思う。仲良しくんはいつも彼女と反対を向いている、見ていると考えていたけど、最後にどういう意味があったのかがわかった。振り回されて、非日常を過ごした仲良しくんが成長?したのも好き。彼女が死んだあと、「共病文庫」に書かれている日記と遺書を読んだ時に涙が出てきた。この本を読んで、人の死はいかに身近にあるのかを感じることができたと思う。
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最初から最後まで最高の物語だった…
主人公と、桜良の掛け合いが絶妙。
読みやすいし理解しやすいし面白くて、泣ける!
フルーチェのくだりが大好き
Posted by ブクログ
別れは突然だ
っていう作品だった
自分も生きててすごくそう感じるようになった。みんなと過ごす一回一回を大事にしたいし楽しみたいしまっすぐ向き合いたい。忙しいからまた後で、なんて言ってるうちにすぐに別れの時がくると思う
Posted by ブクログ
最初こそ少し読みにくい(分かりにくい)部分はあったけど、後半は泣いた。なんなら辛くて3週間ほど読むのを積んでた。それでも泣きながら読み進めると、暖かい春に花が咲いたような気持ちにさせられました。全体で見てもボリュームがある訳ではないので、すぐに読めちゃうとは思いますが、ボリュームに比例しない密な青春がそこにあります。
Posted by ブクログ
地味な男を何故か好きになる可愛い女の子、余命宣告された若者の悲哀、どこかで読んだことあるような安直な話かと思いきや、後半からグッと面白くなりました。
私も君も、もしかしたら明日死ぬかもしれないのにさ。そういう意味では私も君も変わんないよ。1日の価値は全部一緒なんだから。
出張中のホテルで1人で読んで良かった。
久しぶりにこんなに泣きました。
匿名
読んでよかった
いっぱいいっぱい考えさせられて、そんでもって泣ける名作でした
タイトルだけ知ってた頃の自分へ
早く読んでください
それを見て泣けるようになるから
Posted by ブクログ
「君の膵臓をたべたい」これは私が小説好きになったきっかけの一冊。ある日主人公は病院で一冊の文庫本を拾う。それはクラスメイトの山内桜良が綴った「共病文庫」だった。この本の設定はよくあるけれどとても良いセリフがたくさんある。映画も有名だけど私は断然小説は映画にはない面白さがあり、文字としてセリフを読むととでより感情移入ができる。1日があることは当たり前ではない。今日はもう戻ってこない。だから大切にしなければならない。
Posted by ブクログ
1番好きな本だと思います。
今本当に起こっている実話なんじゃないかと
思ってしまうようなリアルさ、
彼女の前向きさ、
その彼女の明るさに隠れた恐怖、
タイトルに隠れた思い、等々
本当に好きです。
清々しくなれます。
いつ思い出してもジーンときます。
(これを書きながらもジーンときています。)
先日久しぶりに読み返したのですが、
やっぱり泣けてしまう。
なんでだろうな。
いのちとは尊いものだなと改めて感じられます。
憧れやなりたい人はいますか?と
いつか聞かれることがあったら私は
山内桜良さんになりたいです
と答えるかもしれません。
1日1日を噛み締めて生きたいと思う1冊です。
追記ですが、
マンガの「半分の月がのぼる空」という作品に若干似てるな〜と思いました。
主人公の人柄
主人公は最後、やるべきではなくて、もって生まれた使命だと確信するまでに成長していた。それは人を信じたりつながりを馬鹿にしてきた主人公にとってはとてもすごい成長だったし。それがとても心温まる方向に進んでいくこのストーリーで泣きそうになりました。人間として今から少しづつ失われて行きそうな感情を綺麗に描いた作品だと思いました。
とてもよかった...!!
映画では知ってたけど内容は全く知らなかったので、読みました。
短い寿命の中誰かと心を通わせて生きる実感を得るさくらちゃんと、長い間心を通わせる事を諦めてきたが彼女と一緒にいることで徐々に人に興味を持ち感情を覚えていく彼のお話
小説を読むのが趣味の彼の語りで物語が進むのでとても読みやすいです。
死ぬ前に色々やりたいことがあるといって彼を食べ放題や旅行につれていったり色々な事をしてたわいもない会話をしながら過ごす2人が甘くて爽やかでワクワクしながら読んでました。
8話笑顔で話すさくらちゃんが途中途中で怒ったり、実は死ぬ恐怖で泣いていたりその弱さを隠す様子が見られる部分に切なさや心苦しさや驚きを感じたり、あれほど人間に興味を持たなかった彼がさくらちゃんと過ごすに連れて、押し倒したり病気を心配してるんだといったり笑ったり感情が見えてくるところが見えて心が温かくなったりしてました。
病気で死ぬんだと思って彼が彼女への気持ちにやっと気づいてこれで2人はどう発展していくんだって時になんで....なんで.....
友達できてよかったな、温かい終わり方でよかったです。
これを読んで、人はいつ死ぬのかわからないから伝えたい事はすぐに言うべきなんだなって改めて痛感したこと、人は心を通わせて生きる実感を得ることを教えられました。
感動した
自分の彼や家族と照らし合わせながら読むと涙が止まらなかった。明日 相手または自分がこの世界にいるかは誰にも分からないだからこそ伝えたいことは今のうちに、しておきたいことは今すぐしようと思いました。
本当に感動した。
友達のいない僕と、友達に恵まれる咲良。
関わるはずのない彼らが友達になったのは、運命でもなんでもない、自分達がそう選んだから。。。
めちゃくちゃ泣けます
読みやすい文章なので、すらすら読めました。
最初の頃の春樹と桜良のやりとりに違和感(非現実感)を感じましたが、読み進むうちにまあこんな子もいるかなと思うように。
でも春樹が共病文庫を読んで、はばかりなく泣く場面は何度読んでも泣けます。
メールの既読かどうかのハラハラ感もすごく印象的でした。
正反対の二人の価値観もすごく伝わってきてよかったです。
ヤバい!
普段本を読まないけど、スゴく面白かった!
主人公のやりとりに笑えたし、超泣けた😭
最後の方は、泣けて泣けてしょうがなかった。
想像できない展開で、先が気になってどんどん読み進みました✨👍
最近よく聞くタイトルだったので
買ってみました。いつもはミステリーが好きで青春なお話は読まないんですが、とても良かったです。スラスラ読めるしじわじわと寂しさもでてきます。
泣いた
読後に爽やかになる話に久しぶりに出会いました。泣けるけど、爽やかな話っていいなぁ。久々に文芸書を読みました。普段は新書かビジネス書ばかり。正直、ヤングアダルト感があり、書店の本には手を出しづらかったのですが、食わず嫌いでした。先入観なく読むことって大切ですね。30代半ばのオヤジですが、心を洗濯されたようでした。
Posted by ブクログ
・僕と桜良の対比が素晴らしかったし、「対岸から互いを見つめ合っていた」という表現がしっくり来た。
・関係が大きく進展し始めるのが中盤以降で、それまでのテンポの悪さは感じたものの、最後の結末を印象付け、読者の共感を生むために必要だったと解釈した。
・思春期、特に不治の病を抱えた桜良とそれに直面している僕の思考や行動は不安定で、「なんでそうなるんだよぉ…」となる時もあるが、それがリアルなのだろう。実際、私自身も若くして余命宣告をされたら合理的な判断などできないと思う。
Posted by ブクログ
お互いを尊重し合う2人の行動、言葉のかけ合い、交差する感情を時に学生のようにワクワクし、時にお節介な大人としてヤキモキしながら読み進めた。最後は分かってはいたけど、やはり感情を揺さぶらることになる。生きていること、人と分かり合えること、そして純粋にこの主人公たちが送る青春って素晴らしい。
見ている側は、これはどう見ても相思相愛なのだけど、ふたりにとってはお互いの立場を分かりすぎていて、恋人でも友達でもない関係性を壊したくないという思いがあり、それをどう打ち破る瞬間が来るのか?来ないのか?という雰囲気で物語は進んで行く。
映画から入ったので、結末の展開はやや意外だった。
Posted by ブクログ
何度も貼られた伏線の回収が皮肉すぎて衝撃だったけど、本当に誰にとっても今日は同じ価値でしかないなと実感させられた。
好きという言葉が出てこないのに、心情行動でお互いが恋をしているんだろうなと思える表現が素敵だった。
君の膵臓を食べたいは言葉の意味のままではなくて、君の爪の垢を煎じて飲みたいを言い換えた言葉だって分かったときはうるっと来たなー。
友達とか家族とか自分に置き換えて考えるとより切なくて、あー十分幸せに生かされてるなって思った。
Posted by ブクログ
タイトルでまずギョッとしたが評判を聞きつけ読んでみた。最後に驚きとショックと、ナルホドなという複雑な気持ちとともに泣きました。
ドンデン返し好きにおすすめ
Posted by ブクログ
【偶然じゃなくて選択と言い切れる人生】
友人もいなく、積極的に人と関わることを避けて過ごしてきた「僕」が、一人のクラスメートの秘密を知ることになる。そこから、「僕」の日常に少しずつ「異常」が入り始めて、「僕」自身も変わっていくことになる…。
秘密を打ち明けることになるクラスメートの山内桜良と「僕」がとても対照的で、そんな二人が混ざり合うようにストーリーが進んでいった。
・・・
僕が自分を俯瞰したり、気づかないうちに変わって行っていた自分に気付いたり、自分との対話みたいなものが丁寧に描かれていて、引込まれた。
まったく違う人同士だという認識のもと、相手の言動が理解できなかったり、ときに反発するようなことは多々ある。その中でも、時間を共にし、交わり合うで、お互いにお互いをすごい人、って言い合える、お互いにお互いから多くを教えてもらっている、って、思える関係が、とても美しかった。相手を知ろうとすること、考えようとすることをやめなかった二人。
「こじつけ」を信念に変える力をお互いに与え合っていたのかもしれない。生きる意味ってそうやって見つけるのかもしれない。
今の自分を、自分が選択した自分と呼ぶ勇気と覚悟を教えられた本だった。
そして、私たちは日々、目の前の人とどうかかわるかの選択をして生きているのだということ。
Posted by ブクログ
高校生の頃に読みたかった作品です。
桜良ちゃんが最期まで病と葛藤し、それを隣で見守る僕──の話かと思いきや、全く違いました。
最期、無情すぎませんか。
「世界は、差別をしない。」…心臓握り潰された感覚です。
桜良ちゃんの、好きになってくれた人にも、嫌いになってくれた人にも、感謝出来る姿は尊敬します。
偶然など無く、自身の環境や人間関係、全てが自分の選んだ事なのだと考えると…。
沢山の方々に感謝したい気持ちが大きいです。
あとは、何故か『自己責任』というワードが咄嗟に出ました…悲しい(笑)
Posted by ブクログ
『君の膵臓をたべたい』
タイトルから中身が気になり読みました。こちらは小説を読んだあと映画も観ました。もうタイトルが全てを物語っていると思います。個人的には同じ内容でも活字で読んだときのほうが気持ちを強く揺さぶられた気がします。読んでよかった。やっぱり小説はいいですね。
映画も観てみようかな
自分の中で引っかかった?ポイントがあって、まず彼女の亡くなり方が意外で驚きました。寿命を全うして欲しかったです。
あとは、なぜ彼女が彼に興味を持ったのかというところがいまいち腑に落ちなかったなーと思いました。
でも、読みやすくてサクサク読めました。面白かったです。
映画の中で彼の呼び方がどうなっているのか気になるので映画を観てみようかなと思っています。
結構泣ける
若い子独特の純粋さに心打たれ、でも人生はこんな事ってあるはず無いと、ちょっと作り物っぽさをも感じながら読みました。
それでも尚、やはり心打たれ、そしてただ悲しいだけで無く、希望がある事にホッとしました。
Posted by ブクログ
クラスメイトの女子が抱える秘密、それは彼女の余命がいくばくもない、という事だった。
面白いし、サクッと読めていいのだけれど、あらすじに書かれた「読後、きっとこのタイトルに涙する。」はさすがに煽りすぎだし、そこは書かずとも伝わったのではないか。
青春小説として綺麗にはまとまっている。
Posted by ブクログ
クラスのカースト上位の桜良が残りの少ない人生を根暗で友達のいない【秘密を知ってるクラスメイト】くんと共に過ごし、最後は「自分で選んで、君に出会った」と言っている。いくらなんでも主人公に都合が良すぎないだろうか?なろう系小説かと思った。あと主人公が斜に構えている感じが私はあまり好きではなかった。
桜良が良い子なだけに最後の桜良の死に方はショック過ぎた。
Posted by ブクログ
有名だし一度は読んどくかと思って借りた。
途中まで全く面白くなかったけど最後でちゃんと泣いた笑
タイトルの意味がわかった時はグッときた。
生きることについて考えさせられた。
明日が必ずくると思っている生活ってなんて傲慢なんだろう
生きるとは、誰かと心を通わせること。
誰も一人では生きられないと改めて気付いた。
Posted by ブクログ
泣いた。
昔の携帯小説や2ちゃんねるの感動スレまとめの様な文章で序盤は少し興醒めしながら読んでいたが、登場人物のキャラクターが分かってきた中盤辺りから文体にも慣れて一気に最後まで読んでしまった。
人はいつか死ぬと分かりきってるのに、生きる事、楽しいも悲しいも全力を出さない小慣れた人生を少し変えて一生懸命になってみるか、と思わされてしまいました。
Posted by ブクログ
すごくおもしろかったんだけど、最後に主人公が泣くシーンで、泣き声の表現がおおおおーんみたいな感じだったことで涙が止まり、にっこりしてしまった。そんなシーンじゃないのに。ごめんなさい。
Posted by ブクログ
初めての恋愛小説だったけど、普通に楽しめたし面白かった。特に終盤のあたりはめちゃめちゃ感動した。あとめちゃめちゃ読みやすい。気軽に読めるから気になってる人にはおすすめ。ただ読みやすいせいかもしれないけど物語がちょっと薄いかなって感じちゃったからもっとストーリーが濃かったらもっと楽しめたかもしれない。